6/4 さくら/シークレットハンター 3回目

2007年6月4日『さくら/シークレットハンター』3回目@東京宝塚劇場
作・演出・出演者→こちら。
3月25日11時~→1回目
3月25日15時~→2回目
ダグ・・・一言良いかな。
いや、一言では収まらないかもしれないから、まぁ、ちょっといいかな。
あのね~人から物を盗むことは仕事じゃないからね??
この子もジェニファーも性質悪いわ。
窃盗を、夢・大切なものを手に入れる手段の一つにしてらっしゃる。
盗むことに疑問を持たずに、
さもそれを正しいこと、仕方の無いことのように感じているところが性質が悪い。
悪い悪いと思って盗むんじゃなく、
夢を叶える手段のために盗む。
宝塚のトップが演じる役がそれで良いわけ~??
良いわけないよ。犯罪者だよ。
犯罪者の役なんていっぱい出てくるけど、
こういう役は罪と言う影を背負うから、いきてくるのであって、
罪を感じていない夢見がちな犯罪者は能天気なアホです。
父が海に身を投げ、その心の傷がキッカケで俺はこの仕事を始めた。
知らんがな、そんなの。
とにかくこれからは、ちゃんと生きろよ、ダグ。
ブリジットを幸せにしてあげてね。
『さくら』の感想。
結構ムラで冷静に見ていたと思ってたけど、
自分が思ってた以上に私は大劇場という空間に、テンパってたのかもしれない。
つなぎの場面とか、全く記憶に無かったな。
最初の20分ぐらい「あれ、こんな場面あったけ?」の連続。
あれ~??(笑)
涼紫央好きとしては、桃太郎姿が可愛くって仕方ない。
ほとんど彼を見ていたけれど、暗転直前、
ネズミいなくなって良かったね~♪と言わんばかりに、
2回ぴょんぴょんジャンプしてたのが、めちゃくちゃ可愛かった。
もう、すっごい可愛い!
可愛すぎてドキっとする。
お花見の場面の涼も可愛い。
酔っ払いつつ踊ったり、英真くみちょに向ってあっかんべーしたり、
いちいち私のツボ直撃。ムラで見たとき以上に直撃。
しいちゃんごめんね、あんまり見てあげられなくって。
っと立樹遥に謝りたい気分になるほど、涼だけを目で追う。
これ、ハマってるな相当。
認めざるを得ない、自覚症状が出てきた。
潔く認めよう。
トウコにも柚希にも謝らねば。
銀橋来ても涼だったからなー今日。
『シークレットハンター』の感想。
冒頭ダグに一言申し上げましたが、まぁダグっていうか、
ダグっていう人物を作り上げた方に対する一言なんだと思いますが、それ以外ね。
とうあすの密度が上がったように感じましたわ。
カリブの休日と称して、二人が洋服買ったり、射的したり、
街を遊びまわる場面がある。
ムラで見たときは、スルスルとこのシーンが流れていくので、
これだけじゃ二人がお互いに好意を持つのには弱い。と思った。
でも、今日は演出は変わらないながらも、
ダグとジェニファーの想いが感じられる場面になっていたように思う。
何が違うってわけでもないんだけど、強いてあげれば雰囲気。
トウコさんと、あすかちゃん、二人でいることの密度が高まったんじゃないかな。
やっぱり良いかも~この二人。
他はたいして変わらずかなー。
あ、ヒゲ付けてた子は誰?
えっと、ジェニファーにフライングフィッシュの説明を懸命にして、
その後の場面で、射的屋の兄ちゃんやってた子って同じだと思ったんだけど。
あとね、客席降りの時、黄色の衣装でセンターにいた子も気になった。
同じ子かなー。
じゃ、お待ちかねのエル・クンバンチェロ。(長かったーここまで)
・・・トウコ、あんなに客を煽ってたっけか??
客席を煽って拍手させる安蘭けい。いいなぁー。
この作品でトップになったとは思えない堂々たる煽りっぷり。
イイ。
あんたの為なら、拍手したる。
最近、拍手のポイントもわかってきましたよ。
恥ずかしさも薄れてきましたよ。
薄れてきて良かったのかは、わかりません。
だけどここでも謝らなくちゃ。
ごめん、涼以外。今日、涼紫央デーでした。
めちゃくちゃロックオンでしたわ。
なんかねーすずみん・・・
涼は前髪を巧みに揺らす技を覚えた。
みたいになってますよ。(前からやってたんだろうけどね)
ホントなにーあの前髪~!!!!
すっげークールな目つきしながら踊ってだな、
振りによって、前髪で顔半分ぐらい隠すんだよ、この子。
まずその前髪顔隠しが格好良いでしょ。
それから、またその前髪をキザに揺らしてだな、元に戻すんですよ踊りながら。
これを繰り返す。
隠す→戻す。の、2段階で色気振りまいてやがる。なんて罪作りな・・・
ちえ、しいちゃん、すずみ、和の4人(だよね?和だけ自信なし。ごめん和。)、
が、銀橋でオーラ振りまく場面でも、この人ヤバかった。
また前髪で顔隠して踊りまくって、暗転直前見えるか見えないかで、
首振って、バッとだな、前髪を後ろに振り上げたんだよね。
ドッキドキですよ、私。(笑)
とにかく、
涼紫央の前髪技は必見。
私的に今回の公演一番の見どころです。
桃太郎や山法師を演じられる可愛らしさを持っているのに、
クールビューティーで、実は情熱的。
いや、ツボに入りました、改めてツボりました。
今日はこのツボ入ったのが、一番楽しかった。
あ、もう一個あったわ。
クンバンチェロの大階段総踊り場面。
すずみんばっかり見てた私の視界に、
やけに粘っこくて濃い(顔も踊りも)人がいると思ったら、英真くみちょだった。
黒すぎだろ。黒いだろ、くみちょ。
しかも、めちゃくちゃエロ親父的だな。
星組の中でも一際濃い組長の芸風がたまらなく嬉しかった。
英真くみちょが月組にいたら、どんな感じだろう。
良くも悪くも目立つだろうなー(笑)
すずみん見たいのに、我慢し切れず一瞬組長を目で追いました。
すげーよ、くみちょう。
やっぱりエル・クンバンチェロは面白い。
星組だからこそ、面白い。

とにかく涼紫央を褒め称えさせていただきました。
行く前に野田秀樹について、ほんのり語ってたのが嘘のような、
このヅカファンっぷりに、自分でも驚きだぜ。
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クンバンチェロは見たい人が多すぎて本当に困っちゃいます。組長は外せないし、ちえさんの切れ味良すぎなダンスはどうしても目が行ってしまうし、すずみんの色気ムンムンの表情は一回見ちゃうと目が離せないし、星担なんで下級生チェックもしたいし、そもそも誰のファンなんだよ、とも思うし…エンドレス。
煽りはパターンがあるんですよ。手先で煽ってたり、耳に手をかざしていたり…。拍手を止めた後に、何か言ってることもあります。次回は是非そこにも注目をw
あすかさんに絡んでる髭つきマスターは、銀河さんです。要所要所で出てますね。あと、濃い星男代表として、彩海さんをお薦めします。クンバンチェロでちえさんが一足先に階段を下りたあと、すずみん・和さんと一緒に下りてきます、多分…。
>作品に疑問を持ってはいけません。良い味出してる星メンツを堪能してください。(誰だよ)
はい、ハイ、やっぱそうっすよね、そうじゃなきゃダメっすよね。(こちらこそ誰だよ)
作品は深く捉えずに、トウコとあすかちゃんのやり取りの深さだけど感じ取る。
一つヅカファンとしてレベルアップした観劇態度を身につけなくちゃ、とか思ったよ。
いや、本当に。でもこれができるようになれば、随分楽だ。
星はホントに、濃い野郎が多すぎ!!(喜んでる。めちゃくちゃ)
そうか、あれがぎんがみ君ね。群舞の中でも発見できるようになりたいわー
>濃い星男代表として、彩海さんをお薦めします。
彩海さんが、前言ってたあかし君だよね。リョーカイ、注目しとくわ。
ちょ、ホントに星組おもしれぇ。
月見たらやっぱり、月に流れるんだろうけど、
星見ると思いっきり星に流れるわ、ワタシ。
『TUXEDO JAZZ』見ても、花には流れなかったのにね。
あ、今日は手先煽りバージョンでした。