9/10 The Musical AIDA

2009年09月13日
2009年9月10日『The Musical AIDA』@国際フォーラムCホール

作・演出:木村信二
出演:安蘭けい/伊礼彼方/ANZA/光枝明彦/沢木順/宮川浩/林アキラ/他


はぁーやっぱり、安蘭けいは特別だー。
とうこさんの演技見れて、歌声が聞けるだけで嬉しい。

宝塚が今の私にとっての「内」になってると思っていたんだけど、
とうこさんのアイーダを見た時、
「とうこさんが、こっちに来てくれた!!」
と感激した。

こっちっていうのは、もっと広い演劇の世界のこと。(だと思う)

あの存在感やら、なんかちょっと偉そうなんだけど可愛らしいところとか、
安蘭けいは、安蘭けいですな。
ただ、年を取ることを、もう覚えて良い立場になった訳だから、
これからは思う存分、良い意味で年を取って欲しいと心から思った。
とうこさんは年齢を重ねるにつれ、深みが増す役者だと思えるから。
無理して男役にもならなくて良いし、無理して女にならなくても良い。
安蘭けいで居てくれれば、それで。

・・・思ってたより、とうこ信者っすね、私。(笑)

アビヤントって言って別れて、
本当にまた会えたことが、本当に嬉しかったわ。
約束の合言葉だったもんねぇ。

ということで、ちょっと安蘭けいへの愛を述べたところで、
これだけは触れずには居られない!!
これから見る人、注目してね!!な話。

たまたま友人と観劇日が被っていたので、
開演前、『AIDA』の評判についてなんかを・・・

「いきなりラダメス半裸!!とかそんな感想あったよー(笑)」

とか話してて、まぁ確かにラダメス初っ端から半裸だったんだけど、
それ以前に、伊礼君の上半身以前に、

指揮者、古田新太じゃん!!

顔は似てないけれど、体型、髪型・・・
とにかく後姿が古田新太!!
タキシードだか正装に身を包み、熱を帯びて熱くタクトを振る、古田新太。
「に、似てる・・・」と思った瞬間、一人笑う。
笑わずにいられるかってんだ。
ふるちん(もはや本人認識)の指揮、気持ちあって良かったよー。
最後、バラかなんか最前のお客さんから手渡されちゃったりなんかして、
カーテンコールもノリノリだったー。

もし、万が一『AIDA』見ていて、
「キムシン、ストレート過ぎるよ、さすがに飽きるから。」
という時があったら、指揮の方の古田新太っぷりに注目してください。
楽しいと思います。
私は、ずっと楽しかったです。

木村さんは、愛情も、批判も、両方等しく込めて言いますが、
単純バカですね。
メッセージから、演出まで、全て含めて単純バカ。
単純だけで済ましてもいいんだけど、
「バカ」というニュアンスもプラスしたくなる感じなのだ。
あ~でも嫌いじゃないんだよ、キムシン。
『君を愛してる』はむしろ好きなんだよ、ありがとうなんだよ、キムシン。

宝塚以外であの人海戦術は使えないのは、
出演者の数を数えれば明らかなのに、数数えなかったんですかね?
他に工夫はないのか、と。
謝先生の『天翔ける風に』見に行きなさい。
劇場の大きさは、さすがに芸劇のが有利だけど、
でも出演者の数は大差なかったと思うよ、天翔け。
迫力が、魅せ方が全く違うから。

空間を人以外で埋める努力をしてください。

照明も単調だし、舞台美術のピラミッドはあれ良かったと思うけど、
あそこにあてる照明の色変えるだけで、雰囲気なんて色々変わる。
エジプト兵士の凱旋場面も、振付とかは格好良いのに、
空間が淡白だから、まぁ、一言で言うなら、しょぼい。
それこそ、天翔けだったら、旗とか、布とか、なんか色々使って、
寂しくなりそうな空間を埋めてたけど、本当にないよね。

展開も一曲歌って、次の場面で、はい、また歌ってー・・・

って良くもまぁ、同じように話が進んでいくな、と。

伊礼君にしてもANZAさんにしても、
知名度、という点ではそこまでではないだろうし、
安蘭けい頼りかな、と思わせるキャスティングかと。
でも、色んな意味で下手な人を使うより、
歌える安定した綺麗で、格好良い人たちが揃ってくれた方が何倍も良い。

特に特に伊礼君には感謝。
本気で、安蘭けいのアイーダを愛してくれていたので。
あれは嬉しい。
とうこさんも同じようにラダメスを愛していたけど、
同じだけ、いや、それ以上の愛を伊礼君のラダメスは返してくれていた。
ただただ感謝。

ANZAさんは威厳には欠けたけど、
でも、美しく王女。

大きな破綻もなく、作品としてもまとまっているし、
良いミュージカルだったと思う。
女優第一歩とか、そういうの全く抜きにして、
普通に良いミュージカルとして評価できる。

曲も良い、しつこいぐらいだけどメッセージ性もあり、愛もあり。

そうか、しつこいのは嫌いなんだな。
基本の性格が捻くれてるから。
ひねった上でのアピールは受け止めるけど、
ストレートに来られると、「いやいや・・・」ってなる絶対に。
そのメッセージが重ければ、重いほど、その傾向はあるな。

とうこさんの歌はやっぱり魅力的で・・・
でも高音よりも、低音、中音?ぐらいに一番魅力を感じるかなぁ。
別に男役音域だからとかじゃなく、
一番、安蘭けいらしい歌声かな、と思うから。
そこに綺麗な高音をサクっと挟んでもらえると嬉しいかも。

全く違和感なく、女優・安蘭けいの第一歩を見ることができた。
でも、そうだよね。
安蘭けいは、まず役者だった訳で。

これからの活躍も、影ながら見守らせてください。
Comment
No title
安蘭けいの退団後一作目がアイーダだと聞いたときは、心が揺れましたよ。
見たい気持ち半分。見たくない気持ち半分。
安蘭けいのアイーダが大好きだから、見~た~い~~くな~い~~(どっちだ)

もちろん、観ましたざます。
アノ名場面がカットされずに残っていたことに感動したわ。エジプトのスゴツヨ。

♪すごすごすごすごすごくて強い~ つよつよつよつよつよくて凄い~

歌詞はそのままでも曲とダンスがエスニックな感じのものに変えられていて、
さほど違和感なし。
違和感がないと感じてしまう自分の感覚がちと心配だけど、スゴツヨのくせに
進化してるのがスゴイなぁ、と。・・・ってコレ、真っ先に言うことじゃないか(笑)

木村演出はドストレートでスチャラカだけど、、、
だけど何故か嫌いじゃないんですよね~。
伊礼君のラダメスにも全然がっかりすることなく、嬉しかったなぁ。。。
何よりも安蘭けいにまた会えたことが、嬉しかったなぁ。。。
これからもファンでいよう、と思いました。

『王家に捧ぐ歌』は大劇場で観たんです。
シャカイジンになって初めての夏休み、初歌劇にして初遠征でした。
No title
★青瑪瑙さん★
理由は察していただけているかと思いますが(笑)、返信遅れてしまい申し訳ないですっ!

このAIDAを見てですね、あれなんですよ、
とうこさんで2人目なんですよ、
舞台に立っていて、気持ちのベクトルが目に見えるような気がした人は。
ちなみに、もう一人は橋爪功です。(レインマン)

人を想う時、その想いが濃密に詰まった空気が見えるというか、
安蘭けいもそういう舞台人だと、このアイーダを見て実感しました。

私はスゴツヨにしても、王家全体としても、そこまでキチっと見ていた訳ではないので、
周りのファンの人ほど、可笑しな先入観はなかった気がしますw

>木村演出はドストレートでスチャラカだけど、、、
だけど何故か嫌いじゃないんですよね~。

これは同じく。
「ド」っていうか、「バカ」って言いたくなってしまう、私w
でも嫌いじゃない。(笑)
未だに雪組公演『君を愛してる』は大好きです。

私もとうこさんに約束通りまた会えた事が本当に嬉しかった。
泣けましたもん。
ヅカファンとしても安蘭けいは誇りだし!
どんな女優としてこれから歩んでいくのか・・・
私も影ながら応援させていただきます。

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