1/12 カガクするココロ

2010年01月13日
2010年1月12日『カガクするココロ』@駒場アゴラ劇場

作・演出:平田オリザ
出演:兵藤公美 工藤倫子 村井まどか 山本雅幸 安倍健太郎 荻野友里
    河村竜也 小林亮子 二反田幸平 堀 夏子 村田牧子 海津 忠
    木引優子 桜町 元 佐山和泉 鄭 亜美


なるほど~こういうことかぁ「静かな演劇」。

面白かった!!
嘘じゃなく!!
けど、これを心の底から見たい!!

とは思わないかもしれない。
たまになら、見に行くかなぁ~。気が向いたらっていうか。

野田さんがやたら「静かな演劇」がどうとか言ってた記憶がある。
野田秀樹は私の神様だったから、
神様が(笑)どうこう言うものに対してあまり興味を持てないまま今まできた。
しかし、見てみたら、オモシロいじゃーないか。

ホントに、ホントに、普通の大学の研究室での会話。
ホントに、ホントに、普通。
ちょっと登場人物多いかな、もうちょっとエピソード絞って、
内容を薄くしてもいいような気がしたけれど、でも普通。
日常。限りなく日常。

・・・の中に遺伝子とかを扱う研究室なので、

猿の身体の成長を止めて、脳だけ成長させる。
スーパーサルを作る。
人間を最終的には大きくしたい。
でもそういうのって、倫理的にどうなのよ?

などなど「おぉ・・・そんな話をしてしまいますか。」っていう会話が飛び交う。
会話の中でサラサラと、
生き物、命に対する問題が浮き上がってくるけれど、
あくまでそれは日常の中でのこと。

訴える為に大学の研究室を切り取ったところが面白い。

サラサラしているので、問題を提示されてもそれが鬱陶しくない。
日常的な分、自分の身近にリアルに迫っている感じもするかもしれない。

問題提示と共に、男女関係だったりだとかの好き嫌いがきっちり話に入る。
微妙な感情の行き来を読み取る面白さもある。

切り取る場所が的確で、
人を観察して、表現する力が面白い。
んでまた、もの凄い安定感だ。

この感じが続いて、それが爆発的に面白くなることは、一生ありえなさそうだけど、
逆にこの安定感も揺らがないような気がする。

『カガクするココロ』と対の『北限の猿』も今度見に行きます。
どう見えてくるものが変わるのかなー?
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