*ソルフェリーノの夜明け/Carnevale 睡夢*

2010年03月27日
2010年3月26日『ソルフェリーノの夜明け/Carnevale 睡夢』初日@東京宝塚劇場
<雪組>


たくさんの暖かさの下に確かな痛みを感じる拍手。
もうこんな拍手は聞きたくない。

正直に言うと、私はそこまで傷ついていない。
驚いただけなのかもしれない。
だけど、宝塚が好きだ。
大好きな宝塚。
でもその宝塚を好きになったがために傷ついた人がいて、
その傷から大好きな生徒と共に立ち直ろうとしている人たちがいる。
色んな気持ち抱えながら、それでも彩吹真央に「愛してる」って伝えたい。
その気持ちが拍手の音に宿る。

こんな拍手させないでよ。
誰が幸せになる。

カーテンコール、3回目、
ファンの意地で開けたような初日では珍しいスタンディングが、全てを物語ってるよ。
そこに至るまでが切ない。

私の後ろに座ってた人はおそらくゆみこさんファンで、
大階段の真ん中をボーダーでゆみこさんが降りてきた瞬間に、
『はぁ…』って深いため息をついてた。
更にその後、啜り泣く声。
そんなの聞こえて、あの拍手じゃあさぁ・・・複雑だよ。

終演後のゆみこ会ガード。
あれ、見てないけどどこまでいたんだろう?
パッと見、シャンテ側、クリエの角まで行っちゃいそうな人数がいたけど・・・。
非常事態。
のんびり、まったりゆみこさんを応援してた人たちをも、
初日のガードに引っ張り出す普通ではない出来事が起きたんだ。

ゆみこさんの事とは関係なく、この公演見るの今まででたぶん一番辛い。
回を重ねれば重ねるほど辛くなりそう。
例外なく芝居が・・・『忘れ雪』よりまずいんじゃ?
芝居はこれ5回目かな?
5回目で、完全拒絶反応が出てきて、
ただ台詞を聞いているのが辛い。
それが一番辛い。
なんて嫌な日本語だろう。

文法とかわけわっかんないし
(あ、私自身の知識としての文法がね、勉強してないっていうね)、
ことわざとかも知らないし、
とにかく知識の面からは何も言えないけれど、
感覚的に、本当にとても嫌です。
聞いていて気持ちが悪くなるリズム、言葉の選び方、言葉に込められた主張。

言葉に拒絶反応って致命的だなぁ。

ZORROもここまでは嫌じゃなかったし。

贔屓の姿は見たいけど、あの言葉を耳にしなければいけないと思うと、
これから先1ヶ月、リアルに憂鬱かもしれない。

これはなぁ、あれだけど、でも、
雪組が今、悲劇を背負った組、みたいになってるような感じがして。
そこから手を取り合って団結して必死に良い舞台を創り上げようとしている組。
ギュって濃密になっているけど、
そこで生まれるドラマを一緒になって体験していけるのは、
本当に本当にコアなファンだけ。

私は近頃、そのコアな部分にいられなくなってきたような気がしてます。
入りたいと思っていたけど、
やっぱり私は贔屓目線でヅカファンをしているから入りきれない。
雪組自体が一番好きだった時より、ちょっと遠くに行ってしまったよう。

ご贔屓さんは初日からボロッボロ泣いて、
でも泣き方が割りと綺麗で、
入り込んで熱い芝居を見せてました。
やっぱり、気持ちがストレートに伝わってくる、
良い演技をする人だなぁ~と感じて、それがとても嬉しい。

ショーは小芝居に次ぐ小芝居が、これまた本当に楽しそう。
結婚式の場面で一瞬だけリサと組むのが同期、同期してて良い。
あの可愛いリサに対して、
『ちょっとさぁ~、あんまり近寄らないでくれる??』
的、態度をとる緒月遠麻。
負けないリサ。
たのしそーな二人。
一緒になって楽しい気分になれるよー。

楽士の時のテーブルでの会話とか、
あ、結婚式の前、チギが銃ぶっ放して、ニワさんの影に隠れてるのとか、
いちいち、なんていうんですかね、
素ではなくて、全て演技ではあるんだけど、
でも緒月さんの素っぽさが前面に出てる演技、小芝居だと思うんですよ。
ショーはホント、表情とかほとんどがそんな感じで、
見ててほっこりする。

次は2階席から贔屓氏だけ見たいかもー
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