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9/5 KEAN

2007年09月06日
kean

2007年9月5日『KEAN』@日生劇場

作・演出・出演者→こちら

ピントがボケた舞台だなぁ・・・


何が悪いとかじゃなく、とりあえずピントがボケている感じで、
見ていても、もや~っとしてくる。
はっきり見えないから、何が悪いのかすらよくわからない。
ってか、宝塚ってこういう作品多すぎる。しっかりしろよ。
なんでこんな作品上演して、堂々とチケット代取れるんだよ。
見る方も見る前から、こうなるってなんとなくわかってるのに、なんでチケット買ってしまうんだ。

理由は一つ。
生徒が好きだから。

なんだけどね。
そこがまたツライんだ・・・あぁ・・・

キーン(轟悠)の生涯を見せたいのか、
キーンとウェールズ(柚希礼音)とエレナ(南海まり)の3人の恋模様を見せたいのか、
はたまたその両方を見せたいのか、ハッキリしてくださいよー

更に展開が平坦で単調。

どこを盛り上げて、どこで力を抜いているのかもわからない。
この辺もピンボケの理由か。

正直見ていて、良くわからないことだらけだったんですけどね、
でも、『KEAN』ってミュージカルはワタシ解釈だと、こんなミュージカル。

有名で偉大なシェイクスピア俳優であるキーン。
彼はシェイクスピア作品を演じ続け、喝采も浴び続ける。
その栄光の一方で彼は自分自身を失い始めていた。
今まで演じてきたハムレット、ロミオ、オセロー・・・どれも自分ではない。
にも拘らず、舞台を降りても彼らが顔を出す。
周りの人間が、キーンという存在に求めるのも、
シェイクスピアの登場人物を舞台を離れても演じ続けることである。
本当の自分は一体どこにいったのか?
役者でない自分は自分ではないのか?

そんな苦悩や不安、焦りを紛らわすように、酒場で騒ぎ、恋の一時を楽しもうとするキーン。
しかし、どれだけ騒ぎ、恋をしても心は埋まらない。
役と自分との間で揺れ動く、一人の男の生涯を描いたミュージカル。


うん、なんかこんなん。
問題なのはね、『こんなんだろうな。』って想像して補えるだけで、
っていうか、作品の筋を「想像して補う」っていうのは、その時点でアウト。
筋はわかって当たり前ですから。
その筋の中で生きる人間の姿を見に来てるんだっつーの。

筋からして、よーわからんので、その中で生きる人間の感情も、もちろんよーわからん。

でもね~それでも楽しめちゃうのが、宝塚の凄いとこさぁ~

まず、イシちゃん可愛いっ!!

理事を可愛いって言っちゃダメ?
ダメでも私は言いますよ。だってホントに可愛いと思ったんだもん。
ちょいへタレ入った、放蕩人キャラが可愛かった。
あと、パンフの稽古場写真に見入ってしまいました。
知ってたけどさ、知ってたけど、

めっちゃ顔立ち綺麗やん、この人。


日本人として、この顔を持って生まれるって、遺伝子の奇跡だわ。
女として綺麗とか、男役として綺麗とかじゃなく、人間として綺麗な顔立ち
なんか別に女でも男でもどっちでもいいよ。(笑)
あー轟悠はすげぇ綺麗だ~すげぇ格好良いよ~。

キーンという役と、轟悠とがかぶる場面が何度かあって、
改めてこの作品の上演は、轟悠ありきなんだなぁと思いましたわ。
役者を長年続けていたら、役と自分との境目が見えなくなることもあるのかなぁ、やっぱり。

一応、キーンは今まで演じてきたシェイクスピアの登場人物たち、
それらも全て含めたところに自分を見つけてましたけどね。
そしてそこで幕。フィナーレはなし。
あったらあったで嬉しいけど、展開的になくてもよし。

レオンは高貴な役柄を無難に演じてたかな。
歌なし、踊りなし。特に踊りなしって柚希礼音の場合つらいよね。
元々品のあるタイプの男役ではないと思うんだけど、でも今回は品良く見えた。
(いや別に、いつも品が悪いって言ってるわけじゃなくね)

南海まりちゃんは、やっぱり麻乃佳世に似てると思うんだよなぁ。
演技がどうこうとかじゃなく、役自体が私的に理解できなかったので、
ここがこう。っていう判断を下しにくい。
でも、カワイイ。

下級生チェックするぞ!と意気込んでいたのに、結局よくわかんなかったよぉ。
わかったのは、目立つ位置に配役されてた真風君ぐらいだ。
昔っから人の顔と名前を一致させるのが苦手なんで、もう回数見るしかないんだよね。
でも『KEAN』はあと1回最前列観劇だけ。
最前列は楽しみ。初最前列。


遺伝子の奇跡に共感された方など、良かったらクリックお願いします。
ホント綺麗だー轟悠。
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