11/28 エドワード・ポンドのリア

2009年12月01日
2009年11月28日『エドワード・ポンドのリア』@シアタートラム

演出:白井晃
出演:串田和美/緒川たまき/久世星佳/村岡希美/水橋研二
   あさひ7オユキ/真那胡敬二 他


あ、演出白井さんだったんだ。
白井さんじゃなく、ただ漠然と串田さんが演出もしてるんだと思ってた。

戯曲は面白いんだと思うし、
演出だって面白いんだと思ったけど、
1、2、3幕と続くうちに徐々に眠気が増して困った。

狂気(1)→衰退(2)→浄化(3)※繰り返し

みたいな流れだったと思う。
リアが狂気に陥って、そこから悟ったようにピュアになっていくのが、
おそらく見せ場なのに、どうも集中力続かず。
残念っちゃ、残念で、
自分のせいでも、もちろんあるけれど、
でもでも、惹き付けられる何かがある芝居ってやっぱり眠くならないもんだし、
お互い様な部分もないわけじゃないだろう。

久世、村岡、緒川の3人の女優を集めたのは、そこ惹かれる。
久世・村岡の姉妹とか、冷たくて、凶暴で、良い。

全員が労働者の一人のように、帽子のあるマントを被って、
誰が誰だかわからない風で始まったけれど、
あのスッとして、でもちょっと生意気そうに登場した、
あのマントの人が久世さんだろうな。っていうのはすぐわかった。
やっぱりそうだった。

血が噴出すとかそういう演出がある訳じゃないけれど、
想像の中では噴出しまくりな、結構、グロい痛みもある芝居で。
実際に見える絵面はドライなんだけど、
ぐちゃぐちゃですよ、あれ。
なかなか、辛かった。

久世さんに関しては、もうなんだろうな、
一定の気持ちを保って、ずっと好きな人なんだと思う。
今は、見ての通り、オヅキトーマだけど、
でも、そこに辿り着いた過程の中で久世さんの存在はとても大きくて。
その過程の中の久世さんとはまた別に、
女優としての久世星佳が好きって気持ちは、きっとずっとある。
熱は冷めても好きー

必ず見たいと思える女優さんがいるってのは、幸せなことだ。
ありがとう。
Comment
No title
「凶暴」って言葉があまりにもピッタリで、笑ってしまいました(笑)
似合いの姉妹(変な日本語?)でしたよねー久世さんと村岡さん。
あーしみじみと久世さん好きだなーわたしも。好きだなー(しみじみ)
いい具合に保温状態なんですよねぇ。熱くもならず冷めもせず。

最初の場面では「壁」がなかなか完成しないことにイラだっていたリアが
最後の場面では「壁」を壊しているのを見て、ドキッとしました。
「人を奴隷のように使って壁を作る」から「自分の手で壁を壊そうとする」
に至る、その間はともかくとして、最初と最後が印象に残りました。
No title
★青瑪瑙さん★
お返事大変遅くなりました。

「凶暴」似合いますよねw
「暴力的・・・いや凶暴、うん、凶暴だよ、あいつらは。(笑)」
みたいな感じで、さらっと書いてしまいました。

もー武器として編み物をする久世星佳が怖すぎるw!

リアが壁を壊すラスト。
あれは、私も印象的でしたねぇ。
なんだか一番純粋なところに戻っていったような。
串田さんもやっぱり良かったのかなー。

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