9/22 ブラッド・ブラザーズ

2009年09月23日
2009年9月22日『ブラッド・ブラザーズ』@シアタークリエ

脚本・音楽・歌詞:ウィリー・ラッセル
音楽監督:山口也
演出:グレン・ウォルフォード
振付:大澄賢也
出演:藤岡正明×田代万里生(Wキャスト)/鈴木亜美/金志賢・TSUKASA(Wキャスト)
    久世星佳/金澤博/下村尊則(ナレーター)/伊藤明賢
    アンサンブル(池谷祐子/栗栖裕之/白木原しのぶ/戸室政勝/西原純)


またなんとも、残念なミュージカルで。
私はまぁ、久しぶりに久世さん見れたから、嬉しいけど、
これを、正規あの値段で上演してたら、
もう本当にどうしようもないんじゃないだろうか。

子供時代が痛々しくって仕方がない。
なんで、あんなシーン見なきゃいけないんだ、無理してまで!
もう、頭ん中、雪組だから、雪組関連付けて感想書いてもいいですか。
いや許可なんていらないんです。
そうするっきゃないので、そうします。

オヅキトーマ君はもっともっともっと何倍も子供らしく、
子役演じましたよ!?

・・・っていうのは、あの人の特殊さ、つーか変な良い所であり、個性なので、
別に今回、役者さんは悪くない。
求められたことに応えようとしていただけだ。

求めるなっつー話で。
(子役だったから、緒月氏@ピエールを思い出しちゃってさ。)

誰があんな無理して子役やってる場面見て楽しめるんだろう。
そう思うと『スペリング・ビー』は愛しい子役がいっぱい出てきた、
やっぱり良いミュージカルだったなぁー。

一幕辛い、辛い。
辛くって苦笑い。

久世さんとナレーターの下村さんの芝居は、
ことごとく合わないし、
ということは、私と下村さんの芝居もことごとく合わないんですよ。
あぁ、某ヴァンパ・・・・・

ストーリーとか、そのもの自体は面白いと思った。
もっと見れる舞台になり得るもの。

双子の兄弟が、身分の違う家で別れて育つ。
でも、運命的に二人は出会って、友情を深めて行く・・・
そこに絡み合う母親の気持ちや、
子供から大人になるにつれての変化・・・

良いと思うのに、どうしてもイラっとくる部分がある、見てて。
なんだか、全体の作りが雑な感じがするんです。
そこまでの本気を感じないというか。
いや、やっぱり役者さんとか、その場に密に関わっている人たちが、
決して手を抜いている訳ではないのは、すっごくわかる。

そのもっと奥。
奥の方に良くない空気を感じる。
『スーザンを探して』の時もそうだったし、
『デュエット』とかもそうだったなぁ。

ミセス・ジョンストン役のTSUKASAさんは、
麻樹ゆめみに似ていた。
あぁ、ゆめみさんがあんなに歌って、あんなに台詞を喋っている。
実力を発揮している・・・まつがった錯覚に襲われる。
上手かった。
母親のフクザツな心境も感じたし。

久世さんは、品の良いご夫人役で。
見かけは割とクールなのに、
入り込み型の演技をする久世星佳っていう役者が好きなので、
そのクッて役に入ってしまう、その変化とか久々堪能。
久世さんは、久世さん!
やっぱりこの人が、私の宝塚的初恋の人ですねー。
歌声生で聞くと「あ~・・・」ってなります。
声聞くと、へら~って感じ。

あ、一幕の指をクロスさせて~うんぬんの曲は、
あれ違和感なくやれてたら、
伏線にもなる面白いナンバーだよね。
引いた気持ちが先に来ちゃったから難しかったけど。

二幕からは、年齢にそこまで無理がなくなってきて、
見ていても落ち着いてきた。

田代君は、なんか石川遼と堺雅人足して二で割ったみたいな。
顔はすっごく可愛いのに、あんまりスタイル良くない!?
ってか、議員になった時とか、もっと綺麗に見えるスーツの丈とかあると思うんだけど。
なんかもったりしてて、格好良くなくて、
素材が良さそうなだけに、格好良くないのが、またもったいなくて。
なんかこう、衣装一つ取ってみても、
さっき言ったみたいな、本気を感じないというか、
「この辺までやっときゃいいか」感が、拭えない感じがするの。

藤岡さんは、二幕、妊娠がわかってからの演技がとても良く。
あーこっちに行ったらキチンと見られる人なのになぁー
と思ったら、また一幕の子役っぷりが残念な形で頭に浮かぶ。

ということで、まぁ、残念なミュージカルだったと。
マリリンモンローの曲とかも良いし、
悪くないのに、なんかダメでした。
Comment
No title
うんうん、なるほどねー。
あのミュージカルはその「大人の子役芸」がミソなミュージカルなので、そこがキツイと楽しめないですな。

日本初演は柴田恭兵(デカイ!)さんと三田村邦彦さん、んで再演が柴田恭兵さんと国広富之さんだったね~。

今回の藤岡君は、私の中では「ケミストリーになれなかった少年」として記憶されております。最終選考で落ちたんだよね~。生意気な天才肌な感じだったのに、東宝ミュージカルに出て来た時はビックリした。ビックリしたあまり観に行った>レ・ミゼ。

それより明賢さん、出てたんだ? 好きなのよ、明賢さんのダンス。高嶺ふぶきさんの『ヴィクター・ヴィクトリア』で吉野圭吾君と「アゴの長いダンサーズ(←そんな役はありません、念のため)」だった時から好き。
No title
★ぷらむさん★
>あのミュージカルはその「大人の子役芸」がミソなミュージカルなので、
 そこがキツイと楽しめないですな。

なるほどぉー
本当に、そこが私としてはダメで、
見ててイライラするぐらいまでいっちゃってたんで、あらあら、でした。
子役だからって下手に下ネタに走るのも嫌だし、
結構客席にちょっかい出して、それで笑いを取っているのも嫌でした。
リピーターは笑えるけど・・・と引いてしまう。
(ヅカファンの自分としては首を絞める発言だぞ!)

>藤岡君は、私の中では「ケミストリーになれなかった少年」

へぇ~!そうなんですねぇー!
もちろんプログラムも買わなかったので、
もう久世さん以外、誰も知らないわ、状態でしたよ正直。
一応、武田君たちバージョンも見ておけば良かったかな、とは思いました。

でもやっぱりクリエは嫌です。
バイトしてたからとか別にして、舞台に対する適当さが、
作品から透けて見えてくるのが、嫌です。
そういう意味ではクリエ、ある種、独特な空気があるかもなぁ~なんて思います。
嫌な意味でですけどね。あはは!

周りがどんだけ頑張っても、中身が空っぽじゃどうしようもならないよぉ~

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