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2/22 フール・フォア・ラブ

2007年02月23日
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2007年2月22日『フール・フォア・ラブ』@PARCO劇場

作:サム・シェパード
演出:行定勲
出演:香川照之/寺島しのぶ/甲本雅裕/大谷亮介

重く響く扉の音。
印象には残ったけれど、
私はその音にそれほどの意味を感じることができなかった。

音が鳴るときの関連性が見つけられなかった

男が出て行く、女がいなくなる。
そういうお互いの衝撃的な瞬間に、
扉の音が重くのしかかるのかな?と思ってたら、
そーでもないような感じだったり。
音に掴みどころがなかったわ。

私はねー、こういう寺島しのぶが見たかったのさ。
『書く女』がいまいちだと思ったのは、求めてたモノが違ったからかな。
生々しい女である寺島しのぶに魅力を感じる。
期待通りの寺島しのぶ。

香川照之。
香川さんは寺島しのぶと同じ系統の雰囲気がする俳優さんだと思った。
汚いと思われるような部分でも、見せられる。
かと思えば、きっと綺麗な役もこなす。

幅が広いというか、深い(幅は深いって言わないか)、
そういう二人だと思う。
波長が合うんじゃないかな。

結局は離れられない男女の話でした。
とりあえず、寺島しのぶと香川照之がぶつかり合うのが見れて良かった。

ここからは独り言。

沈黙が沈黙として保てなかったら、舞台が成立しないよ。
沈黙の間に流れる感情を楽しみたかったのに、
客席からの物音で、ことごとく沈黙が崩れた。
残念だし、悲しいし、悔しい。

喉が痛い人もいるだろうし、風邪で咳が出る人もいるだろうし・・・
モノを落としたら拾いたいだろうし・・・

飴舐めるのも、そりゃしょうがないよ。
紙袋をガサコソやるのだって、なんだって100歩譲って我慢する。

でもせめて、せめて、場面を、雰囲気を読んで欲しい。

ここなら動いても大丈夫。っていう場面で動いて。
お願いだから。

舞台を上演しているその空間っていうのは、私にとってすごい大切。

でもそれはさ、私にとって大切なのであって、
他の人にとっては、そうでもないものかもしれない。

逆に私にとって大切じゃないものが、
ある人にはもの凄い大切だったりするわけだ。

私もその他人にとって大切なものを傷つけないように、
気をつけなければいけないってことを肝に銘じたい。

『ロープ』の千秋楽、『コリオレイナス』千秋楽、
『私はだれでしょう』、『ハムレット』、『フール・フォア・ラブ』と、
昨日の『ひばり』を除いて、
ここ最近毎回嫌な思いをしてきたので、ちょっとさすがに我慢の限界。
吐き出させて欲しい。

観る気がねぇなら、劇場にくんな!!!!

たまに泣きたくなるほど悔しくて仕方なくなるんだよね。
もの凄く感覚を尖らせて、集中して観る事に臨んでいるのに、
それをぶち壊される時があって。
感覚が尖っているのを実感するその瞬間も、自分にとって至福の時なんだわ。
私のある意味一番幸せな瞬間が、ぶち壊される。

ぶち壊されるたびに、自分も注意しようっていう気持ちが強くなる。

感覚尖らせてる時は、全方位だからなぁ。
舞台上にだけ、感覚を向けるなんてこと私にはできない。
背後の些細な物音にも反応せざるを得ないですわ。
だからより一層、気が散る。
ちょっと矛盾してるかな?

まぁ、だから、自分も気をつける。

あー、辛かった。
暴言吐いて、ごめんなさい。
Comment
帰国したらオススメに連れて行ってもらおうかと思いましたが、
いわみの隣で見るなら息とめとくか。
って冗談ですが。

リアルに、集中してれば集中してるときほど
ぶち壊されたときの感覚はたまったもんじゃない。
それは共感。
例えば、妹のオケの発表会行って、
めったには集中なんてしないのに
真剣に音を拾おうとしてる最中に、
となりでピコピコしてる人。
メールでもカチカチ鳴りますよ、
腹立ちますよ、そりゃ。

とゆーわけです。
なかなか難しいね、
Theatreって基本人がいっぱい集まる場所だから。
★りぃ★
人が集まるところが、また一番の魅力だったりするのが問題なのよ。
半端なく厄介!!
でも全員が一点に集中してる空間の快感ってないですよ。

この日は残念ながら、高校の全校集会みたいな客席だったわ。
全体的にソワソワしてて、見ちゃいないって感じ。

いつ帰ってくるんだぁ~!?
オススメ連れていきますよ♪
任せてくださいませ!!

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