11/26 テイクフライト

2007年11月26日『テイクフライト』初日@東京国際フォーラムCホール
脚本:ジョン・ワイドマン
作曲:デイヴィッド・シャイヤ
作詞:リチャード・モルトビーJr.
訳・演出・振付:宮本亜門
訳詞:森雪之丞 音楽監督・指揮:デイヴィッド・チャールズ・アベル
出演:天海祐希/城田優/池田成志/橋本じゅん/小市慢太郎/坂元健児/今拓哉
花山佳子/杉村理加/治田敦/岡田誠/華城季帆/菅原さおり/本田育代/他
11月24日→1回目
プレビュー初日に引き続き、初日、見てきました。
舞台が変わった、というより、私が変わったのかな?
どの程度の期待を持ってこの舞台を観たらいいか、どこに注目したらいいか・・・
色んな事が1回目でわかっているから、落ち着いて見て聞いていられた。
一番の変化は、歌詞をちゃんと聴けたことかな。
当たり前のことだけれど、ボーっとして歌詞を聞くことをやめてしまうと、
いつの間にか、取り残されちゃったりすることもあるからね。
プレビュー初日は、「あ、あ、天海祐希がっ!」ってな感じだったのでw、
ある意味、歌詞吹っ飛んでましたから。
落ち着いて見たら、1回目よりも今日の方が、
『テイクフライト』というミュージカルの芯が見えてきたような気がする。
これは普通の人たちの物語。
ライト兄弟や、リンドバーグ、そしてアメリア。
今となっては、みんな、歴史的に語り継がれる偉大な人物として、
認識されているのかもしれない。
でもこの作品の中の彼らは違った。
確かに成し遂げたことは、「偉大」だったかもしれない。
でもそこに至るまでの姿まで偉大だったか?というと、そうでもない。
悩んだり、傷ついたり、失敗したり・・・。
本当に普通、だ。
私たちと同じ。
偉大な人としてではなく、等身大で描かれた人たち。
このミュージカル、あっさりし過ぎだと感じるんだけど、
普通の人が見た夢を描いたミュージカルとして捉えるのであれば、
普通≒あっさり、と受け取ってもいいかも。
登場人物が共通して夢見て、憧れるのが「空」。
空に対しては壮大さや、開放的なイメージを持つ。
そのイメージをそのまま舞台に反映させたかったのが、『テイクフライト』というミュージカル。
なんじゃないかな、と。
登場人物は普通の人たち。と書いたけれど、
一つ普通じゃなかったのは、強い気持ちがあったことだと思う。
「空」への夢を叶えようとする強い想い。
想いがあったから、夢に近づくことができたのが、『テイクフライト』の登場人物。
だから、
「」の中を自分なりに置き換えてみて?
あなたはどうしたい?
この辺に亜門さんのメッセージがあるんじゃないかと思う。
でもね〜、この舞台からそんな強いメッセージを感じるか?
っていうと、感じないんだよなぁ。
まず、アメリアが魅力的に見えないのがいけないよ。
私、一幕のアメリアは大好きだ。
でも、二幕のアメリアは良くわからない。
ジョージのこと本当に愛してるの?
って、疑問を抱いてしまう。
まぁ、極端なこと言うと、お金目当てで結婚したんじゃない?
って思ってしまうような、言動をとるんだよね。
で、同じく天海祐希を(アメリアを)愛するものとして(笑)、
ジョージに共感してしまうんだ、これが。
愛おしい人が心から飛びたい!っていうのであれば、
気が狂うくらい心配でどうしようもなくっても、
彼女の願いを叶えてあげたいって思うだろうし、
でもやっぱり、彼女を失うことを考えたら、辛くって気が気でないし・・・
結局は彼女の意思を尊重してあげるんだけど、
ジョージ〜、あんたえぇ奴やなぁ・・・
ジョージがえぇ奴なので、
アメリアがただのわがまま娘に見えるのですよ。
それは天海ファンとしては嫌なのですよ。
ファンでなくとも、物語的に嫌だとも思うのですよ。
我慢しろよ、と。
「君が望んでいる以上に僕は君の事を愛しているのはわかってる!
でも、どうにもできないんだ!!・・・わかってくれ。。。」
とか言ってるんですね、ジョージは。
「望んでる以上に」とかって、えぇーーーもう、切なっ。
愛情すらアメリアの重荷になるってことを、愛しているからこそ気遣っているんだ。
そんな静止すら振り切って、世界一周フライトという、
とんでも挑戦をする!と言い出すアメリア。
おいおい、お金を出すのはジョージなんだよね?
これが最後つっても、ホント、一生分のフライトをし終えたようなもんじゃん、世界一周しちゃったら。
世界一周の途中から、
アメリアは「ジョージを愛してる〜♪」って歌い始めるんだけど、
そこもなんだか真に迫ってこないのね。
ジョージ→アメリア
の愛情は見えるけど、
アメリア→ジョージ
の愛情が見えてこない。
女性としてジョージを愛している。
でも人間として「空」への夢を捨てきれない。
そこのところの揺れが、アメリア・エアハートの魅力なんじゃないかな。
ジョージを心から愛している、でも・・・
愛していることを前提として、そのあとの「でも・・・」をもっと強く見せて欲しい。
見えてこないから、我慢しろよ、と言いたくなる。
大きな脚本の変更、演出の変更はなかなかできないだろうから、
ここは天海祐希の力技に期待したいかな、と思います。
といっても、天海祐希の中では整理がついていることで、
私がそこまで天海さんに共感しきれていないだけかもしれないんだけどさ。
その辺は、日々、見方、見え方の違いで私自身も変わってくるかも。
ってことで、二幕のアメリアが良くわからないことをタラタラと述べた後、
一幕のアメリアの魅力に迫ります。
あのね、天海祐希は「空」だ。
木條じゃなくって良かった、あなたは天海だよ。
何にも縛られたくない、自由でいたい、そう夢を歌うときの天海祐希を見ていると、
上に向って、真っ直ぐに伸びる純粋な想いに、持っていかれる。
本当に、本当に気持ち良さそうに歌ってるんだ。
その気持ち良さが、私にも伝わってくる。
すがすがしいとか、そんな系統の感情だと思うんだけど、ちょっとまだ言葉にしにくい。
とにかく何かが空に向って、パーッと広がっていくような、気持ち良さ。
でもこれが天海さんが持ってる華の力なのかな。
まだまだ微かにしか湧き上がらない感情ではあるんだけど、
私にとって、すごく魅力的であることは、確か。
あわよくば、踊ったりするシーンがあって、でその華をもっと生かしてくれれば嬉しかった。
で、出演者に合わせて曲を作ったわけじゃなく、
曲が先だろうから、しょうがないんだけど、
天海さん、高音だと音はとれてるんだろうけど、声の線が細くなるよなぁ・・・
それはもう、極端に。
ヅカ時代を彷彿とさせる音程の曲は、それはそれは耳障りの良い、
癖のない、スッキリした、天海祐希らしい歌声を聞かせてくれるんだけどな。
そこも、惜しい。
でさ、なんなんだろうね、
なんでこんな無駄に豪華なアンサンブルみたいになっちゃったんだろうね。
小市さんは銀行のおじいさんでもあったのかー
今日見て初めて気がついたよ。
他にも色んなところに出てましたが。
四季については、全くの無知で申し訳ないんだけど、
色んな所で評判を見る限り、
坂元さんや、今さんは、そりゃもうバリッバリに歌える即戦力な二人じゃないのかい?
だとしたら、この二人にこそソロだろう!
もったいねー!!
なんで、シークレットハンターin博多座みたいなことに・・・
いや、見てないけど博多座で。見たかったけど、見てないもん。
(意:役をもらってるスターまで、モブとしてアルバイト)
作品とは関係ないんだけど、坂元さんのパンフレットの文章が好きです。
好きっていうか、なんかとっても微笑ましい。
バク転への強い思いが、彼の人生を変えたんだと思うと・・・ほら、微笑ましい。
まさに彼の人生も「バク転」に賭けた、テイクフライトw
コーラスで良い声聞こえるな、と思ったら、たぶんどっちかなんだろうし。
まだ認識し切れていないんだけど、この公演で二人は覚えよー。
天海の姉さんは、カーテンコールの時、男前ですわ。
なんであんな男前になってしまうんだろうw
初日ということで「あもんさーーーん!!」と袖に向って叫ぶ、天海。
マイク持って亜門さん登場。
さらに、客席にいらしゃった、作曲・作詞・脚本家陣も舞台に登場。
暖かいカーテンコールではありました。




全然違うし〜。
宮川さん、現実の奥様は大輝ゆうなんだよなぁ。
美人に縁のある方ですね(笑)
ハッ!だからHPが一緒なんだ!(←深く考えなかった)確かに美人OGに縁が深い〜いいなぁw
アマミノエアハートとカクレクマノミ
「アマミノ」と「クマノミ」ら辺が特に、言われてみると…でも、いや〜。。。?(笑)
いつも 楽しく拝見しています
好みがかぶっているようで なつさんのコメント かなりツボってます(笑)
ただジョージに関するとこはちょっと見解違って ジョージの方が自分勝手に思えたんですよ 私は・・・
まだ一回しか見てないんで なつさんの見解頭におきながらあと何回か見てみますね
ゆりちゃんは頑張ってますよね 本当に頑張り屋さん
そしてチャレンジャー
お披露目公演から彼女をみているんで 演技に関しては全く不安はないけれど ミュージカル?しかも難曲? ヅカ時代は見たこともないような高い音符?
若干 あくまで若干・・・不安はあったんですよ
でも彼女のことだから きっとやってくれるだろうとも思ってたわけで
そう なんだかんだ言いながらやっぱり彼女はスターだった☆☆☆
そんなゆりちゃんが見れて 満足でした
初めまして。コメントありがとうございます!
最初にパッとお名前を見て、「うぉ、読めん!」と思ったのですが、
ヅカ時代の天海ファンでもあるので、読めました。(笑)
そういう読み方であっていますよねw?
ちょうど薇瑠さんからコメントをいただいた時間、劇場の中に居ました。
3回目を観た感想でも書いた通り、すごくアメリア目線で見れた日だったんですが、
それを予知するような、薇瑠さんのコメント。
驚きです。
薇瑠さんのおっしゃることが、よーーくわかった、3回目の観劇でした。
うん、本当、天海祐希は頑張っている!
高音を出すのは辛そうだけど、裏に努力が見える歌声というか・・・
あの歌声だと、非難する人がいるのも当然かと思いますが、
私自身は、彼女のファンなんだから評価は甘くていいじゃん。
ゆりちゃんの歌声が聴けるだけで、幸せ!
そんな気分でございます。
周りの役者さん達の頑張りもひしひしと伝わってくるし、
そういう意味では、本当に良い舞台だな、と。
私は東京でしか観ないんですが、日程後半がどうなっていくか気になるところです〜
また是非是非覗いてやってください。
来年 月組で再演されますね
これは見なきゃなるまいと10年ぶり?くらいに ムラまで行って参ります
貸切公演でまずは一枚はおさえましたよ
で テイクフライト
私は最初っから アメリア目線というか 天海よりで見てますからね なつさんのコメントになるほど〜と思ったんです
ほんとに 芝居は十人十色でいろいろな感じ方できて楽しいです 一週間後の土日と大阪での大楽観劇予定なんで どれだけあまみん始め皆さんがこなれていくか 自分の感じ方もどう変わっていくか 楽しみです
そうそう 久世さん 私も大好きですよ
なんたって あまみんのダーリンだった方ですし・・・
語らせたら長くなるので またきますね
その節は、ウチのゆりが大変お世話になりました〜<(_ _*)>って、あぁ〜!この時代のお茶会ならなんとしてでも行ったのに!たぶん私は久世会ですw
一週間後の土日というのは、すなわち前楽・楽日ですよね?私も楽を観劇予定です。ものすっげぇ席が取れてしまったので、ものすっげぇアメリア…というか、天海祐希を見つめて私の『テイクフライト』を終わりにしようと思っています。ワクワク♪
ミーマイは、剣、天海、久世が好きな私が麻子ビルを受け止められるだろうか。そこんところが個人的に問題だったりしますf^_^;