スポンサーサイト

--年--月--日
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

7/20 朗読劇 約束

2015年07月21日
上から目線な感じですが、あえて言ってみますと…

ようこそ。
いらっしゃいませ。

という気持ちかもしれません。
男役、宝塚、という世界から出て、緒月さんがこちら側に来てくれた。

来ると思ってなかったし、広いこちら側の世界の中で、私が好んでいる場所と緒月さんがいる場所は結構…もうかなり離れていると感じているので、今後どうなるかが余計に未知。
本当に個人的には不安だったり、物足りなかったり、私の好きな世界をもっと知ってほしい、などとという生意気な思いもあるにはあるのですが、宝塚以外で女性を演じた緒月遠麻を今、ブログを書くにあたって思い返したら、

待ってた。

という言葉も私の中に浮かんできました。

本当にどーでもよかったんだなぁ、男役とか。
って、これ語弊ありすぎ?
いや、でも、どーでもよかったんです。私にとっては。

緒月さんの男役が好きだったし、心底格好良いと思っていたし、黒燕尾オールバックにシケありとか見た日は勝った…!ってなってたし、男役・緒月遠麻は唯一無二。

でも、どうでもいい。
そこ第一で応援し始めたわけじゃない。

演技が好きだった。
ただただ役者として惹かれた。

だから、スカートで、女性の声で芝居をして、男とホテルのスイートルームに2人きりで、抱き締められて、ちょっと道ならぬ恋的な雰囲気を醸し出されても、驚きもせず、これまでと何も変わらずに、緒月遠麻の演技を見ていられたなと思います。

違和感なくて、特別書くこともないぐらいですよ。
男だろうが女だろうが、何回やっても舞台に出るまで極度に緊張するんだろうし、出たら出たでやることやるし、服装だって元々女らしさ失わないラインの男役らしさだったし、ねぇ。

ただ緒月さんは、歴代のたくさんのトップさん達にも引けを取らないぐらい、きちんと男役というものを極めて宝塚を退団した方だと思う。
そのオトコを極めた人たちが女優として初めて舞台に立つとき、ほぼみんな「あれ?女性ってどうやって演じるの?」と迷宮入りして、数年経っても、その迷宮の出口を見つけられない人も少なくない。
緒月さんは、また動きがついたらどうなるかわからないけれど、心の面では迷宮の概念そのものがないんだろう。
男も女も人は人。
私は私。
あっぱれですよ(笑)

カーテンコールの挨拶を見聞きしていても、あのキャラクターは共演者をはじめ、きっとスタッフさんにも好かれるに違いないと思えた。
高木さんともなんか仲良し。
尊敬の念があるから、立てるところを立て、引くところは引く。
よく人を見て、その人の良いところをサッと見抜く力があるからだと思う。
またスタッフさんたちの中に、切羽詰まって栄養が不足した顔をした人がいたら食べ物をサラッと自然に恵むに違いない。(ex.上田久美子先生)
それもきっと宝塚時代と変わらずに、人柄が次の出逢いを呼び寄せるような、そういう道を歩いていくんだろうな。

細かいツッコミ所はあれど、お話も面白かったです。
台風の避けるために入ったホテル。
話の流れでひとつのスイートルームに泊まることになった二人…お互い婚約者、妻、子供がいる身。
そうとわかっていながら惹かれ合う。
言葉にしなくても同じ気持ちでいるのがわかる。
「じゃあ、5年後に同じ部屋で」
約束を交わす二人。

爽やかな、ドロっとしない、不倫だね!
5年毎に会う約束を交わし、20年越しで結ばれる、という。
都合よく離婚し過ぎで、都合よく交通事故過ぎだったりするけれど、夢はある。またはトキメキ。

緒月さんは30歳の誕生日を機に、結婚をするスチュワーデスという役所。50歳まで演じるよ。
声、やっぱり凄くいいと思います。
なんだか海外ドラマの吹き替えとかすぐ出来そうな、女としての完成度の高さもあったと思う。
声優いけないかな?
恋をして、ときめいて、でも、その気持ちをそこそこ幸せな日常と照らし合わせて抑える緒月遠麻、ってたのしい。

基本、出会いから5年ごとの出来事を、二人がそれぞれ「誰か」に語る形で物語は進んで、その合間に再現として二人の会話が入る。
5年に一度の逢瀬。
抱き合うだけでキスもしない。
それでも縮まっていく二人の距離…を表現する元スチュワーデスの緒月遠麻、ってたのしい。

これまでは男ばかりだった緒月さん表現の中に、新しく女性を演じることが加わって、表現の幅がぐんと広がっていくだろうことが、もう単純に嬉しくて、楽しい。
こっち側にきたことで、私が本当に見たかった緒月さんに出会える確率が上がったのだと思う。
それがどんな役かは私自身もまだよくわからないのだけれど、男役後期より、いまの方がワクワクできるかもしれない。

だからやっぱり、緒月さん。
ようこそ、いらっしゃいませ!
待ってたよ!!

あと、来てくれて、ありがとう。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。