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5/14 魔法の万年筆 1回目

2007年05月15日
2007年5月14日『魔法の万年筆』1回目@PARCO劇場

脚本・演出:鈴木 聡
音楽:本多俊之
出演:稲垣吾郎 西牟田恵 三鴨絵里子 久世星佳
   山崎 一 阿南健治 小林隆 河原雅彦

稲垣吾郎で比べるなら前の『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』が、
作品として良すぎたし、
PARCO劇場で比べるならこれも前の『コンフィダント・絆』が良すぎた。

久世さんばっか見すぎだからなのか、
途中から面白いんだか、つまんないんだか、よくわからなくなってきた。
えーっと、まぁ普通かなぁ?

誰のファンでもない、真っ直ぐに作品だけを見たら、
そこそこ面白い。って感じだと思う。たぶん
ホント良くわからないんだってば。

イタイなぁ・・・相当自分イタイなー

もう今日は、っていうかこれから先ずっと、
ブログでイタさ爆裂させてってもいいかしら。

やっぱり私は今、久世星佳が相当好きなんだわ。
久世ファン目線の感想なんて珍しいだろうから、
独自性を狙った珍しい感想、いきます。

まず初っ端。なんであんなシーンから始まったのか、
私を動揺させるためだとしか思えないのだけれど、
ジャズがじゃーんとかかったそのすぐ後、
「ショーなのか?!?!」といった風で、
久世姐さんが、舞台奥から前に出てくる。

吾郎ちゃん始まりじゃなくって、久世からぁぁぁ!?!?

私、動揺
冷静に考えるとその始まり方は、
ニューヨークっぽさを印象付ける為だったのだろうと思われる。
華やかに鳴り響くジャズ、華やかな人たち・・・
が、しかし動揺
しかもね、よりによって歩いてきて止まったのが私の目の前。やめろ。

座った席が2列目で近すぎたせいもあるかもしれないけれど、
セットの安っぽさがいちいち気になる。
特に背景。
あと、本とか小物類。
ソファーとかも高そうに見える、そこそこの値段のものって感じ。
本当の値段なんて私は知らないけれどさ、
セットが安っぽいと、芝居全体まで安っぽく見える気がする。

最初は久世さん、ちょと出番なし。
吾郎ちゃんが演じるパーカーが口先ばかりの小説家であることが説明され、
パーカーとデルタと魔法の万年筆との出会いの場面などが続く。
西牟田さん演じるデルタが凄く可愛らしい。
阿南さんのウォーターマンも、あぁいるいるこういう人。
ってな雰囲気を醸し出していて良い感じ。

ウォーターマンはパーカーのマネージャーのような人なんだけれど、
このウォーターマンが、久世さん演じるセーラーとの見合い話を、
パーカーに持ってくるわけ。

お見合いしにきた久世星佳、演じるセーラー。
白い帽子に白いドレス。可憐な?オールドミス。
おっとりした性格なのか、喋り方も品のある感じ。
で、地声よりも相当高い声出してるよね、きっと。
『あ~久世さんが高い声だして、微笑みながら演技してるー』
と、なぜか私が緊張。

ちなみにセーラーの父、モンブラン(山崎一)は、
小説界の大御所なんですね。
もう次の場面では、この“小説界の大御所”の肩書きにつられたパーカーと、
パーカーより7つ年上のセーラーとの結婚式ですよ。

け、っけ結婚式!?
ウェディングドレスか!?!?


またドキドキする私。今日はなんか疲れたな。
えぇ、出てきましたよ姐さん、真っ白なウェディングドレス着て。
これもまた背景と同じで、そんなに刺繍が施されてるわけでもないし、
なんともないウェディングドレスだったけどさ。
姐さん、髪は綺麗にアップ。ちょっとショートカットに見えた。
ウェディングドレス姿はもちろん、それなりに綺麗でした。
これだけでも見れて良かったなぁーと思ったけど、
私、男役時代の久世星佳ファンでもあるんだわ。
そこんとこ忘れちゃいけない。

パーカーが着ている、グレーのタキシード
モンブランが着ている黒燕尾

が気になる。(アホか)
これ姐さんに着せたら格好良いだろうなぁーと。
特にグレーのタキシード着せてぇ。とか思ってた、正直。
女優・久世星佳を楽しみつつ、男役・久世星佳に想いを馳せる。
どっちの方がより好き。とかじゃなく、どっちも好き。
久世さんが演技してるのを見るのが好き。
イタタタターだとしても好きなんだわ。

相変わらず姐さんの演技は、
小説界の重鎮に育てられた、世間を知らないお嬢様風。

ところが3年後、セーラーは一変する。

歯切れの良い、スピリチュアルを信仰するちょっと危ない姐さんになってたよ。
おっとり世間知らずな姐さんも、新鮮だったけれど、
こういうすぱっと切る鋭さを持つ、気の強い役の方が合ってると思うし、
見ていても安心する。

にしても、セーラーの身に何が?
なんでこんなにも性格が変わる?
変わってくれてファンとしては嬉しかったけど、
ちょっと変わりすぎじゃないかとも思うよ。

パーカーと結婚して3年経ったセーラーちゃんの演技は、
ファンとしては楽しみどころ満載。いいです。楽しい。
でもあの、黒ずくめで死んだ父親を降臨させる場面はどーしたものか。
いいのか?あれで。
ファンだからこそ、

こ、このシーン危ないな。(苦笑)

って感じになってしまうのか、普通に見ても(苦笑)になってしまうのか、
もはや私には検討もつかないのだけれど、
とりあえず笑いを取れてることは、取れいてる。
が!あそこを久世さんと河原さんだけに背負わせるのは、ちょっと酷かと。
っていうか、誰がやっても酷だ、あの場面は。
(女装した右近健一とかがやれば乗り切れそう。
右近さんはきっと、客が引いてもそれすら無理矢理笑いに変換させる力を持ってるから。)

妖しげな魔術?で、父の魂を現世に戻すんですよセーラーちゃん。
その魔術が、笑いと、いたたまれなさの間を行ったり来たりするんです。
スリル
十分、テンション上げてると思うけど、もっと突き抜けて上げないと、
すぐいたたまれない場面になるよ、ここ。
しかも長いし。もうちょっと短くても良い。

この場面だけでなく、セーラーって結構、
流れのテンションを決める役どころである気がする。
久世さんが上げきらないと、周りにまで影響しそう。
今日のセーラーの演技に特別不満があるわけではないけれど、
頑張れ、姐さん。
良い女優さんだね~って色んな人に思って欲しいじゃん、ファンとしてはさ。

黒魔術のあと、あれこれあって、トレンチコート着用シーンが。

キターーー!!トレンチコート!!キターーー!!

私が喜んだのは言うまでもない。
女優として着ても、やっぱ似合うなー
久世星佳にトレンチコートっていいよなー
しばし見とれる。

カーテンコールは良い笑顔。
三鴨さんと目を合わせて、ニカっと笑ったのが可愛かったなー
手も振ってたけど、
吾郎ちゃんに向って送られる黄色い声援に対して、
「やっぱ、すげーなージャニーズ~」とか思ってそうな笑顔だったり。
ずーっと久世ばっかり見てた訳だけど、
カーテンコールでも立ち位置私の目の前。
幕が下りるとき、ちょっと目が合ったような気がして、またドキっとする。
銀橋じゃないっての。

パンフレットは買いでよろしいかと。1500円。
ぱーっと読んだけど、座談会が面白い。
久世星佳と日本一のアイドルグループSMAPの稲垣吾郎が、
普通に喋ってるのが、不思議な感じ。
でも雰囲気が良いのが伝わってくる。
久世さん、演出の鈴木さん向って
「台詞を切るのも勇気だぞ~」って念を送っていたらしい。
もーこの人、何様?(笑)
(↑ツボにハマった発言で嬉しかった)

吾郎ちゃんは、「今回のメンバーで万年筆が一番似合いそうな人は?」の問いに、
「久世さんってトンがったものを持たせたらすごく似合いそうですよね。
別に万年筆じゃなくてもいい。トンガったものを持たせたい。(笑)
折り損ねた割り箸とか。」
と答えていた。

トンガったものを持たせたい。には同意する。
が、
折り損ねた割り箸って!!(笑)
(↑また嬉しかったらしい)

とりあえず、久世さんが可愛い。可愛かったからそれだけで満足。
私に可愛いとか言われたかないだろうけど、可愛い。

気になった他の事をつらつら書いておく。
まず音楽。暗転の時に流れる音楽は一体何?
音楽っていうか、歌の歌詞と声が気になる。
歌いらない。音楽だけでいい。
歌詞が本当にどうでもいいよな歌詞で、耳につく。気持ちが良くない。
なにか意図があるのかなーこの変な歌詞に。

セーラーと、パイロット(河原雅彦)の兄弟関係も気になった。
座談会でも河原さんが言ってたけどさ、
久世星佳と河原雅彦並べたら、久世さんが姉で、河原さんが弟。だよね?
でも実際は久世さんが妹で、河原さんが兄。
別にここ関係が変わっても話しにさほど影響はないし、
違和感をぬぐう為に、姉・弟の関係でもいいんじゃないだろうか。
変なんだよなーセーラーがパイロットに向って「兄さん!」っていうのが。逆。
ごめんよ、姐さん。

河原さんはちょっと頭の足りない役をやらせたら、
実は案外良い役者なんじゃないかと。
ハマってる。上手いぞ?(ん?頭の足りない役がハマっても嬉かないか)
話の中の、スパイスになるよね。
癖があるけど、今回はその癖が良い方に出てた。

山崎さんは山崎さん。ちょっと浮遊感のある演技っていうか、
おちゃめな演技っていうか、あのふわふわした雰囲気がたまらない。
山崎・河原・久世の親子関係は、舞台っぽくって面白かった。

西牟田さんは、パーカーの恋人役と謎の少年役に挑戦。
パーカーにヒドイ振られかたをして、傷つく・・・
そこまではわかる。
傷ついたから自分の女という性を捨て、男になる。
なぜ、男になる。
そこが理解できない。
しかも青年じゃなくて、少年に逆戻りだし。
女だったデルタは、23、4って感じだったのに、男になったら15、6。
謎だ。
しかしさー西牟田さんの低い声ってのは、良いよなー
この声を持つ西牟田さんだからこその2役だよ。
久世さんは声出るだろうけど、男になったら、
この出演者の中の誰よりも渋くなるからな。無理。

最後の終り方は唐突過ぎて、これまた謎。
なぜ歌う、稲垣吾郎。

小説がすらすら書けるようになる魔法の万年筆なんてない。
要は、その人の気の持ちよう。
幸せな気持ちでいれたら、それがそのまま万年筆を通して紙にあらわれるんだ。
地位よりも、名誉よりも、気持ちを大切に。
そんなところに落ち着かせたい話ではあるようだけれど、
伝わってくるものは、弱い
弱いけれど、笑える場面も結構あるし、楽しめる作品ではある。

とりあえず私の久世さん見すぎて、
わけわかんなくなった1度目の観劇終了。
今度は5月後半です。更にまとまってきてると良いな。



長っ、と思いつつも読んでくださった方。
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Comment
やっぱりウェディング着ちゃいましたか!!確かどこかで結婚するってのは聞いていて、「やるねぇ~姐さん♪」と思っていましたが(そんな高校生)…、で危ないセーラーちゃんになるんですね。あーー今すぐ観たい!!

私も贔屓の役者さんが出てたら、絶対その人重視で観ちゃいますよw何回か通うんならまだしも、セーラーちゃんは一回しか観ないので、きっと「姐さ~ん!」て感じで終わっちゃうんでしょうね(笑)

なつさんは2列目ってのも焦っちゃう原因だったんでしょうね。オケピもないのに2列目じゃ数メートルしか離れてないじゃないですか!姐さんもそんな近くで自分ばっか見ている若い子がいたら、そりゃー見ちゃいますよ(多分)
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★さおりちゃん★
マジで危ないですよ。
変な宗教にハマっちゃったんじゃないか?っていう方向の危うさ。

まさに1回目の観劇が「姐さーん」って感じで終っていきました。
家帰ってパンフ隅々まで読んで、一人爆笑。
結構、姐さん、周りの共演者さんたちに語られてます。
しかもその語られる内容が、まさに久世さんっぽくて笑える。

最後の目が合ったってのは、そんな気がしただけですよ。
ホントに合ってたのか試すために、私も吾郎ちゃんファンに紛れて、
久世星佳に向って手振ってみれば良かったかな。
って、無理かも!!恥ずかしっ!!

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