10/24 真田風雲録

2009年10月26日
2009年10月24日『真田風雲録』@彩の国さいたま芸術劇場 インサイド・シアター

作:福田善之
演出:蜷川幸雄
出演:さいたまネクスト・シアター


たとえ目的が達成できなくても良い。
ってか、目的を達成することが目的じゃないから良いの。
なんだ目的って。
ただ走りたいんだ。
止まっていたくはない。
走らせてくれ。
走ることを許される場所が欲しい。
あーでも、行きたくない方向には走りたくないんだなぁw
誰かを蹴落として勝ち続けたいわけじゃないけど、誰にも負けたくはないから。
んで、死にたいわけでもない。
好きな人もいっぱいいるし。
だけど、もっと生きている実感を。
自分は何ができるのかな。
もっとちゃんと立っていたい。

考えれば考えるほど、
思い返せば思い返すほど、
今の私にピタッとハマる、必要な舞台だったのかもしれない。
蜷川さん、ありがとうー。
たまにこうやって、蜷川さんに駆り立ててもらえること。
腹立たしいけど、私にとって本当に幸せなことだと思う。

知らないうちに結成されていた、さいたまネクスト・シアター。
ゴールドシアターに引き続き、こっちのがいいんじゃ?
無名の役者のエネルギーに、
それこそ駆り立てられた蜷川作品のが、最近面白いんじゃない?

私は、あくまでも私は、
コーストだめ、アンドゥ家は好き、雨の夏もイマイチ、ムサシ期待はずれ、
冬物語はまぁそこそこだったけど・・・

だから、えっと、
清水邦夫≧ゴールド・ネクストシアター>シェイクスピア>以外の海外戯曲>井上戯曲
じゃないか。
あぁ、もしかして、この式鉄板かも。
あ、でも雨の夏、清水戯曲で例外か。

同年代のネクストシアターの役者さん達の、
ギラっとした目を見て、負けてられないし、
お互いに頑張ろうねって気持ちが強く湧いてきた。
フツフツ、フツフツと。
芝居見てフツフツできることが、また嬉しい。

1.7tの泥。
あの敷き詰められた泥が、
全てをさらけ出すのに一役も二役もかっていたのは間違いない。
もうなりふり構ってられないもん、足元泥だったら。
しかもテンション上がるもん、泥とか、楽しいもん!

泥はそのまんまの気持ちを出し易くしてくれただけで、
彼らの中にそれだけの想いがあったから、
あの熱量の舞台が出来上がる。
それは私も同じだから共感する。

「その内実を抱えることの淡い現在の青年たち」

それは、そうかも。
淡いというか、分散?
どうでもいいとも思ってるかもねー。
でもやっぱり、持ってはいるんだ。
自分にもそれがあること、実感させてくれたのが、
野田さんだったり、蜷川さんの演劇だったりする。
教えてくれたから。
だから、テレビやネットには負けないよ。
江戸時代も平成もなんら変わりはしねぇ。
演劇、愛し抜きます。
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