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10/14 ソロモンの指輪/マリポーサの花

2008年10月14日
もしもサンバ きっとルンバ

2008年10月14日『ソロモンの指輪/マリポーサの花』@東京宝塚劇場

作・演出・出演者→こちら

8月30日→1回目・2回目
8月31日→3回目・4回目
10月10日→5回目
10月12日→6回目


安蘭けい退団にめっちゃ翻弄されつつ、
雪ファン、雪組の感想を書く。

ソロモンはなんだか、宝塚のショーって概念では、捉えにくい。
わかってたことだけど、改めてそう思ったから。

創った人の世界が一つ一つの場面に込められている。
一般にイメージされる宝塚のショーよりも、
「絵」とかそういうモノを見る方が感覚が近いような。
実際表現しているのは生きた人間だけど、
でもその人たちを、宝塚っていう世界の中で動かすことによって、
新たに生まれるのは、荻田浩一の世界だから。

場面から、想いをパッと読み取る、受け取る、感じる。

あぁそうだ。
だから例えば『ミロワール』とか、『エンター・ザ・レビュー』は、
もの凄く上手いデッサンみたいなもんなんじゃないだろうか。
魅せ方が上手いし、その上手さを楽しみもするけど、
でも、例えば、ミロワールのハートダンスの場面で、作者の想いを強く感じることはない。
「楽しんで欲しい。」っていう気持ちはあるかもしれない。
それも、ファンとしては凄く嬉しい。
だけど「楽しんで欲しい。」ってだけで表現をしている、
第一線の劇作家っていない気がする。

野田秀樹にしても、蜷川幸雄にしても、
彼ら自身が魂を作品にぶつけて、
表現しようとしているのが伝わるから惹かれるんであって、
作品一つ一つに個性が出る。

荻田浩一もこっち側の人なんだ。
今まで、タカラヅカっていう世界で、自分を表現してきた人。
場面に想いが込められているのを感じるから、
『ソロモンの指輪』に惹かれる。
しかもそれが、複雑だから、なお。
早く実況が欲しいよー

マリポーサは、フェルッティが出てくると、フェルッティしか見ておりません。
DVDに残らない彼の姿は、今見ておかなくちゃ!
っていう気持ちが強いから。

ネロコバルが銀橋で、「元凶はサルディバル♪」って歌いだす前も、
ずーっと、ソファーの座って、でーんとしてるフェルッティを見てます。
結構、ハマコに対しても偉そうなフェルッティさんですよ。
あと今日は、手を回してウェイターを呼んでたのに、気づいてもらえなかったな。
シャンパンのおかわり欲しそうだったのに。

サルディバルと、あとは周りのお客さん達と、
偉そうに談笑してる、ってのが彼の基本姿勢です。

で、ミゲルがサルディバルに発砲。
やはり一瞬驚いた様子を見せるものの、
マフィアなんで、銃撃とかには慣れてるんだろう。
「ここは一端、去るか・・・」といった感じで、
軽くニヒルな笑いを浮かべながら、上手袖にはけます。
が!ここで注目!
上手から丁度となみが出てくるんですよ。すれ違うの、となみセリアと。
「いい女だなー」と言わんばかりにジロジロ見るんだわ、フェルッティ。
「ひゅぅ!」とか言ってるぞ、たぶん、あれw

フェルッティがイマイチ、凄味のあるキャラになりきれないのは、
緒月の演じ方のせいだと思っていたけど、
そもそも脚本の時点で、娘にでれでれ設定なんだから、弱くて当然だよね。

なんだ、オヅキだけのせいじゃないじゃん。
正塚センセの描き方も、甘いんじゃん。

って、今日思った。
どうせ簡単に負けてしまうキャラなんだから、
ひたすら憎めない悪役キャラを突っ走るのもありかもしれない。
芸の幅が狭まってしまいそうなのも、怖いけど、
でもあの人の善さが、オヅキの魅力でもあると思うから・・・
銀薔薇は、普通に悪役に見えてたもんな。
大丈夫、きっと、徹底的に悪い奴もできる人だ。

最初と最後のイメージの男もオヅキしか見てません。
今日、初めて髪型が違ったな。
えっと最初のイメージのダンスの時、若干サラリーマンみたなオールバックだった。
いつもは、左の前髪をふわっと流してると思うんだけど。
最後のイメージの男は、この髪型だった。

1度、1階の上手で見た時、
このイメージのダンスで、
上手いことテルキタがオペラの中に納まったんだよなぁ。
素晴らしいアングルで二人一緒に見ることができて、あれは楽しかった。

さるぐつわされてる場面では、
ネロの話を聞いて「あり得ね~」と仰け反った時の、
あごのラインが好きですわ。セクシー♪(笑)
あと、ロジャーにFBI紹介しろ!って迫るとき、あれ椅子動かし過ぎw
縛られてるのに、椅子動かしてまで、懇願するフェルッティの必死さが好きだ。

結局何やってても、好きだ。
ワタシ、アホだ。

あとは芝居で、ちょっと気になることを。

まず、オープニングの影ソロはキムだよね?
「また生き残った・・・」うんぬんの時の歌声は。

マヤさんと水先輩の絡み、2箇所。
ここはマヤさんが、毎回、間を変えてくるので、
それに対応する水しぇんが、見どころかと。

事業の相談の時の、
「よし、やろう」までの間がまず1つ。
案外簡単にやろう!って言ってくれちゃうもんで、ネロさんづっこけます。
彼の中で、もう一つイスマヨールを押す言葉を探していて、
それを言ってみようとした瞬間に「やろう!」って言われちゃうからw
マヤさんと二人して、間を探りあってる感が良い。

もう1つが、カフェの場面の後、一端取引を中止する話をしている時の、
「安全第一。(ぐっ!)」「・・・えぇ。(ぐっ)」。
イスマヨールが握り拳を作る熱さに押され、思わずネロも手を握ってしまう。
だけど、その動作にちょっと戸惑ってる感があって、可愛い。

あとあと、アリシアいづるんが、エスコバルにモーションかけた後、
去り際につまづくのは、
あれ、毎回やってることなんだ~!
つくづく上手いな、いづるん。
でも、本当にこけないように気をつけて欲しい。
エスコバルが、新聞を上に上げる仕草も注目あれ。

・・・と、まぁ、こんなところで、
無理矢理終わる。
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★はなさん★
初めまして!
コメント返信、もう本当に遅くなってしまい申し訳ありません。

水夏希・・・あのスーツでの後姿は、本当に格好良いですよね。
今5組トップの中で、あの後姿を出せるのは水さんだけじゃないかと思います。

DVDは私も早々と予約済み!
短いながらショーを見るのが楽しみなんですよ~!
公演が終わっちゃうと、もう見れるのはDVDだけになってしまうのが、
今から寂しいんですけどね。

贔屓は緒月遠麻ですが、でもでも水さんも大好きです。
また是非覗いてやってください。
コメントありがとうございました!

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