12/1 テイクフライト

2007年12月1日『テイクフライト』@東京国際フォーラムCホール
脚本:ジョン・ワイドマン
作曲:デイヴィッド・シャイヤ
作詞:リチャード・モルトビーJr.
訳・演出・振付:宮本亜門
訳詞:森雪之丞 音楽監督・指揮:デイヴィッド・チャールズ・アベル
出演:天海祐希/城田優/池田成志/橋本じゅん/小市慢太郎/坂元健児/今拓哉
花山佳子/杉村理加/治田敦/岡田誠/華城季帆/菅原さおり/本田育代/他
11月24日→1回目
11月26日→2回目
・・・あれ?面白かったぞ??
って、いやいやいや、面白いことはいいことじゃん。
何クエッションマーク付けちゃってんだ、ぢぶん。
私は間違ってたね。
私は誰のファンなんだよ。
天海祐希だろ。
だったら、アメリアに感情移入するべきだったんだ、2回目見た時も。
決して無駄な見方だったとは思っていないけれど、
これから先の観劇では、天海ファンであることを貫きます。
ジョージより、アメリアだ!!
前回見た時、「アメリアが自分勝手に見えて嫌だ」と思ったけれど、
一つ一つしつこいほどに、アメリアの表情を追って見ていたら、
なんだやっぱり、アメリアを演じる天海祐希の中で、一本筋が通っていた。
この前は、私がジョージ寄りで見ていたから、その筋が見えなかっただけだ。
そしてこのミュージカル、もちろんアメリア寄りで見たほうが面白い。
私が天海ファンということを差し引いても、
アメリア寄りで見た方が、開放感があって楽しめるんじゃないかとも思う。
天海祐希の性格が表れるような、
真っ直ぐに伸びていくあの演技が大好きだ。
自分の感情と、役の感情に正直に、素直に演技している人だと思うんだ。
そんな演技を見るたび、感じるたび、
私は天海祐希が好きになる。
「真っ直ぐ」
「正直」
「素直」
か。うん、ほんと「直」な人、天海祐希。
これから『テイクフライト』を見る天海ファンへ・・・
私としては、ここを見逃して欲しくない。
おそらく命を落としたのであろうアメリアが、
ジョージの背後に現れて「ジョージ・・・」と愛おしそうに声を掛ける。
しかし、その愛情溢れる呼び掛けは、もうジョージには届かない。
ラストにそんなシーンがある。
このシーンの後、曲が変わる。
その瞬間、アメリアの表情もガラっと変わる。
ジョージへ愛を伝えようとしたアメリアから、
勇敢に、ただ自分の気持ちに正直に空を飛ぼうとした、アメリア・エアハートの顔になる。
この変化を見た瞬間、思わず「好きだ。」と呟きそうになった。
イタイファンです、どーせ、私は。イタくて何が悪い。
呟かなかったけどな、我慢したけどな。恥ずかしすぎるから。
天海姉さんに対する「好き」は「憧れ」なんだよね。
彼女を見ていると、いっつも『私もあんな風に生きたい。』と思う。
ただ「直」過ぎて、逆に「頑固」そうだなwなんて思うときもあるけどね。
アメリアとジョージは結婚した時点で既にすれ違っている。
アメリアの言葉不足もあるだろうし、ジョージの思い違いでもあるだろう。
そのすれ違いに迫ろう。
アメリア側から見ると・・・
・「空」は客観的に物事を見ることができ、生きる意味を教えてくれ、
そして、自由を与えてくれるなくてはならない場所。
・アメリアから「空」を奪うことは出来ない。
・アメリアから「空」を奪うことは、彼女を殺すも同じ。
・ジョージのサポートを得て、「空」を知り、「空」に自由を見つける。
・直接的に自由を与えてくれたジョージに、心から感謝し、愛してもいる。
・が、アメリアがアメリアである核は「空」。
・ジョージと結婚したのは、彼も自分と同じように、
何か(アメリア)を求めているのに気づいたから。
・同じように求めるものを手に入れるために、手を取り合いましょう的な結婚。
・『自分達のルールを作ればいい』とジョージが言ったことetcから、
自分の核が空にあることを、ジョージが理解してくれたと信じている。
(↑ここ、ここがおそらく一番のすれ違いポイント。)
ジョージはそうしようとは努力したんだろうけど、無理だったんだ。
普通にアメリアを愛しすぎたから。
普通の愛はアメリアにとって、ただの重荷に過ぎないから。
だからローストビーフの話を持ち出された時のアメリアは、この上なく怪訝な表情をする。
どちらの気持ちもわかるんだよな・・・
ただ今日はアメリア寄りで見ていた分、
より強く、アメリアの空への純粋な想いが伝わってきた。
見方はもちろん人それぞれだけど、
そうやって見る方が『テイクフライト』というミュージカルを受け止めやすいような気がした。
アメリアは世界一周を最後のフライトにすることを決意して、飛び立っていく。
そのフライトの中で、自分の中にあるジョージへの本当に愛に気がつく。
もうこのフライトが終ったら、自分は飛ぶ必要はない。きっと飛びたいとも思わない。
ジョージと共に生きることが、自分の次の未来。
アメリアは最後のフライトの中でそれを確信していたんだ。
でもだから、そこで命を絶たれてしまったんじゃないかという気がした。
なんか、理屈じゃなく運命みたいなものの力が働いてる。そんな気持ちになった。
今日見た席からは、初めてオケボックスが見えた。
最近『オケピ!』見てるからさ、余計にオケピ気になっちゃうじゃん。
今回ハープもいるしw
それが今日、面白かった!と思った理由の1つ。
指揮のデイヴィットが、すっごく良い指揮をしてるよん。
音楽の面とかは私にはわからないけれど、気持ちの面で。
音を楽しんでいることや、ミュージカル全体を楽しんでいることが伝わってくる指揮。
彼の指揮を見ながら、音楽に身を任せていると、めちゃくちゃ気持ちが良くなる。
で、結果なんだか楽しい。
今日実は、舞台6割、オケ(指揮)4割ぐらいで見てました。(笑)
デイヴィットの指揮見てるだけで、想像力が広がる。
あ、ここは砂丘なんだ。
あ、今にも空に飛び立つぞ。
飛び立ったぁぁ〜!!
みたいなねw
流れるように音に身を任せていながら、キレもある、カッコイイ指揮者。
あと楽器を演奏している方々。
今まで見えなかったから知らなかったけど、
成志・じゅんコンビの“おかしな事”の時、手拍子してくれてるんだね。
しかも、みなさん結構笑顔で。
そんな姿を目撃したら、
わ〜嬉しいー楽しい〜
となりまして、過去2回は割りと控えめにしか拍手してなかったんだけど、
今日はキッチリ手拍子入れてまいりました。
指揮が見えると、音楽もより良く聞こえてくるので不思議なもんです。
どれもこれも、前よりなんだか良い曲に聞こえてきたね。
あと、橋本じゅん!!
じゅんさん、ちょっとほぐれてきたよね?
ね、絶対、ちょっとづつ楽しく舞台に立てるようになってきてるよね?
もう、じゅんさんのそんな姿が見れるだけでも嬉しいですよー
じゅんさんLOVEです。(笑)
この舞台、根本的にどうにもならない部分があるとは思ってるんだけど、
手っ取り早く(役者さんは大変だろうけど)面白くして、お客さんを満足させるには、
池田成志と橋本じゅんを暴走させるしかないと思う。
亜門さんがどこまで演出してるのか、わからないけれど、
制御してるなら、解除してください。
制御していないのに、二人が萎縮してるだけだったら、解除ボタン押してください。
とりあえず、二人のアドリブで笑いをとってもらえ。
そうすれば、簡単にこの微妙な評判の悪さが上向くと思うよ。
まぁ、成志さんとじゅんさんが面白かったから、いっか。
天海さんも城田君も綺麗だったし。
ってことになるから。
この際、そっちに持ってちゃってよw
笑わそうとしてるのはわかるんだけど、全く笑えない場面があることも、
この舞台の辛さの一つだったりするから、そこをカバーしてもらわなきゃ。
それが出来るのは、役柄を考えても、
池田成志と橋本じゅんしかいません。(断言)
成志さんが、じゅんさんで遊ぶようになってきた。
コインを投げる前の振り。
じゅんさんは成志さんにツッコまれるまで、コインを投げることができないんだけど、
成志はいぢわるだから、なかなかツッコミを入れない。
よって、じゅんさんは、変な動きで間を埋めることになる。
いいね、いいね、面白くなってきた。
そして、そのまま投げたコイン、オケピに落ちちゃえ!
と願ったら、マジでコインがオケピに転がっていった。
よっしゃ!キタっ!!
オケピを覗き込むライト兄弟。
「何てことしてくれたんだ!」「バカ!」
「ちょ、ニヤニヤしてんじゃねぇ!」
成志兄貴から、犯人橋本にツッコみが飛ぶ。
オーケストラさんも二人を見上げて笑ってた。それも微笑ましくって嬉しかった。
これが、じゅんさんの成長1。
成長2はウクレレを弾く場面。
じゅんさん、ちょっとしくじったのか、演奏しながら自分で吹いた。
じゅんさんが吹くと客席も吹く。
プッと吹けるようになったってことは、余裕が出てきたと受け取っていいはず。
なんだか、その余裕の分、上手く間をとれる様になったなぁ。と。(えらそで、ごめん。)
『アテルイ』で堤真一にイナイイナイバァさせて、
堤真一をマジで赤面させた男の中の男なのだ、橋本じゅんは。
ミュージカルごときで、ちっちゃくなってもらっちゃ困る。
ブログを読むとじゅんさんは、この上なく誠実で、この上なく優しい、良い男。
なんだけど、舞台の上ではこの上なく誠実に、笑いを取りにいって欲しい。
今日のまとめ。
「・・・あれ?面白かったぞ??」
と思えた理由は3つ。
アメリア目線で見ることができたから。
オーケストラと指揮者に注目できたから。
じゅんさんが羽ばたいていきそうな気配を見せたから。(笑いに向って)
以上です。




後半にチケット取っておいて良かったです(笑)
まだ観ていないので軽くしか読んでいませんが、楽しみになってきましたー。
あ、久世姐出演のゲームのCM流れてますね!残念ながら声は聞けませんが。
ハープの生音が聞こえてきたとき、大喜びした自分に苦笑。
ポイントは「ハープ」じゃなくて、「オケピのハープ」なんですよねー!
自分史上初のフォーラムC1階席だったので、中までは見えなくて残念でした。
今まで3階席にしか座ったことがなかったので、人が人のサイズで見えることに感動・・・3階から見ると人間は親指サイズですからね。。。
良くなってきた・・・とも、一概には言い切れないw
私が変わってきた方が強いかもしれないので、
「天海祐希を観るだけ!」気分で行った方が、
楽しめるんじゃないかなぁーと個人的には思うよ。
本当はこんなこと言いたかないけどさぁ〜でもねぇ〜
あのゲームは久世姐が声担当しなくても、
「おっ?」ってなるゲームなのに、久世登場となると、
「おっ?」だけじゃすまないんだよなぁ。。。あぁやりたい。
★青瑪瑙さん★
いやいや、苦笑しなくてもいいですよ!
オケピの中の決まりって全く知りませんが、ハープの位置もピッタリだったしw
私は昨日、端のほうまで伸びてる2階席前方でした。
だから、見切れもありましたが、舞台とオケピは良い感じに見えて。
指揮のデイヴィットがマジで好きになりました。ナイスガイっ!(笑)