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9/6 狐狸狐狸ばなし

2007年09月07日
korikori


2007年9月6日『狐狸狐狸ばなし』@本多劇場

作:北條秀司
演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:篠井英介/ラサール石井/板尾創路/六角精児/真山章志/大出勉/廣川三憲
    野間口徹/小林俊祐/皆戸麻衣/植木夏十/サチコ/小林由梨

ちょっ、キタよ。
これ、相当ヤバイですわ。
かなりの勢いで私好みですわ。
好みすぎてビックリです。
サンドロヴィッチ、ホント凄い。
演出だけでも絶好調じゃないか、ケラ!!


物語をケラ色に染め上げるのは、間と、ブラックさなのかもしれない。

どんな物語であっても、その間とブラックさを注入する注入口があれば、
ケラさんの手によって、ケラ色に染め上げてもらえる。
古めな海外の戯曲でも、日本の戯曲でも・・・
元々の質の良さを保ったまま、現在に蘇らせる事ができる。

私はこのケラリーノ・サンドロヴィッチの間と、ブラックさがヒッジョーに好きだ。

ヒッジョーに産業廃棄物なのだ。

産業廃棄物に意味はない。
ただ、カメリプでつっつん演じるルーファスが、
「産業廃棄物!!」って叫んでいたのを思い出したんだ。
おきわを罵倒する台詞の中に、“産業廃棄物”ってのがあったから。
『あ、カメレオンズ・リップ・・・』ってちょっと思い出したんだ。

んでまたさぁ~・・・

篠井英介が素敵過ぎる!!!!
&板尾も素敵で困ったぞ!!!!

気が狂った演技をしていたすこ姉にメロメロになりました。
これ見てから、すこ姉と久世姐のライブ行きたかったな。
至福度5割増しだよ。
『I.MISS.YOU』の時に感じた、篠井さんの魅力。
イッちゃえる魅力。自分だけの世界を作ってしまう魅力。
菜の花と市松人形?かなんかで、遊んでる篠井さんから出ている雰囲気に釘付け。

この人、尋常じゃない。


尋常じゃない人の尋常でない様子をこの目で見て感じることは、
なんてワクワクすることなんんだろう。
狂った篠井英介を見て、ワクワクしてる私も狂ってんのかな。
篠井さんがあの状態になってからは、舞台にいる他の役者が目に入らなかった。
あ~もう、素敵過ぎる・・・

篠井さんはもちろん女性役。
伊之助(ラサール石井)という夫を持ちながら、法印(板尾創路)と通じる女、おきわ役。
おきわは、吉原上がりなのかな?
元の戯曲を読んでいないのでわからないが、
まぁ絶対に、病院のくだりの話はケラさんが付け加えた創作だ。

入院している男の見舞いに、学生服を着た男がやってくるところから話は始まる。
どうやら男の妻は、不倫しているらしい。
そのことで男は自殺を図り失敗し入院する羽目になり、んでもって精神的に病んでいる。
見舞いに来た学生服の男は、↑この男をなぐさめようと、一つの話をし始める・・・

この一つの話ってのが、おきわや伊之助、法印達の話。っていう展開。

昔の不倫と、その結果受けた罰?の話。
そして今の不倫とが2重の構造をなして、繋がっていく。

この入院していた男を、「不倫した妻は結局は罰を受ける」と、
一度喜ばせておいてから、もう一回、奈落の底に突き落とすあたりが、好きだ。
ケラさんの舞台の良い所だと思う。
めでたし、めでたしで終るかよ、バーカ。
っていう、ひねくれた感じが、非常に好みだ。

あとたぶん、篠井さんの演技と、ケラさんの演出って合うんだ
この合いっぷりが素晴らしかった。
奇声をあげる篠井英介が、めちゃくちゃ可愛くてツボった。

六角さんの頭が足りない又市役もすっばらしぃ!!
本当に頭が足りない人に見える。
褒めてる。
めちゃくちゃ褒めてる。


篠井にも惚れたが、板尾にも惚れた。

なんだ?この人も。あれはモテるわ~。
なんか色気出てんもんこの人。テキトーな色気が出てる。
このテキトーさが、なんか、そそるってか、そそる・・・っておい。

廣川さんは気持ちが悪かった。


植木夏十がめっさ可愛い。
ナイロンの間を体現してくれる人だ。
で、なぜかチンピラ男役にもキャスティングされるところが良い。

ってか、この舞台。
舞台全体がナイロン100℃
ナイロン好き、ケラ好きなら、ぜってぇー見るべき

見て損はないべき。日本語おかしくなってきたべき。

舞台美術もナイロンっぽいし、衣装も『犬は鎖に繋ぐべからず』からちょっと時代が経ちました。
的な感じの衣装だし、オープニングとエンディングでスクリーン使うし、
転換でかかる音楽かっちょええし・・・
ナイロンの舞台見てるのと、なんら変わりなかった。


でもだからって、元の戯曲を疎かにしてないだろうところが、
ケラさんのカッコイイところね。読んでないから「だろう」としか言えないんだけどさ。

ケラさん、なんかここ数年で、確実に成長しましたね。
彼、演出家としてまず凄腕。

なんだか、確実に積み重なってる感じなんですよ。
『カラフルメリィでオハヨ』、『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』、『噂の男』、
『漂う電球』、『ナイス・エイジ』、『禿禿祭』、『犬は鎖で繋ぐべからず』・・・
演出をして、それぞれの作品で得てきたエッセンスが、
どんどん濃くなって、成熟してきてる。








あ、偉そうにすみませんでした。

でも好きです。


とにかくケラ作品好きなら見に行って損しない。
台風でも見に行け。私は行って良かった。
ケラ好きな方、良かったらクリックしてやってくださいませー
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