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8/5 フラガール

2008年08月05日
姐さんもフラすれば良かったのに

2008年8月5日『フラガール』@赤坂ACTシアター

脚本:羽原大介(映画「フラガール」)
演出:山田和也
出演: 福田沙紀/片瀬那奈/阿部力/根本はるみ/今井りか/風間水希
    福本伸一/華城季帆/田山涼成/久世星佳
 

終盤で、イライラして仕方なくなったのは、私だけ?

これは先に言っておくけど、福田沙紀ちゃんは頑張ってた。
初々しくて、上手いこと田舎っぺな感じも出てて、この舞台の中では好演。
イライラしたのは福田沙紀ちゃんに対してじゃない、
彼女が演じる紀美子って役に対して。

あれじゃ、ただの問題児じゃん。

まどかに歯向かうところからして、いまいちその明確な理由が見えてこなくて、
まどかがいなくなったらなったらで、「もう自分達で出来る」とか言って、
調子乗ってるみたいに見えたのに、更に本番前に失踪。
しかも、その理由が「怖いから」。

正論と正論が、思いと思いがぶつかり合って、反発し合い、
そこからお互いを理解し、一人だけでは辿り着けなかった、
新たな道を歩き出す話じゃなかったよね?
正論ではなく、あれは単なるわがままじゃ?
親友との約束なんておかまいなしじゃん。
紀美子に感情移入して見たいのに、あの紀美子には感情移入できない。

感動のフラダンスシーンではなく、
もう私は、
「早く出て来いよっ!!」
って気持ちでいっぱいで、苛立ちが先立った。

全く違う話だけど、阿部君がいきなりまどかの家に入ってきちゃうのは、
あれ気持ちが悪い。
「怪物じゃないんだから!」とか反論してたけど、
ノックもなしに勝手に人の家入ってきたら、怪物も同じだよ。
むしろノックをして入ってくる怪物の方が常識的。

何が悪いのか、脚本かなぁ・・・
ってか、おそらく演出の山田さんは、
脚本通りの演出はできるけど、脚本以上のプラスαを期待できる人ではない気がするのね。
脚本の良さも、悪さも、まんま舞台に出る。
プラスにもならないし、マイナスにもなり過ぎない。
良く言えば安定している演出家。
悪く言えば面白味のない演出家。
これが私の正直な印象。

舞台から繋がりが感じられなかった。
『フラガール』をやる上で必要な場面、あと良い場面をツギハギして出来た本って感じ。
ツギハギされた部分を演出で滑らかにもできないし、
補うだけの力を持った役者さんも残念ながらいない。
だから、プツン、プツンと切れた舞台になる。
ハイライトがナレーションで繋がっているみたいな。
それなりに見せるモノにはなるけど、それは物語ではない。

実際、生で見た片瀬那奈。
驚異的なスタイルの良さ。
真面目に脅威。
ヒールのない靴で、あれって半端ないです。
片瀬さんが演じたまどかって役も、プツンプツン脚本の影響を受けて、
感情の繋がりがイマイチ感じられない役になっていた。残念。
でも、片瀬さん自身は熱演。私の中で好感度もUP。
役柄のせいもあるかもしれないけど、さばさばっとした印象を受ける。
気持ちの良い感じ~。

田山さんは、演技がしつこいなぁー(笑)
キャラが確立されてるってのは、強い!
しつこかったけど、田山さんが居てくれて安心できる部分もいっぱいあった。

で、久世さん。
私、やっぱりこの人が好きで好きでたまらないんだけど、
この役はどーなんですかー?
私はどちらかと言うとダメじゃないかと・・・w
それで、ふと気づいたというか、やっと気づいたというか、あれなんですが、
久世さんって、使い易そうに見えて、実は結構使いにくい女優さんじゃ?

この使い易そうに見えるところが問題じゃないかと。

ピッタリなハマり役じゃないと、
割と奇妙な感じでいつもはずれてる気がします、久世さん。
微妙に浮く。微妙に。

顔が地味だから、田舎の炭鉱の女っていけそうな感じするでしょ。
でもダメなのね。
顔の地味さに惑わされちゃいけない、久世姐、持ち味どちらかというと都会的
天海時代の月組で、違和感なく2番手だったんだから。
あとは母親でもない。
私はね、地味なのに・・・地味って言うな、
渋いのに都会的な久世さんの芸風が大好きで。

宝塚時代の印象が未だに強くて、
演技派なイメージも根強く残っているけれど、
そこまでの演技派ではないよな、久世姐って。
もちろん下手ではない、上手い部類に十分入る人。

つくづく思うけれど、ヅカ時代、役に恵まれすぎなんだ、久世さんは。
こんなに良い役しかやってない路線なタカラジェンヌって私は他に知らないもん。
ファンとしては、とてもとても幸せなことです。
だけど、あて書きじゃないもんね、外の舞台は。

炭鉱夫の中に姐さんが混じっててさ、
一瞬どこにいるのか、わからなくなる時が多々あったw
声聞いて、「あ、男じゃなくて、姐さんだった。」って気づくアタシ←失礼。

さすが久世星佳。

よくやる腰に手を当てる姿も見れたし、
やたら男前に見えるカーテンコールの去り行く後姿も見れたし、
何より、笑顔の姐さん見れたし、それだけでも満足しちゃうんだけどねー。
姐さんが楽しそうにしてくれてれば、私も嬉しい。
だってファンなんだもん。
欲を言えば、フラを踊る姿が見てみたかった。
案外いけたのでは??

ま、とりあえずこんなところで。
Comment
フラガール、マチネでしたか?
私はマチネに2階のてっぺんで観てましたー。
久世姐の考察、さすがです!(笑)
★さおりちゃん★
マチネだった~!
なんだいたのか。(笑)

2階のてっぺんからでも気にならなかったかなぁ。
一幕で腹立つぐらい携帯開け閉めしてる人がいたんだけど、私、その人の隣で。

当日券、あの雨の中、一番に並んで、結構良いところに座れちゃってね!
でも良いんだか、悪いんだか。トホホですよ。
正直そのせいでイライラしてたのも…w
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★かおりさん★
お久しぶりでーす♪
もう『フラガール』は記憶の彼方に飛びかけておりましたがw、
かおりさんのコメント読み返して、思い出してみて、共感、共感でした。
・・・母より父。(笑)
いや、その男前な女っぷりが好きなんですけど、服装がね、またあれでしたよね。
声も低いし、背も高いし。(←でもそこが好きw)

カテコでは本当にニコニッコしてましたね!
もうそれだけで満足してしまう、アホなファンがここに一人・・・
「あ、姐さんが楽しんで舞台に入れたなら、それでいい。」みたいな。
どれだけ健気なんでしょう、私たちファンはww

博多ミーマイご覧になったんですね~!
ちょっと興味はあったものの、ちょっとの興味で行ける距離でもないので、見送りました。
きりやんは、宝塚見始めた時、その舞台人としてのクオリティの高さに惹かれていたんですが、
最近は、イマイチ魅力を感じなくなりました。
なんだか技術が先走ってるように思えるからなのかなぁ・・・
きりやんと同じように舞台人としての力量に魅力を感じている、
安蘭けいは、相変わらず好きなんですよ。
クオリティ高いうえに、気持ちもバンバン伝わってきて。
やっぱり、その違いかな、と思います。

下手でも、気持ちが全面に伝わってくる演技だったら、
きっと、その方が、私にとっては魅力的なんだろうな、と。

感想だけはネット上で読んでいましたが、京マリアはマリアの新境地開拓だったとか!?
京さんの個性が生きたマリアだったんだろうなぁ~
春風、邦、出雲ときて京さんだったら、京さんが一番柔らかいイメージ。

園加が健闘していたっていうのが、私も意外です。(失礼)
ジョン卿がいけるとなると、演技もOK、ダンスはバリバリ!
男役として美形な、得がたい別格になってくれそうですねぇ!
そうなってくると、ますます良い感じじゃないですか、園加!(←園加スキ)

みりおの手堅い上手さも、魅力的ですよね。
確実に階段を昇ってくれる安心感があります。
今回のミーマイは本当に大変だっただろうなぁ
ジャッキーやって、新公でビル。更に、博多でジェラルド。
えらいこっちゃですよw
朝海ひかるより陽性で、
でも同じように中性的な美貌も生かせる男役に育って欲しいもんです。
まさおのジャッキーも見てみたかったなぁ。
マギーは力を抑えることを覚えて欲しいですよね。
『大坂侍』の時も、やりすぎ感、感じました。

久世氏、『幕末純情伝』観劇されたんですか!
わーい、嬉しい情報ありがとうございます。
久世さんの観劇情報って、なかなか聞かないんですよね。
『銀ちゃんの恋』観劇は、かたいでしょう!
もう、ゆーひが押して、押して・・・「わかったよー」みたいな。(笑)
居合わせたいなぁ、久世さんが観劇する日にw

あ、あと天海氏の情報もらしくて笑いました。
変なところに命かけてますよね、天海祐希。そこがらしいw

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