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11/6 ブエノスアイレスの風

2008年11月07日
正塚を味わう
2008年11月6日『ブエノスアイレスの風』@日本青年館 11:00

作・演出・出演者→こちら


正塚晴彦を味わうための、この星組公演と、雪組公演。

マサツカ先生、ホント、好きねーw

でもマサツカが好きなモノは、
私も大抵好きなので、結局は私もいっぱい楽しんでいる。

とりあえず、まず思ったのは、
ニコラス・リカルド・ネロ・エスコバル・リナレス。
えっと、
配合の割合がそれぞれ違うだけで、
彼らを成立させてる成分は全く一緒です!!


そして正塚作品を貫く美学は、
痛くても、苦しくても、悲しくても、それでも生きること。

「生きろ。」

もののけです、正塚作品は。イトイです。
んなこたぁ、どうでもいいですか?

初っ端の音花ゆりちゃんの歌を聞いて、
『ネロの歌だ・・・!!』
と思った私は、いきなり泣き出しました。(笑)
泣き出す自分にビックリするかと思いきや、別に普通だったなぁ。
当たり前のこととして、泣いた自分を受け入れた。

悲しくても生きる。
切なくても生きる。
そうしていたら、いつかきっと君に会える。

正塚先生の描く主人公は、愛を失うことを嘆いて死んじゃったりしない。
愛する人を失っても、大切な仲間を失っても、それでも生きようとする。

私はだから正塚先生の作品が好きなんです。

初っ端にそれを思いっきり実感したから、泣いた。
同じだっていい。素晴らしいことじゃないか。
『ブエノスアイレスの風』も『マリポーサの花』も、私は好きだもん。

ブエノスにあって、マリポサになかったのは、
最後の浄化だと思った。
カタルシスってヤツ?

マリポサのイメージのダンスは、キタロウさんを中心に大好きなんだけど、
ブエノスにはそれを遥かに超える余韻があった。
フィナーレのダンスの美しさっていうのが、
そのまま、生きる強さとか、命の美しさとか、そういう所に結びついていたから。
凄く純粋で尊いものを、私はフィナーレで見た気がするんだ。
宝塚だからこそ、余計に強く感じられる純粋さかもしれないなぁ。
素直にいいな、って思える。

人についてちょいちょい思ったことを・・・
ちえちゃんは、とにかくしなやかなのに、どこか力強い踊りを踊るんだなぁ。
しなやかなのに・・・ってのが、魅力かと。
ニコラスとして、えらい格好良かった。
真風君を蹴っ飛ばし、ボッコボコにした時が一番格好良かったです。
あ、あと踊ってる時と。
「そんな風に女を抱くの?」と言われた後の、
ちょいキレっぷりが、これまた男前。

しみこのリカルド。
髪型万歳。
予想以上ではないんだけど、確実に及第点はあげられる。
って感じの演技。
86期頑張ってます、どの組でも。
いつか来る86期の時代を楽しみに待つのだ。
もちろんしみこも楽しみな人の一人です。

音花ゆりちゃん。
「あーこの子、役者だわ。」
上手いです、歌えます、物語を紡ぐ歌を歌える、演技巧者。
間違いなく、私の好みの娘役さんです。

ベニーは、間違ってない。
まだまだ深さが足りないけど、間違ってない。
気持ちのある正しい演技をしていた所に、期待が持てる。
ここまで出来れば上出来だよ。
何より間違っていないことが嬉しかったし。
あとヒゲが似合うことと。

どいちゃんが、良い感じにすっ呆けてて、これまた上手かった。
あー好きだぞ、どいちゃん。

真風君は声まで水しぇんに似てると噂でしたが、あー確かに!!
やっぱりまだまだだけど、でも間も悪くないと思うし、
これから男役として、伸びる人なんだろうな。
真ん中をぐんぐん進みそうなので、私の好みではないけれど、
でも、どう成長していくのかが凄く楽しみな人。
やっぱり変化していく人を眺めるのは、ワクワクすることだから。

じゅんなは、あまりオペラを使わずに見てたので初めの方はどこに出てるのか、
よく把握できなかった。
オーディエンスが多かったんだね。
で、2幕になって銃の販売人として登場して、
なるほど、こういう使い方するんだ。と。
ドス聞いてたし、普通に良かったと思う。
ちょっと無理して声出してる所もあるのかな?って感じだったけど。
いずれ、どこかでブレイクする役をもらえたらいいな、って思う。

私がパンフなしでわかるあたりだと、あとは、みやるりかな。
素顔写真とか見る限り女の子なのに、舞台だと男前だよねぇ、この子。
デコでかしげさんを思い出す。
声も低めだし、イケメン。

あ、あと千秋ちゃんか。
普通に妹として見てて、途中で「あ、シャルルか」と気づいた。
娘役の顔覚える能力下の下の私としては、凄いことです。
髪型とか服装とか全く違うのに、誰だかわかったから。
シャルルの顔、覚えてて偉いぞ!って自分で自分を褒めたw
某花組の、某ののすみさんのような怪物的な末恐ろしい娘役さんではないけれど、
素直な演技をする。
感覚が素直な人だな、って思った。
素直なのはいいことだ。

わかる範囲だとこのくらいですかね。
とにかくマリポーサの花と被らせまくって、
もの凄く楽しみました『ブエノスアイレスの風』を!
いや別に、マリポサ関係なくても楽しんだと思うけど。
場面転換とか素早いし、セット(特に背景)も綺麗だった。

本当いいものを見た。
楽しかった。
Comment
なつさーん!
ブエノス感想待ってましたー!楽しく読ませていただいたのですが、ひとつ質問!というかリクエスト?←
夢咲ねね嬢は・・・・如何だったのでしょうか><?
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
★おりんさん★
あ~ねね嬢ですか?
そっか~(笑)
これを言っちゃうと、色んな記事に影響が出るんですが、
でも正直にリクエストにお答えします。
気分を害されませんように・・・

えっとねぇ、私は、
気に止まらなかった人、あまり好きではない人やらについては、
ブログ内で話題に出しません。
特別けなさないけど、話題にも出さない。
たまに気になったのに書くのを忘れてた。って場合もありますが、大抵はそう。

正直、ねねちゃんもその例に漏れず。
特別上手いとも思わなかったし、特別下手だとも思わなかった。
タンゴもちえちゃんにくっついて頑張ってて、凄いなぁ~とは思ったけれど、
私の印象には強く残らなかった、と。

贔屓にした人を考えてもらっても、わかると思うんだけど、
なんかちょっとクセがある人が好きなのかもw
もうそれは、男役・娘役関係なく!
脇の芝居巧者、今回だとコロちゃんみたいな。

逆に捉えると、ねねちゃんは濃いクセがない分、
素直で、宝塚の娘役らしくて、そこが良いのかな~って。
みんながみんな色が濃かったら、しつこいしねw

という感じです。
ごめんよーなんか。

★baronさん★
>やっぱり正塚先生が一番本領発揮できるのはバウなのかも

ホント思いましたよ。
この大きさの劇場でなら、ダレない話を作れるのに・・・
やっぱりマリポサは良い所もあるし、好きだけど、
ダメな所もいっぱいあるよなぁ~って。
とりあえず、もっと歌と踊りプリーズ!!って感じです、毎回w

フィナーレのあの感じは、私、初めて味わいました。
なんか、全てを乗り越えちゃった感じ。
正塚先生の作品のプラスの部分の感情だけが、
ぱーって劇場に明るく、優しく広がった気がしました。
そこで、『あぁー良いラストだ~(号泣)』みたいなw
それは作品が持ってる力でもあるし、
タカラジェンヌってちょっと特別な存在が持っている力でもあったのかな、って。

残り1週間・・・ホント寂しいんですよ、今から。どうしたらいいんですかね!?
今日も「14日見ない?」って誘われて、「見ますぅ~」って即答しちゃったし、
ラストスパート、本当にスパートする予定なので、お楽しみあれ!(笑)

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