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9/11 グレート・ギャツビー

2008年09月12日
白スーツは反則でしょ!

2008年9月11日『グレート・ギャツビー』@日生劇場

作・演出・出演者→こちら


答えはまだ出ないんだけど、
瀬奈じゅんを見ていると、どうしても分析してしまう。
私にとって、瀬奈じゅんってどんな存在なんだ?って。

タカラジェンヌはみんな好き。
なんだか、頑張ってる人たちだと思うし、宝塚全体に愛着を持っているので、
タカラジェンヌってだけで、好きだな。って気持ちを持つ。

だけど、私の中で、そこからただ一人はみ出る人が、瀬奈じゅんなのだ。

好き?と聞かれても、「わからない。」と答える。
嫌い?と聞かれても、「わからない。」と答える。
いや、だって本当にわかんないんだもん。

だから、『なんなんだ!?』と思って、あさこさんを分析しようする。

ギャツビーを見ても、やっぱりわからないままだ。
そもそも私は90年代の月組を好きになるところから、宝塚に足を踏み入れた。
今は、現役の贔屓も出来て、雪組にデレデレだけど、
それまでは月組に相当な思い入れを持っていて、
その私の理想とした月組と、
現在の月組とに繋がりを感じられない事が残念で仕方なかった。

10年経てば、組カラーだってなんだって、
変化して当然なのに、私は自分の勝手な思い入れのせいで、
勝手に今現在の月組を受け入れることを拒否していた。
その頂点にはあさこさんがいた。

組カラーの違いを確かに感じているのに、
大空祐飛とかがいて、微妙に繋がっていたから(私は久世ファンだから)、
スパッと割り切ることがず、余計に思いが複雑になっていたのかも。

贔屓が雪組にできたこと。
ゆーひ君が花組に異動したこと。

主にこの2つで、現月組に抱いていた、勝手な不満は、
ほぼ消えるんじゃないかな?って思っていたけれど、
ミーマイ見てもモヤモヤしたまま、
今日ギャツビー見ても、なんだか良くわからない。
原因は瀬奈じゅんなんだ。

今日、瀬奈じゅんを見て強く感じたのは孤独だ。
なんだか誰にも頼らずに舞台に立っているような・・・
ギャツビーって役自体もそういう孤独を背負うような役だけど、
でも、それだけじゃない気がする。

どこ見てた?

ポケットに両手を入れて、ちょっと左足に重心をかけ、
力まず、そこに立つ。表情、手や足、顔の角度、見せるライン。
どこにも隙がない。
その目線の先。その完璧な男役としての型の先でどこを見てた?この人。
なんだかとても寂しそうでもあったし、
でもその寂しさを自分から求めているようにも見える。

たぶん、私にはその在り方がよくわからない。
隙がない。っていうのが、少し怖い。
完璧すぎる。

ギャツビーが海辺で佇む場面とか特に。
あの人が実際にこの世に生きている気がしない。
すっごく綺麗なポストカードの一場面、というか、
そこだけ切り取られて綺麗なまま止まっているみたい。
不思議。

階段を降りるときの足の運び方とかも、凄いんですよ、瀬奈さん。
膝から下の動きとかも格好良い。
あまりにも一つ一つの動作が格好良いから、
逆に私は不自然さを抱くのかもしれない。
動作だけじゃない、歌も演技も、隙なく作りこまれている、完璧に。

2幕冒頭、ソルさんの芝居を見たとき、それを強く感じた。
ソルさんの男役には、リアリティがある。生々しかった。
あさこさんの男役には、リアリティはない。
でも、その代わりに綺麗で格好良い夢が見れるのかな。

まだまだ瀬奈じゅんを見るたびに、色々考えてしまうと思う。

話は、人生と人生の交差、渦、その渦に飲み込まれる男の話。
って感じで、そこそこ面白かった。
もっともっとドラマチックにもできそうな気がしたけど。
時代、関わる人・・・色んな糸が絡まっていく様子を見つめる作品。

全組まんべんなく見たいし、リュウ様、一色氏も出るし・・・
そんな感じで観劇決定。あいあいもジャッキーで株上昇中。

いや~組長とガチャが並んでのダンスシーンがあるとか、ドキっとしちゃったよ。
二人とも大活躍じゃん。
ってか、あんなに格好良い組長が居て良いの!?!?

長い白のストール首からヒラヒラさせて、踊る組長から目が離せない。
こんな構図、他の組では考えられない!!
ハッチさん、ナガさん、じゅんこさん、すっしーだよ!?
ナガさん以外だったら、場合によっちゃ~いけるかもしれないけど、
あそこまでマフィアボスがさまになって、センターでダンスシーン一場面もらえる組長は、
月組の越乃リュウだけでしょう。
リアリティを求めるなら、花組・夏美ようも大アリだけど。
格好良かったー格好良かったー
フェルッティってこんな感じかもー

一色さんは、最近毎回月組見るたびに探して、気にしてしまう好きな人。
今回、期待通りですよ。
一体何役やってるんだよ、この人は。
まずはデイジーの父親?
その後マフィアのチンピラでイッちゃった人をギラっと演じてたかと思ったら、
ゴルフコンペで眼鏡かけて、すっとぼけた味を出してらして、
んで、次は良く見たらトレンチコート着て、警官?演じてた。
そしてまた父親に戻って~・・・みたいなことしてましたよね?
ちゃんとキャラ違ってるから。上手いんだよ、一色瑠加。
だから、面白い。

驚いたのが華央あみりかな。
こんなおっさんが育っていたのか、月組で。
驚いたよ、ビックリ仰天だよ。
リアル三十代後半男子。
一人だけソルさんとの絡みが、ぎりぎりバランス取れるかな?っていう。
良いおっさんだー。
美しいおっさんもできたら、更に戦力になるなーあちょう。
あみりなんて、名前は凄く可愛らしい響きをしているのに、リアル男子。

もりえはこういう嫌な役もそつなくこなすね。
自分の元から離れてみて、初めて妻に固執し独占欲をみせる。
いやらしい独占欲をほのかに感じさせつつ(もっと強く出ても良いのかも?だけど)、
でも上流階級で育ってきた品の良さもあるし。
もりえ=浮気ってイコールで結べなさそうで、案外結べた。

その浮気相手の、憧花ゆりのちゃん(だよね?)上手いわー。
ダル湖でも良かった記憶が。
化粧もばっちり美からははずしていて、はすっぱな感じを。
悲劇の引き金を引く女。

その夫のソルーナさん。
あぁ、貴重だ。なんて貴重な人なの。
立っているだけなのに伝わってくる憎しみ、狂気。
2幕始まって、しばらく瀬奈さん出てこないもんだから、
新しい芝居始まっちゃったんじゃないかと思ったw
なんだか、あまりにもテイストが違ったもんだから。

ソルーナさんたち夫婦にもドラマがあって、
ギャツビーとデイジーの間にもドラマがある。
至る所にドラマがあって、そのドラマ一つ一つが歯車になって回り始める。
淡くて純粋な恋が、悲劇に向って進んでいく。

その悲劇を一身に背負う、瀬奈じゅんの後姿に、
色んな事を感じた『グレート・ギャツビー』でした。
Comment
実際のところ、私だってよく分かってないからね。笑

何で好きなんだろ?って思った時に、いろいろ言葉としては浮かぶけど、そのどれもが的確じゃないような気もする。

隙がないから、放っておけないというか。
そこから垣間見える、弱さとか脆さとかが人一倍強い気がしてさ。

結論として、あー私は、理屈抜きに【瀬奈じゅん】が好きなんだな。
と、思ったりする。笑
★ピース★
実際、こういう瀬奈じゅんを見て、私は泣いちゃったんだけどね。
なんか、寂しくて。
なんでこんなに格好良いのに、こんなに痛々しいんだ?みたいなさ。
それが、ピースのいう弱さとか脆さのせいなのかもねぇ。

結構、そういうシーンの時、私の席のほう向いてることが多くてね。
余計に、じーっと分析してしまったというか、なんというか。
ピースが見たい瀬奈じゅんなんじゃないかなーギャツビーって。
はじめまして!
私も9日に観劇をしてきたところで...........
この記事にひっぱられて、初めてやって参りました

現月組に対する思いや
あさこちゃんに対する思い........
(この上についてるコメントも含め)
私自身も思いが重なる部分もあり
とても面白く興味深く読みました

また、過去記事なども読みに
おじゃまさせていただきたいと思います
★gabrieさん★
初めまして!コメントありがとうございます。

私自身、この記事にも書いた通り、
月組に対する気持ちっていうのが、本当に複雑で・・・
昔の月組が好きすぎたんだろうな、と思うんですが、
上手いこと割り切れなくて、ヅカファンになってからずーっと苦しんでますw

もし何かまた気になる記事などなどありましたら、
コメントいただけたら、嬉しいです。
どんな昔の記事にコメントいただいても、すぐわかるので、もう遠慮なく!
色々、意見・感想聞かせていただけたら・・・♪
またよろしくどうぞ~!

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