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12/6 海をゆく者

2009年12月14日
2009年12月6日『海をゆく者』@PARCO劇場

作:コナー・マクファーソン
翻訳:小田島恒志
演出:栗山民也
出演:小日向文世 吉田鋼太郎 浅野和之 大谷亮介 平田 満


へぇ~後からの情報だけど、この戯曲、生まれて間もない若い戯曲なんだー
なんていうんだろう、これから先、長く長く色んな国で再演され続けられそうな、
強度とか上手さのある戯曲のような気がした。
古い戯曲を掘り起こしてきたんだと思ったよ。

テイストは王道系というか。
日本で言うなら、井上ひさしに長塚圭史を足したような。(足せねーよ)

渋谷はオッサン祭開催中で、
このオッサン祭が非常にオモシロい。
んで、2つ見るととっても嬉しくなる。(もう1つ→『十二人の怒れる男』)
「良い役者さんが、本当にいっぱいいるなぁ~」と。

クリスマスイヴの晩に集まる男たち。
酒飲みまくってベロベロで、そんな中、ポーカーを始めることに。
ゲストとして家にやってきた小日向さんの存在がポイント。
『なるほど!この役をあえて小日向さんに!うん!』
っていう、納得感。

悪魔なのだ、小日向さんは。
平田さんの魂を奪うために、イヴの晩に現われた悪魔。
必ず平田さんをゲームで負かせ、そしてその時に魂を奪う。

得体の知れない男が現われて、
その男に命を奪われるかもしれない恐怖と緊張感。
一方で、そんなこと露とも知らず、能天気に騒ぎ続ける男たち。

でも、ぎゅうぎゅうに緊張が続く芝居ではなく、
ところどころ、ちょっと息を抜いて笑える場面もあったりして、
その辺がまた可愛らしい芝居だった。
戯曲の怖いのに可愛いところが、そのまま小日向さんにハマった気がする。

平田さんと鋼太郎さんの兄弟。
あんなにダメ兄貴だけど、最後は弟を丸ごと受け止めてくれる大きさを見せる。
鋼太郎さんならでは。
でも、声、もう少し小さくても良いと思うよ、本当にw

浅野さんはちょっと気弱な友達役。
こういう役やらせても、やっぱり上手くて。
で、この人の地味に高い身体能力が好き。
「地味に」「高い」のが良い。目立って高いんじゃなくさ。
たまに普通はあり得ないだろ?っていう動きをしたりする。

大谷さんも騒がし役というか、引っ掻き回して、面白くしてくれたし。

メガネが見付かって、良く見てみたら、
実はポーカーの役が、宣言したものと違っていたので・・・
っていうオチは、ちょっと弱いかな。
と思わないでもないものの、でも、そこはラストに向って、
無理矢理でも救いに持って行きたい所なので、目をつぶって、アリかと。

渋谷オッサン祭、とっても楽しませていただきました。
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