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2/21 君を愛してる/ミロワール

2008年02月22日
mirowa-ru

2008年2月21日『君を愛してる/ミロワール』@東京宝塚劇場

作・演出・出演者→こちら


まずは盛大に叫ばせて。

オヅキ好きだーーーー!!!!!!!

もう何、君。なんなの?
ツボ過ぎるんだよ、メロメロですよ。

『君を愛してる』クレアント。
周りの人たちは、この世のものとは思えない柄の洋服に身を包んでいるのに、
なんで、お前だけ、全身黒尽くめなんだよ。
その格好で、妻に愛情ダダ漏れってなんだ。おい。

書いてて思った。

ジョージ!!
『ハードボイルドエッグ』のジョージ!!

そう、オヅキは久世星佳に似ている。
久世は私が唯一思い続けている男役だ。
久世星佳と緒月遠麻、何が似ているのか。
雰囲気が似ている。
外見から受ける印象は、渋い。大人の男。
だけど暖かい心を持ってるのが、ふとした瞬間に伝わってくる。

宝塚らしい鑑賞に適した男役さんではないかもしれない。
極端な話、どんなに格好良いと思っても、
舞台写真が欲しいと思うことは、ほとんどないと思う。
でも、彼らが舞台上で生きているその瞬間を見ていたいと心から思う。
ただ宝塚らしく美しくて、綺麗な男役じゃない。
生きてこそ、魅力を発する人。
久世さんもオヅキもそんな人だと思う。
そんな人が、私は好きだ。

登場からずっと彼は、奥さんに対して、そして彼女の中に宿っている新しい命に対して、
愛情を全開に注いでいる。
黒ジャケ、黒パンツ、黒インナーの全身黒尽くめで、
朗らか、全身に幸せを纏ってその場所にいる。

ちなみに主役の水しぇんジョルジュは、
白のストライプの入ったローズグレーの上下に、
茶色のチェックのシャツ
赤紫灰色のドットの入った太目のネクタイ
白地にピンクグレー水色のストライプ柄のベスト、更に水色のベルト
胸にはオレンジのスカーフを。
といったとんでもない、いでたちである。
ジョルジュだけでなく、周りの人、みんなこんな感じ。

その中で、オヅキだけ、真っ黒。

ダメだわー。
なんかね、群舞の時とか、奥さんが溌剌と踊りだす訳ですよ。
そうしたら、「あ、ねぇ、踊って辛くない?お腹大丈夫?」って踊るのやめて、
気遣ってるんですよ、クレアントは。
すっごい愛おしそうに、奥さんのお腹に手を当ててみたり、耳を当ててみたり・・・
優しいなぁ、オヅキが演じるクレアントは本当に妻を愛しているよー、だから優しい。
この温度感だけで、見ていて幸せな気分になることができた。

『君を愛してる』、話自体は可もなく不可もなく。
ハッピーエンドの、当たり障りのない話なのでOK。
その中で生徒が楽しそうにしていてくれれば良い。

ただ今回、本当に宝塚が異世界に見える。
服のセンスとか有り得ないんだけど、私が居る世界と、
彼らが居る世界は感覚が違うから、あの洋服もありなんだ。
明らかに違う世界を見せてくれるので、それがまた宝塚らしくて嬉しかった。

役としてツボだったのが、アルガン。
彼、かわいそ~
そして振られて吹っ切れちゃったあのノリが、可愛らしくてたまらない。
悪気はなかったんだよね。
本当に彼なりにマルキーズを愛していたんだけれど、
彼の愛し方は、現実的過ぎて、夢見る世界の住人であるマルキーズには、
全く受け入れてもらえなかったんだ。
で、知らない間に、ジョルジュに最愛の人をさらわれる。
何が起こったのか、状況がサッパリ飲み込めない。

ただ、なんか、みんな、俺の敵?え?敵なの?みんな?
いや、好かれてはいないと思ってたけど、俺、ここまで部外者?

ここで、彼のネジが吹っ飛ぶ。
ジョルジュとマルキーズの幸せを祈って、歌を歌うと言い出す。
振られて、その代わり幸せを祈っていきなり歌うだなんて、
最後まで空気の読めない男だったけれど、
その歌を夢の世界の住人さんたちが受け入れて、盛り上げてくれる。
全てどうでも良くなっちゃって、ちょっと夢の世界に仲間入り。
最後のアルガンはニコニコしていて、とっても楽しそうだ。
でも、その前、ポールに反省のポーズでうなだれていたアルガンは、
失恋の悲しみと、孤独を本気で背負って居て、可哀想だった。
周りがキラキラしていた分、彼の寂しさが悲しかった。

水しぇんのジョルジュはとっても格好良いし、とっても可愛い!
大好きだー好きだー水夏希。
なんか知らない間に、かなり好きだ~。
水先輩は格好良く、クールにそこに居ることが当たり前の人で、
今まで何度か雪組を見たけれど、意識することはなかったんだけどねぇ・・・

今の雪組はなんだかとっても良い雰囲気なんじゃないかと思う。
水先輩を中心にまとまろう!
っていう前向きで、明るくて、力強い空気感が舞台上にいっぱいだ。
クールに熱く。
水夏希らしさが、それこそ波紋のように、組全体に広がっている。
中心でミズは輝いてる。その輝きに負けじと組子も輝いてる。
組全体の充実感が、私にも伝わってくる。
本当に良い状態だ。

『エリザベート』で始まって、全国ツアーがあって・・・
一歩づつ進んできた、水夏希の雪組が軌道に乗ってきた感じがする。
水しぇんも、すごく楽しそうに真ん中にいるよ。楽しそうだし、楽そうだ。
エリザの時は、トートだったせいもあるかもしれないけど、あんなに張りつめていたのに。
ニコニコしてキラキラしてるミズを見るだけで、幸せ。

相変わらずハマコは歌と、演技で、どかんと場をかっさらう。
ここは心地よくかっさらわれるべき。

またこの組の3番手が面白い子だよなぁー。
キムのあの清濁併せ持った笑顔の力って凄いよね。
あの笑顔って、正だけじゃないよね、邪も含まれるよね。
そこが好きなんだよなぁ、私。
色気あるもん。
ルキーニがハマってたのも、そのせいだと思う。
邪の笑顔で、笑顔のまま人を殺めることができる感覚を持った人。
全く物怖じしていない感じの、悪く言えば生意気な芸風も好みだ。
どんどんイケ。

かなめちゃんは、そんなキムと対で組まされることが多いなぁ。
負けるなぁ!美貌を最大限生かして。

ショー『ミロワール』。
これ、私、好み~!!
好きな系統のショーだっっ。

話題のメデューサ。マトリックス。
ここでも、

オヅキ!オヅキ!出てきて、踊って、銀橋渡って、
最終的にハンガーになった!!

プロローグは、金色衣装にバリバリの素敵トサカだったのに、
この場面にきて、また全身黒で、髪型オールバック。(オールバックが似合う男役好き)
オールバックで、前髪をひと筋垂らすとかも大好き。
オヅキはまさしくそんな感じ。

で、水しぇんのマトリックスと張り合う。
うぉー!!オヅキと水しぇんの絡みが見れるなんて~!!
それだけで通えるよー。

あ、冒頭で久世さんとオヅキが似ているって発言したけど、似てないところがある。
久世さんより、オヅキのがダンス上手い。
いや、これ別に言わなくて良かったかもだけど(笑)、
でもだからこうやって、水しぇんと組める場面が回って来るんだと思うからさ。

目と目が合うとその人物を石に変えてしまうメデューサ。
彼は彼にしかない孤独を抱えて生きている。
水しぇんのそのクールビューティー。
それに対峙する黒オヅキ。
ヤンさん、ありがとう。。。(涙)

その後も緒月遠麻さんは至るところに、
髪型を変えつつ登場し、私を楽しませてくれました。
(下手前方の席が欲しい。誰か、くれ。お願いだから下手前方で見せてくれ。)
中詰めとか、AQUAな場面とか、黒燕尾とか、たくさん好きだよ、このショー。
オーソドックス過ぎて面白味がかける部分もあるかもしれないけど、
まず色合いが綺麗だし、私はこれなら何度でも見れる。

あ、樹里のどんだけGOGO見てたんで、
第一チェックポイントは、「ミロッワーァル~♪」のステップ。
本当に、あのステップで銀橋を渡りだした水しぇんを見て笑う。
第二チェックポイントは、銀橋でのギリギリの回転。
ホントに樹里の言っていた通り、ギリッギリの所で、身体を止めてますぜ、水先輩は。
さすが先輩っていうギリギリ感。
そんな水しぇんを見て、また笑う。
愛おしい人だ。

充実している雪組を肌で感じて、そのエネルギーを分けてもらえた。
見ていて『あー元気になれるなぁ』ってしみじみ感じる時が、
芝居でもショーでもあって、特に芝居はそれが嬉しくって、涙が出てきた。
これで泣いてしまうって、相当弱ってると思うんだけど、でもいいんだーい。
また暇さえあれば、見に行こう!

んー雪組良いね。

つーか、オヅキ特に良いね。いや、水も特に良い。
やっぱり雪が良いのか。

今日はオヅキを見ていたら、全部が終っちゃったんだけどさ。
中詰めなのに、オヅキしか見れなかったんだけどさ。
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