2/12 いやおうなしに

2015年02月13日
今年、3本の指に入ると思って、1月の時点から観てます。
今年のもう1本は『黒塚』で、もう1本は『阿弖流為』かもしれないよっ。

阿弖流為キターーーーーー!!!!

で、だよ。落ち着け自分、だよ。
本日PARCO2回目の、通算4戦目。
もう闘いです。
どれだけ気合い入れて観られるか。どれだけギリギリまでアクセル全開踏んで飛び込めるか、峠攻めてるみたいなもんですよ。
憧れは藤原拓海と高橋兄弟ですよ。頭文字Dですよ。
観られない人が多いのも知っています。
遠征しなきゃ観られない人がいるのもわかっています。
でも、いま、ここに居て、舞台という峠をギリギリまで攻める、その気合いで私は負けるわけには行かないのですよ。
好きだから、速くなりたい、観たい、その一心。


本日19時公演。
一幕、なんとなくダレてるな、って感じました。
今日2回公演だもんね。どんなに格好良くても平均年齢40歳ぐらいの座組だもんね。
平均年齢をぐっと下げてるの、度胸と歌唱力抜群の高畑充希ちゃん一人だもんね。
というまったりとしてしまった重さ。
例えば冒頭で古田さんが噛む。
セルフサービス「500円になりまーす」で小泉さん、間が違うから笑いが取れない。
高校生にも疲れが見えちゃう。
そういうのは小さく小さく積み重ねられて、聖子さんの「一人暮らしのホステス〜」だったかな?歌い出し一瞬マイク入らない。
『あぁ、これ極め付けだわ〜』という、でも合格ラインを超えた上での、中弛み?という感じ。
いつ見ても毎回高いハードルを超え続けてるところが、私がこの芝居大好きな理由なんですが、その上でのブレ。

それでも、まず震えたのが「あんなに反対してたお義父さんにビールをつがれて」の字幕、「俺にはやらせないの?」の処理の仕方!
ここ、かなーーーり重要なところだと思うんだ、真壁夫婦を語るにあたって。
その割に、字幕と古田さんの歌を受けての客席の反応が薄い。
私が記憶にあるのは、

字幕→「俺にはやらせないの?」
古田→「*%$€5〒#☆(デタラメ言葉にならない言葉で歌う)」

だったのですが、今日は、

字幕→「俺にはやらせないの?(太字で点滅)」
古田→「必死になって隠そうとすればするほど、太字で点滅して」

と、字幕に意識が向くような歌詞で古田さんがちゃんと歌う方向で演出変わっていて、もう痒いところに手が届くとはこのこと。
この細かさ、このこだわり。
できる限り変更を入れて、ブラッシュアップかましてくる演出が憎い、私、痺れてる。
少し聞き取りずらかったトモロヲさんの歌詞も、どんどん聞き取りやすくなってる気がする。
あ、5日に見たとき、演出が変わったのかと思ってたけど「おらんだ花嫁」に三宅さんが帰ってきて、セーラー服の高田聖子も復活してました。
セーラー服を可愛く自然に着こなす、驚異のアラフィフ女性は小泉今日子だけでない。


さて、二幕どうなるのかなー。
で、開けたら、富田林&高校生s、芳奈のために、跳ぶ、跳ぶ!
河原さんになんか言われたんじゃないのかと言うような雰囲気を感じ、『おぉ〜(笑)』と思いながら、お話はトントンと進み、そこで女座長ですよ。

カシャンカシャン カタカタカタカタカタ ポン!!

の場面で、

「最後まで気合い入れて行くよ!!!!私についてきな!!!!」

って、確かにあの人、背中で言ってた。
その男気は客席にも瞬く間に伝わり、キュッと空気がタイトになって、より舞台に集中が向かうようになった。

『ちょっとだけ足りてなかったスパイスを、これでしょ?って瞬時に選んで、舞台に投入した、この人』

と、そのとき私は確かに感じた。
ファン目線差し引いて見ても、場を締めたのは間違いなく彼女だったかと。
なんて的確な喝を入れるんだろう。
また好きになっちゃったよ。
私が河原さんだったら、この女優さんのこと、ものすごい勢いで信頼する。
信じて頼ったら男前に返してきた。
でもほんの少しだったと思うんです。いつも?より過剰にキレたのは。

やっぱり峠攻めるみたいなもんですよね。
最近『頭文字D』読んでるんです、わたし。
コンマ何秒の遅れで差が出るわけで、テンポが変わる。
ここ一番の、一番効果的なところでグサッとその後の舞台を決定付ける一撃を繰り出すのが、あのお方の、私が今、随時惚れ惚れしている魅力だな〜。
巣鴨でもラブホでもドライブ掛かったコイズミは継続。
舞台全体もエンジンかかって快調。
二幕でえぇもん観させていただきました。

1.5kgぐらい体重落ちてませんかね?小泉さん。
くれぐれも身体には気を付けて、古田親分と共に楽まで組をまとめてください。
姐さん、ついてきます。

最後の最後に高らかに。
この舞台がすんごく楽しいのは、えげつないほどの素敵さの根本には、やっぱり福原さんの脚本と河原さんの演出があるのだと、強く思います。
二幕の堂崎夫婦の台詞から、真壁夫婦脱走のくだりは何度聴いても震える。
大好きな役者さんたちが、えぐられる言葉で話してくれているのが、とっても幸せです。