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8/30・31 ソロモンの指輪/マリポーサの花

2008年09月01日
もしもサンバ きっとルンバ

2008年8月30・31日『ソロモンの指輪/マリポーサの花』@宝塚大劇場

作・演出・出演→こちら


遠征から、1時間ぐらい前(12時過ぎ)に帰って来たので、早速・・・
って、元気だね、私。
PCの前、座ったら書ける気がしてきて。

先に、『マリポーサの花』から。

1回目に見たときの、あの感じはもうこれから先、訪れないと思うけれど、
初めて見たとき湧き上がってきた感情。
もう、それだけで、本当に満足かもしれない。
かけがえのない初見だったかも。

どこでスイッチが入ってしまったのか、わからないけれど、
とにかく途中からスコンと入ってしまった瞬間があって、
そこからは、訳もわからずほぼ泣き通しw
泣きポイント(駄々っ子ネロ前後)から相当ズレた所で、
テンション上がりまくってしまい、涙腺に影響が・・・

宝塚で見る、背中に意識のある芝居っていいなぁ。

最初にグッと来たのは、ミゲルがリナレスの紹介だと言うことを、隠した時かも。
ネロの正面にはサルディバルの護衛官。
後ろには、リナレスの姉であるセリアがいた。
セリアの為だけに、事実を隠した訳ではない。
行っている事業のこと、クラブのこと、一瞬で色んな事を考えて、
その上で、ミゲルを雇った理由を偽った。

ネロは目の前の物だけを見ているんじゃない。
もっともっと自分の後ろを、周りの全てを見て、それで生きてる。
そういう意識がある男だって事が、フッとそこで伝わってきて、
それがもう、たまらなかった。

水夏希のネロ、
本っっっっ当に格好良いですよ??


私は久世星佳の男役が好きだった。
んや、だったじゃない、今も好き。
正塚先生の『バロンの末裔』が私をヅカファンにしたキッカケで、
だから、正塚晴彦も好き。

『バロンの末裔』より、もっともっと重い話だし、暗いんだけど、
でも、『マリポーサの花』から確かに同じ空気を感じた。
私はずっと、その空気を味合わせてくれる作品を、そして生徒を求めていたらしい。

水夏希のネロ、常にその隣にいた、彩吹真央のエスコバルを見たとき、
やっと、会えた。
と、感じたようだ、どうやら。

出会えれば、どの組のどの生徒でも良かったんだと思う。
正直言って。
ガッツリ正塚芝居をやってくれて、その芝居をキチンと表現してくれれば、
どの組の誰を見ても、私は、嬉しくて泣いた。

でも、初めてそれを見せてくれたのが、水夏希と彩吹真央だった。
雪組の大劇場公演だった。
これが今の私にとって、どれだけ嬉しいか。

ミズのネロは、久世さんとは全く違うけど、
でも同じラインに立つ、背中を私に見せてくれたんだ。
他でもない、水夏希が、見せてくれたって所が、もう、私には・・・
『やっぱり、ミズが見せてくれた・・・』
って、泣けちゃう。
ありがとう、本当にありがとう、水しぇん。
正塚先生も、本当にありがとう。

でも、正塚センセ、

あーあーやっちゃったなぁ~w

です、『マリポーサの花』。
これ、DVDとかで編集された映像で見ても面白いかもね。
余った空間のだだっ広さを感じなくてすむから。
面白いのに、劇場サイズに全く合っていなくて「あーあー」なところが、
これまた正塚先生っぽい作品。
正塚晴彦、どこまでも正塚晴彦。

やりたかったこと、この作品でだいぶ叶えることが出来たんじゃないだろうか。

その思いっきりっぷりが、もう清々しいぐらいの勢い。
「宝塚だろうがなんだろうが関係ねぇ、
 水の雪組なら、今、これができる!!」

っていう、突っ走った正塚先生の思いも作品から感じられて、それがまた嬉しかったな。
上の顔を伺いつつ、でもたまにこうやって、爆発すれば良いよ、正塚先生。
上は上でもう少し、適性ってものを考えて、
バウとかDCで爆発許可を出してください。
そうすれば、高確率で名作誕生だから。
見た人みんな言ってるじゃん。
もっと小さい劇場で、もっと濃密な空間で、この作品が見たかった。ってw

『バロンの末裔』もそうだったけど、
自らが生まれた土地を思う心だったり、
その事で生まれる周りの人々との連帯感だったり。
それが正塚先生「らしい」雰囲気を生んでるというか、
地に足の着いた、理屈ではない強い思いに繋がっていて、魅力だよなぁ。

そうそうバロンで言うならシナちゃんの役は、まさに那津乃咲!
コマの役は、汐風幸です!
そんなところも、またうれし。
シナちゃんのシーナなんて、喋り方も、まさに、だよなぁw

とにかく好きすぎで、大号泣したんですよ、『マリポーサの花』。

まぁ、初見以降でこの大号泣した時と同じ感情を保つのは、
極めて難しい作品ではありますが、 
でも必ず大好きな作品の一つになります。

・・・って、ほらね、こうやって書くとオヅキの話出てこないじゃんね。
そのくらい、作品そのものに惹かれたってことだ、これは。
でもそんなの、つまんないですから!
私、オヅキファン。
ってことで、フェルッティ語り!

まず、改めて「私、緒月遠麻さん好きなんじゃん!」な1シーン。
もう冒頭ですね。
役とか関係なくイメージとして男役×娘役が茶系衣装で踊ってます。
オヅキが踊ってるのは、下手。
ちなみに私の1回目の席は、上手の一番端で、まさに対角。
この場面、なぜか「オヅキは出てないだろう。」と思っていて、
ミズを見たり、キム見たりで、流して見てたら、
下手に好みのシルエット発見。

誰だろ?
・・・ってフツーに、オヅキじゃん。

「どんだけだよ、じぶん・・・」って思いまして、
最初から嬉しいやら、恥ずかしいやら。

次はサルディバルとクラブに、白いスーツ着て現われます。
乾杯って、グラスをコツンとする仕草やら、
そもそものガタイの良さやら、手をポケットに入れる仕草やら、いちいちツボ。
「あー男役のファンやってるわ~」って感じ、まさに。楽しい。
髪型もよし。
オールバックが似合う、頭の形って、本当に武器だよね、男役の。
幾度となく言ってる気がするけれど、
やっぱり今回も言っておくと、オールバックに前髪パラリがたまらなく好きです。
そこもはずさないんだよなぁ、オヅキのフェルッティ。

続いて、マフィアっぽい、ストライプの入った真っ白なスーツで登場。
水夏希を脅します。
ただ、見た目では脅せるのに、キャラで脅せてない・・・
っていうのが、これからの緒月遠麻にとって幸か不幸か。
両方こなせるっていうのが、もちろんベストなんだけど、
正塚先生の指導の下、こうなってしまうっていうのは、もうどうしようもないのかな?
どう指導したんだ、正塚センセは。

フェルッティが本当に凄みの効いたマフィアであったら、
その男すら超えていくネロとエスコバルのコンビが、更に格好良く見えるはずなんだ。
でも、フェルッティちっちゃいの。身体はおっきいのに、ちっちゃいの。
ネロたちにとって、超えられない壁ではなく、超えて当然の壁。
しかも面白い壁になっていて、どうなの?
面白いオヅキ大好きだけど、でもどうなの?

30、31日と見て、31日の方が凄みが増したかな?
って気がほんの少ししたんだけど、
でも、急激には変わらないだろうなぁ。
またそういう指示も演出家から受けていないだろう。

基本的に良い声質してると思うんだけどな、ところどころで高くなるのも、原因?

もっと強い凄みも出せる、二枚目半に。
徹底的に悪になれる、二枚目半に。
なんなら、二枚目でも良いから。

二枚目半のオヅキが大好きで、
だけど、二枚目のオヅキにも惹かれる・・・
どっちも!っていうのは、贅沢なんですかねぇ。
舞台って、本当に素が出るよなぁ。

最後はさるぐつわされてのご登場です。
テルキタ好きなら、誰もが必見ポイントに指定するのが、
さるぐつわをわざわざ外して喚かせておきながら、
「黙れ、うるさい。」って、無表情の中にそんな言葉を漂わせて、
もう一度、騒ぐフェルッティに、さるぐつわかます、ロジャーですよね。
何あれ。(笑)

で、あとは、エピローグとしてのイメージの男のダンスと、フィナーレかな。
4回目見たとき、やらかしたかもしれない、私。
シルバーキラッキラな水しぇんが、
振り向きざまにもの凄い視線を飛ばしてくれる振りがあるんですが、
ちょうど、私が座ってる席辺りに、目線だったかも?
オペラでオヅキを見てて、オペラはずした瞬間に、先輩の目線が辺り一体に飛んできて、
なのに、一瞬の事過ぎて、それをキャッチしそこねた。
「ここ!ってお客さんを見たときに、お客さんが他を向いてると悲しい。」
とかなんとか、言ってた先輩の目線なのに。

つーか、先輩がどうこうより、
私が水夏希の目線をもらい損ねたのが悔しいっての!
千載一遇の、テンションUPポイントを逃してしまった悔しさが残る。
ただ、オヅキは格好良かったけど。

パレードは浮気して、花道にいる、れのをチラっと凝視したら、
あれは完璧、ニコっとしてくれた!ありがとう、れの!
こういう傍から見れば勘違いな、イタイ思い込みが、楽しすぎるぞ宝塚!

最後にもう一度パレードのオヅキ氏に触れると、
私は、あの人が、本舞台に戻ってくる人を迎える時の笑顔が凄く好き。
ファンだからなのかなぁ。
ほかのみんなももちろん笑ってるけど、オヅキだけは見ると心からほっこりしてしまう。
あーあ~ファンだなぁ。

長すぎるので、ソロモンやら、お茶会レポは後日。
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