観てくる。
松尾スズキの『弱い僕』。
あぁ、やっぱり『女教師は二度抱かれた』見ておけば良かったよ。
チケットは先に取らないと、なかなか咄嗟には動けないものだわ。
松尾スズキ独特の弱さが鈍く光る連載。
って感じです。なんとなーくね。
今日の対談で、松尾ちゃん、温泉話をしているけれど、
もしかしたら、彼にとって「朝ご飯いらないです。」とか「起こさないでください。」とか、
旅館の人と、そういうコミュニケーションを取ることも、一つ面倒なんじゃないかな。
いや、なんとなーくね。
『女教師は二度抱かれた』は見ておけば良かった。舞台。
最近、見ておいて良かった。という舞台が一つ増えてしまった。
『白野』。
今、感想を読み返してみても、
あまり深く感動してないのは、わかるけれど、
でも「見ておいて良かったなぁ。観るってこういうことなのかもなぁ。」と、
なんとなく、寂しい気持ちになった自分を感じて思う。
同じ空間で同じ空気を共有した人。
向こう側(舞台上)の人は、私を個人として認識していなくてもね。
同じ空間なんて言ったら、教室の中とか、どこかお店の中とか、
そんなんも、言葉の上では、同じ空間で同じ空気を共有していることになるけど、
その意味がもっと濃くて、深くなるのが、「劇場」って空間なんだと思う。
少なくても私にとってはそうなんじゃないかな。
だからなんだか、TVで流れる訃報を聞くと、
いつもより近いような気がしてしまう。
だから、寂しい。
未だに深浦さんも悲しい。
彼女が舞台に立つ姿も見てみたかった。
じゃ、初日観てくる。