1/14 カラマーゾフの兄弟

2009年01月14日
カラマーゾフの衝動!

2009年1月14日『カラマーゾフの兄弟』@赤坂ACTシアター 11:00/15:00

作・演出・出演者→こちら

1月6日→1回目
1月9日→2回目


この公演にふさわしい千秋楽観劇までの経緯。

11時公演の幕間、トントンと肩を叩かれた。
振り向くとお知り合いだった。

「千秋楽のチケット、あるけど見る!?」

「・・・・え!?・・・・・・・み、見ますっ!!

えぇ、衝動でございます。
「・・・」の間に、衣咲と桜寿を見送りたい衝動。
千秋楽の客席にこの身を置いていたい衝動。
水さんの挨拶が聞きたい衝動。
様々な衝動が、この胸駆け巡り、気付いたら「み、見ますっ!!」って答えてた。
そりゃ、見るでしょ。
本当にありがとうございました~!

ということで、W観劇。

私は衣咲真音が好きだったんだなぁ・・・
これからもっと知ることができたら、もっと大好きになったかもしれない生徒が、
一人卒業してしまったことが、なんだろう、もう、じわじわ、じわじわ寂しい。
泣きそうなんですけど、今ブログ書いてても。
いや、もう、泣いてますわ!
(すれてなさそうな所とか、笑顔とか、贔屓に対して感じるほっこり感と似たものを
感じさせてくれる子だったのかもしれない、と今日初めて気付いた。悔しい。)

衣咲の
「無くしてしまってから大切なものに気付く、って言うけれど、
 無くす前に、大切なものに気付くことができた。」
っていう挨拶を聞いた時、涙が溢れた、ワタシが。
立派過ぎるほど、立派な、でも本心から出た言葉だったと思う。

宝塚ってコワイ部分もいっぱいあるとは思うけど、
基本的にそういう場所だと私も思う。
人と人との繋がりのあったかさだったりだとかを、実感できる場所。
それも普通より過剰にw
ファンも結構同じような気持ちを実感しているのかもしれない。
私が今日、千秋楽の客席に居られたのだって、そういう誰かがいてくれたおかげ。

「今の景色を、目に焼き付けておく。」

と言って、グッと客席を見つめた衣咲君。
私、ホント、今になってじわじわ寂しいよぉー
衣咲に対して水しぇんが色々とコメントする中で、いきなり、

「なつは、なつのままでいい!!」

って、お得意の熱弁をしてくださり、
実生活でリアルに「なつ」とも呼ばれる私は、
内心、ドキドキ致しました。

『み、水しぇんが、私は私のままで良いって、励まして、応援してくれてるよ・・・』

違うとわかっていながら、衣咲君と一緒に、水夏希から勇気をもらう。

「衣咲はですねぇ~すっごくシャイボーイなんですよぉ~」
「お稽古場でも男の子みたいで、女性に戻れるのかな?・・・今度スカートはいて来る?」
「・・・え、このままじゃダメですかw?」

の件で、「なつは、なつのままでいい!!」が入り、

「シャイで凄く優しくて、下級生からも慕われてて、
 下級生からも“なっちゃん”って呼ばれてるんですよぉーw」

と、ぺらぺら水夏希喋る。

・・・な、なっちゃん!?
これまたリアルに実生活で「なっちゃん」とも呼ばれるので、
また『水しぇんに、名前呼んでもらった!!』と楽しく勘違いして、ウキウキ。
衣咲の愛称に「なつ」がある事は知ってたけど、
連呼してもらえて、本当に嬉しかったよ~
千秋楽のニュース映像は、永久保存版だ。

もう一人の退団者、桜寿ひらり。
喋るとちょっと女の子だった。
凄く凄く頼りなく喋り始めて、その頼りない話し声を客席みんなが見守った。
でもひらり君の挨拶も立派だった。
たくさんの宝物を宝塚で得られた事。同期だったり、仲間、ファンのみなさん。
離れるのは寂しいけれど、でも、明日からも頑張って行きたい。ありがとうございました。
というような。心のこもった挨拶だった。

退団同期になる桜寿の挨拶を、真剣に、涙を堪えるように、
聞いていた、衣咲君の姿も印象深い。

カーテンコールが何度も何度も続いて、
水しぇんを中心に、右に衣咲、左に桜寿。
肩を抱くか、手を繋ぐかしていてくれたと思う。
音楽に合わせて、水さんが左右に揺れるも、衣咲君は恥ずかしがって揺れないw
「逃げるなよっ!(笑)」
水さんにツッコまれて、また恥ずかしそうにしてる衣咲君が、本当に可愛い。

2階席から、あれはきっと、
「なつー!!」ってファンの人が叫んだのに、
衣咲はまたシャイ発揮。
「なつー!!」の声に気付いた水しぇんが、
「ほら、呼んでるよ?」って衣咲に促すのに、
衣咲「・・・桜寿だと思う・・・w」

って。(笑)
お前どんだけ、シャイなんだよっ。

今度は1階席から「なっちゃーん!!」の声が。
これは絶対に聞き間違えない!!
水しぇんにもニコっとされて、今度は、恥ずかしがりながらも手を振ってた。

三人でお辞儀する時も、この子、可愛くて・・・
桜寿と水さんは、手を繋いでたのかな?
でも衣咲は、水さんから手を離してて・・・
お辞儀してる最中に、水しぇんが、

『ちょwなんで手、繋いでくれないの?!』

って感じで、肘で衣咲の事を小突いてたw
小突かれて、やっと手を繋ぐ、衣咲真音。

ひらりについては、水しぇん。
「あんどぅーと最初に会ったのは、本当にあんどぅーが下級生の時で、
その時は正直、本当に頼りない男役だ、って思った。(笑)
でもそれが、退団発表して、意識が高まったというか、声も出るようになったし、
凄く変わってきて、しっかりしてきて、もうね、本当に惜しいと思うよ!!!!」
と、熱弁。本気で頼りないと思ったらしい。でもその成長も実感したと。

「今回退団する二人と、こうして一緒の公演を作れて、二人の姿勢だったり、
一生懸命さだったり、私も二人から学ぶことがいっぱいあったよ。」

二人に語りかけるように、横向いて喋る水しぇん。

「あ、なんか、二人に話しかけちゃった。(笑)」

と、途中でセルフツッコミ。
いや、でも下級生に対してもそういう目線で接してくれる水さんだから、好きなんだし、
水さんがトップの組の組子ファンで良かったって心から思うんだよなぁ。

フィナーレの各子芝居場面。
衣咲と桜寿は一緒にいる。
楽は、あの下級生順の挨拶から小芝居フィナーレまでを2回やってくれたんだけど、
2回とも、水しぇんは、衣咲と桜寿をギュっと抱きしめていた。
抱きしめられる度に、衣咲の顔が、グッと涙を堪えるように強く、でも笑顔になった。

そしてもう1つ(いや、1つどころじゃおさまらないけど)水さんの好きなところ。
お客さんがいるから、「舞台」が成り立つってことに、
限りない愛情を持ってくれているところ。大切に思っていてくれるところ。
演劇であることを愛してくれている。
そんな水さんが好き。

「みなさんの拍手のおかげで、こうして舞台を務めるとこができる。
舞台って言うのは、一人では作れない、出演者だったり、スタッフのみなさんがいて、
できるものだけど、それでもお客様がいなかったら、何の意味もない事になってしまうから。
お客様がこうして拍手をくださることに、本当に感謝しています。
今まで、こんな拍手、聞いたことあります?(後ろ振り返って、みんなを見る)
次回も是非!客席参加型で!!
もう、ゾロのお面とか被ってくださって、かまいませんから!!
そしてまた、この公演を一度でも、一度と言わずたくさん見てくださった方々・・・
必ずや、また大劇場公演でお会いできると信じております!(宣伝キター)
私、目が良いんで、みなさんの顔わかりますよ?覚えておきますw
また大劇場でお会いできるのを、お待ちしております。本日は本当にありがとうございました!!」

的なご挨拶もしてたかな。

堤さんなんて、たまに客がウザいんだろうなぁ~発言するし(笑)、
こうやって言って、満面の笑みで笑ってくれる、水しぇんが本当に好き。
(つっつんも好きだけどさぁw)

中央に戻ってきた水しぇんが、ユミコさんと、となみ?ハマコさん?に、
小走りで駆けてって、ちっちゃくタックルしたり、
フョードル、グルーシェニカ、ミーチャで、腰に手を回しあってニコニコしてたり、
挨拶の時、ハマコさんのまん前に立った水さんが、
「あ、ごめんw、かぶっちゃってるね。」
とかなんとか言って、
それにハマコ笑って、水しぇんを抱きかかえるように手を回したり・・・

とにかく色々細かく、アットホームで、ニコニコで、仲良さそうで、
盛り上がりました、ACT。
「雪組バンザイっ!!」
って、水しぇんも言ってくれた。
万歳しきれなかったのが、惜しいので、
もうちょっとタイミング計って、雪組千秋楽恒例にしてくれないかなぁ~
客席も参加したいよー「雪組バンザイ!!」って水夏希さん達と一緒にしたいっす。

公演自体は、初日からある程度の完成度も、熱量もあった公演だったと思う。
それでも、楽日のテンションの高さみたいなのもあってか、
プロローグとか、前より更にエネルギーを感じたし、
盛り上がる場面がきちんと盛り上がる分、その対比になる、静の場面もより生きてきた。
アリョーシャとリーズが、微妙に引き裂かれてしまうシーンとか、
コマの演技、光ってたなぁ。
彼もカラマーゾフの一員だから・・・

裁判のカオスっぷりは凄いよね。
五峰姐さん登場からの、件は特に。
中でもゆみこさんが心配。
フィナーレで戻ってきてくれるから、安心できるけど。

イワンの幻覚は、「イワンの」幻覚って一応イワンのモノだってされてるけど、
でもイワンだけのものではなくて、人間全ての、
それこそ衝動が生み出す罪というか、そういうものの象徴だったんだと思う。

ミーチャの罪、グルーシェニカの罪、イワンの罪、アリョーシャの罪、
スメルジャコフの罪、カテリーナの罪・・・
あそこにいた、全ての人間、傍聴人も誰も彼も、全て含めて、
そして私にも、きっと同じものが、流れている。
衝動を起こした時、それが表に出るか出ないか、その出方、違うけれど、
人間全てが抱えているもの。

ミーチャはそれに気づき、でもその罪と向き合う決意をする。

あ~原作読みたいなぁ。
面白そうだよー

『忘れ雪』を見てしまった後なので、
なんだか雪組って全体で見れば、カラマが素晴らしい作品だったことは嬉しいことなのに、
贔屓は『忘れ雪』組なもので、贔屓目線で見ると、なんだか悔しくもなった。
同じ組なのに、こんなに違う。
でも、だからこそ!ファンも『忘れ雪』組、頑張らなくちゃ!!
頑張りましょう!?(笑)
何ができるかわからない・・いや、とにかく見ればいいんだよ。
客席を埋めろ。
なんか、そんな気持ちに。
でも、水さんの元に早く帰りたいよぉ~・・・w
(いや、キムさんに他意は全くなしだけど!むしろこだま・・・

水さんも、
「この公演終わって、なんだか寂しいなぁと思ったら『忘れ雪』!!
音月桂主演!!よろしくお願いします。」
って言ってたんで、よろしくお願いします。私も頼んどく。

とにかくこのまま雪組突っ走りましょう!
水夏希と共に!
今のこの一体感!!
水さんに対するこの信頼感!!
もう、組子もファンも同じ気持ちでいると思う。

雪組、バンザイ!!
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