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2/1 リチャード三世

2009年02月01日
kamigaakakatta

2009年2月1日『リチャード三世』@赤坂ACTシアター

作:ウィリアム・シェイクスピア
演出:いのうえひでのり
翻訳:三神勲
出演:古田新太 安田成美/榎木孝明 大森博史/三田和代 銀粉蝶 久世星佳
   天宮良 山本亨/増沢望 西川忠志 川久保拓司 森本亮治/川原正嗣
   藤家剛/逆木圭一郎 河野まさと 村木仁 礒野慎吾 吉田メタル
   久保酎吉/若松武史


・・・久世さんが古田さんに勝った!!

隔週記の更新が止まるのも納得。
姐さん、毎日あそこまでやってたら、そりゃ隔週記にまで手は回らない。
普通に生活してたって、大して手回ってないんだから、当然。
ある意味、とってもわかりやすい久世さんが好きw

新感線の公演ではないけれど、
古田新太に、演出いのうえひでのり。
とくれば、そりゃ見たいって思う。
私にとっては、そこに久世星佳。

久世星佳なくして、今の私はなし。

宝塚にハマったのも、緒月氏にハマったのも、全部全部久世さんがいたからだ。

男役以前の、役者としての久世星佳が好きだと思ったから、
男役の久世さんも好きだったわけで、
だからこうして女優姿を見ても、同じように好きだと言える。

エリザベスって男勝りな役。
久世さんの立ち振る舞いの自然に出てるっぽい男らしさが、良い意味で光る。
マント捌きみたいなのとか、歩き方、座り方、変わらないんだもん。
なんかチェーザレ・・・良い意味でボルジア。

カーテンコールでは新感線(じゃないけど)恒例豆まき(煎餅ではない)があって、
豆を投げる久世さんを遠目に眺めていたけれど、
思いっきりぶん投げてる姿が、力強くて、面白ろ可愛かった。
あの勢いで投げて、手元狂ったら、豆、直球で客に当たるわw

途中、あれ、三田さんが持ってた空になったビニール袋、
久世さんが受け取ったんじゃないかなー。
三田さん、銀粉蝶さんと共演できて、絶対久世さん喜んでるに違いない。
あと何十年かしたら、久世さんも、
「共演したかった!共演できて嬉しい!」
って思ってもらえるような、女優になっていると私は思う。

その見本となる姿を今の久世星佳に植え付ける為に、
最近、色んな格好良い先輩方と共演する機会があるんじゃないかなー。
流れがそっち方面だよね。

で、初めの言葉に戻りますが、
古田さんと、ガチンコで演技対決をしたら、若干久世さんが負けるかな?
って印象が私の中ではあったんですが、
役と、シェイクスピアと、なんかその辺の兼ね合いもあって、
古田さんと久世姐の対決、久世さんが勝利したように私には見えた。
古田新太すら圧倒。
よっしゃ。

あの長台詞で対決するには、やっぱり久世さん声が良いから。
で、たぶん見かけによらず、熱しやすい人だから。
スコーンと抜けて、古田さんのリチャードを一時圧倒。
そんな久世さんの姿を見れただけでも良かった。

ACTで生声で演技するって、凄いよなぁ。
しかもシェイクスピアで。
つい半月前まで「衝動~衝動~♪」で宝塚なACTだったので、
マイク越しの声が普通になっていて、
そのせいもあってか、最初、古田さんの台詞が聞き取りずらかった。
声ちっちゃっ!って。
2階席だったせいもあるかな。

でも段々、慣れてきて、まぁ役者さん毎に聞き取りやすい人、づらい人、
色々いたけど、でも慣れて。

安田成美と久世さんが共演してる、っていうのも変な感じだったなぁ。
ってか、安田成美、本当に綺麗だ~
舞台での演技ってなると、声を出す時点で、どうだろう?って感じる時もあったけど、
でも美しいアン。

三田さん、銀粉蝶さん、久世さんの三人の掛け合いが凄かった!

って感想を良く見かけるけど、本当にそう!
女優陣が優勢の芝居だった。
古田新太すら飲み込む勢いがあって、強い。

古田さんから、その勢いある怖い女優陣と、
対等にやり合えるだけの、悪さとかが見えれば良かったんだけど、
その点は、イマイチだったんだよなぁ。
そこまで最悪の悪には見えなかった。
シェイクスピアの台詞と真正面から闘ってる古田さんに、ちょっとした違和感。

『リチャード三世』をこうして舞台で見たのは初かな?
やっと『天保十二年のシェイクスピア』の、佐渡の三世次に辿り着いた。
なるほどねー。

昨日、蜷川さんの『冬物語』を見て、
今日、いのうえさんの『リチャード三世』を。
かかる曲だったり、照明、セット、衣装、効果音、
色んなところからいのうえさんらしさを感じて、
同じシェイクスピアでも、見せ方が違えば、受け取り方も変わるな、というのは実感。
でも、いのうえ調ではあったけれど、正統派だったよね、この『リチャード三世』。

正統派じゃない『リチャード三世』も見てみたいかもしれない。

一幕で2時間弱あったのかなぁ?
長かったんだよね。
字幕で台詞を追ったり、映像を使ったり、
所々でハッとする演出はあったものの、
それでも台詞のやり取りだけが続くと飽きが襲ってくる。
そっちにもこっちにもエドワードやらなんやらって、良くわかんなくなるんだもん。

相関図を映像で映してくれたのは良かったけど、
2階席からだと、あの映像を見るのも疲れるよっ。

このメンバーで、真正面からシェイクスピアに挑戦したかったんだ。
っていう意気込みは理解。
でもこのメンバーで、このメンバーでしかできない、
もっと「らしい」、『リチャード三世』もできたと思うし、それもいつか見てみたいな。
Comment
リチャード三世は前楽に見に行きました。
古田さんの冒頭の独白は1階席でも聞き取りづらかったです。
始まってすぐのセリフがあれだとちょっと印象悪くなってしまって
損してるかな~と思いました。

そして古田さんと久世さんの対決場面ですが、
私は今回の芝居の中であの場面が一番引き込まれました。
久世さんの演技を今回生で初めて見たのですが
男らしくて本当に素敵な方だなと思いました。
あんなに長いセリフを言っていても聞き取りづらい所が全くなかったです。
でも、一番男らしいなと思った所はカテコで大きな歩幅で帰っていく所でした(笑)
こうやってレポを読ませてもらうと、見てみたいなぁと思いました。でも、腰が重くて・・・。
台詞だけの応酬って、観客はしんどいですね。
全く違う次元の舞台だけど、宋家の三姉妹も、台詞だけだったから疲れた。
昔のご贔屓が出てるからという理由だけです。
これ演劇好きになったら、経済的にやってらんないと思うので自粛です。(笑)

でも、久世さんの声だけ聞きたいわ。
No title
★ごまさん★
始まってすぐの独白が、携帯に呟く・・・みたいなヤツですよね?
確かに、余計に不利だったかも。

今回、色んなブログさんを巡ってみても、久世さんが褒められているので、
ファンとしてはとっても嬉しく・・・!

>でも、一番男らしいなと思った所はカテコで大きな歩幅で帰っていく所でした(笑)

そこです!そこが好きなんですよっ!(笑)
いっつもそうなんです。しおらしくはけていく事がないw
どんな役やっても、カーテンコールのはける姿が颯爽としていて、男らしいw

これからも久世星佳をどうぞよろしくお願いします。(笑)

★kaoriyaさん★
じゃあ、「これは!」って作品があったらお誘いするので、一緒に見に行きましょ~w

安奈さん、ヤンさん、ほさち・・・って、気になりました、私も。
でも台詞だけの応酬ってのは、キツイですよねぇ、確かに。
あぁ、でも私はヤンさんが好きw

>これ演劇好きになったら、経済的にやってらんないと思うので自粛です。(笑)

一本お芝居見なければ、洋服が買える、美味しいものが食べれる・・・
もっと色んな事ができる・・・
なのに、見ちゃうんですよね。やめられない!困った!でも楽しい!
エンドレスで深みに嵌っていきます。

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