*ロジェ/ロック・オン!*

2010年06月26日
2010年6月25日『ロジェ/ロック・オン!』初日@宝塚大劇場

水さんが雪組のトップになってからの3年半は、
私が、宝塚ファンになってからの3年半でもあるんだ。
全組毎公演見るようになって、気になれば青年館にも行くようになり、
ムラまで遠征して、花のみち通って宝塚大劇場で観劇して、
バウにも行ったし、全国ツアーも追いかけた。

ナガさんが、挨拶の時に口にしたその「3年半」という一言で蘇ってきた、
私の、たくさんの幸せな思い出。
そこには必ず緒月さんがいたわけだけど、
そして、さらに当たり前に水さんがいたんだ。

そもそも私の宝塚の始まりは水さんがいた頃の月組とも言える。
ウタコさん時代は、先輩いないけど、
初舞台が、ぶろーどうぇいぼーいず、でしょ?
かの有名なグランドホテルと一緒にやってたショー。見たことないけど。
私がハマった月組は久世星佳までだから、マミさんは追っていなくて、
そうすると、そこら辺りから、なぜか水夏希も月組を離れて長い放浪の旅に出る。

その間の宝塚は知らん。
今ファンになっても、今は興味湧いてこないので、
映像で振り返ったりもしていない。

そして、月日は巡って、初めて生で宝塚を見たのが『霧のミラノ』。雪組。
そしてそして、群舞で緒月遠麻カッコイイ!ってなったのが、
水さんのトップお披露目公演の『エリザベート』。水さんは雪組でトップになった。

切っても、切っても、一番の大好きの側に水夏希。

とてつもなく大きな幸せを、
この3年半の、水夏希の雪組から私はもらったんだ。
一番幸せだった時への思いが強すぎて、
今、その時と同じような「好き」を抱いて観劇できない自分に、
きゅーってなりまくって、モヤモヤするときがあったりするんだけど、
それも、そうなっちゃうぐらい、たくさんの幸せをもらったからなんだ。
あの時、あの公演で、あんなに幸せじゃなかったら、今、きゅーってならん。

たった一言「ありがとう」と言える日が来ると思う。
「ありがとう」だけでいい。
大好きだった雪組に、大好きな雪組に、そしてこれからの雪組にも、
「ありがとう」と伝え続けたい。
私はかけがえのない時間をもらった。

水さんが今日、泣いてた。
泣かしてやったぜ。
舞台上の組子も、客席のファンも、
みんな、水夏希が大好きなんだ。
スタンディングオベーションになってから2回目のカーテンコール。
総立ちの客席から送られる拍手の暖かさに、水さんが崩れた。
「こんなはずじゃなかったんだけど・・・」
と、声を震わせて、目元に手をやる。

今日の初日、見に行って良かったな。

芝居はシュミット、1時間15分ぐらい出てこない(総上演時間1時間35分ぐらい)。
あ、一応オープニングは出るけど。あ、あれ、影も本人。
『ん?見覚えある形だ。』ってなる。→プログラム確認済
1週間ぐらい看病し続けた風なデュナン髭だった。
医者だけど白衣は着ていなくて、総じて白っぽいベージュ系の服。ま、デイリー見て。
さよなら公演で、水夏希が憎み、追い続ける男の役をやらせていただけるのは光栄。
よって、オープニングの一人背中。(こういうの嬉しい)
でもやっぱり、この人、基本が優しいなと思う。
悪く言うと芝居の中に狂気がないというか。
んーーー、でもそこが嫌いじゃないからなぁ・・・。宝塚的!

名前だけは5分に1回ぐらい呼ばれる。
でも、1時間15分出てこない。
光栄だから、許そう、そもそも覚悟の上だ、正塚と知った時からの。

シュミット出てない時は、主に真波そらのタンゴを見るが良し。

むしろ、二人同時に出てたりとかしてなくて、
良かったんじゃね?っていう。
ショーだとどうしても、贔屓にいくじゃないですか、目が。
真波さんのタンゴ、そして、バーでの沙月愛奈をめぐる、がおりとの小芝居。
2回目からは本編そっちのけで、こっちでいいんじゃね?

本編はこれまた正塚世界なのだが、
マリポーサの方が、感情の揺れにドラマがあった気がして、まだまだ物足りない。
コマがとってくれる笑いに空気は救われるけれど、
リピート前提だと、それだけじゃ弱い。
やっぱ、タンゴかー。
オヅキさんも、髭つける前に踊ればいい。

髭つける前にといえば、エピローグでは、なぜか髭がないシュミット。
剃った。身だしなみを整えたのか。
そもそも、この人、いくつの設定だろう。
ロジェ復讐を誓う幼少時代を10歳とすると、
あの時のシュミットは、30手前ぐらい?まぁ30歳として、20才差としよう。
「24年間追ってきた」って言ってたから、ロジェただいま34歳。
・・・げ、あの人、54歳。
無理あり。
だから、猫背気味なのかな。
それで、ミミを虜にするなんて、隅におけん。

台詞があるのが、
みず、キム、みなこ、マヤさん、美穂さん、にわさん、ひろみさん、ちぎ、コマ、きゃび、
咲奈、杏奈、キタロウぐらいか。(杏奈!!!!)
そして、あゆっち、せしる、ミミ、真波、涼花辺りが続く・・・みたいな。
他、歩行者、みたいな。
まぁ、正塚と知った時から、これも・・・

ショーは、そうそうこれこれ!三木先生!
一箇所、ファンシーダンス?ファンシーダンス?って場面があった。
なんだか、緒月さんがやたらウィンクをしまくっていて、
オープニングと、そのファンシーダンスで、特にウィンクしてるの。
ビックリする。めずらしっ。
明るくキザる時の音月桂的表情の豊かさが緒月遠麻にあった気がして、
それも珍しかった。
黒燕尾やら、ナポレオンは、真顔で睨み付ける怖い系だったので、
ニコニコ笑いながら、キメの表情してるのが新鮮かつ可愛い。
でも格好良いところ、色っぽいところは、それはそれであり。

初日の日替わり場面は黒タキで水、キム、ひろみ、真波、緒月という、
なんとも嬉しいメンツで踊る、Aバージョン。このメンバーは腹の底から嬉しい。

真波そらの極楽鳥ガン見。
真波以下の学年って言葉にビビった自分がいたのですが、
稽古場で、長椅子に座っているのは確認していたので、そういう意味では安心でした。
もう少し真波さんが、センターでソロとか目立つ場面があるかと思っていたのに、
並びは普通に始めから背の順で、ちと残念。
でも、みんな綺麗な極楽鳥だったよ。
まだ見きれていないところに、男臭い極楽鳥もいるのかもしれない。

あ、杏奈・涼花で、マリリンモンローやってて、
その二人でそのチョイス!
リサのスチール!さすが涼花!

ショーはすぐにでも見たくなるなぁ。

プロローグは客席降りありで、
緒月さんはセンター下手側の先頭から2人目だったかな。
先頭が中通路ぐらいまで来るから、その手前ぐらいで止まる。
プロローグは私、かなり好きだ。
もう少しこのテイスト、この曲を堪能したい。
黒基調で、ラメ気味のソロモンジャングルミドリマンを想像してもらうとわかり易いだろうか。
衣装はあのテイスト。
飾りもっと多いけど。

コマ 緒月 早霧 彩那
 
 (銀橋)水(銀橋)

の並び。いやいやいや。
この時の髪型、成功してると思う!カッコ良い!
シルバーの付け毛とかしてて、それを高めに結んでて・・・説明難しい。
デイリー!頑張って、デイリー!!

とりあえずショーは楽しいよ。
芝居はこれから深くなってくのに期待。
寝る。