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12/23 舞台は夢-イリュージョン・コミック-

2008年12月23日
良い!好き!この芝居!
2008年12月23日『舞台は夢-イリュージョン・コミック-』@新国立劇場

作:ピエール・コルネイユ
演出:鵜山仁
出演:堤真一/秋山菜津子/高田聖子/田島令子/川辺邦弘/松角洋平/窪田壮士
    三原秀俊/坂田聡/磯部勉/金内喜久夫/段田安則

12月3日→1回目
12月10日→2回目
13月17日→3回目


さて、本日ヅカファン的に波乱万丈、
衝撃も抜けていないのでございますが、こちら、千秋楽です。

まず正直に、この作品、
芝居として楽しめるのは1回目だけだ!!

初見はなんて楽しいお芝居なんだろう!

って確かに思った。
演劇好きって気持ちが、増した。

だけど2回目以降は、変化を見るだけになっちゃうからなぁ。
いや、2回目はまだネタバレの伏線探しが楽しめるから、
まだあれだけど、3回目以降か。

例えば野田さんの芝居だったり、清水邦夫作品だったりは、
演技の変化プラス、作品を深く理解する楽しさもあるから、
回数見ても、発見があったりして面白いんだけど、
これは深くさぐる・・・みたいな方向にはいきずらいや。

というか、回数見たほうがクランドールの気持ちとかわからなくなるかも。
あとリーズ。
最後まで、この二人が良くわからなかった、私。

なんでクランドールはリーズを口説いたんだろう。
その時は本気で可愛いと思って、好きだったんだよね?
イザベルはお金の為の布石。的なこと言ってたのに、
牢屋に入れられて、呟くのはイザベルの名前のみ。
「リーズ」なんて一っ言も言わない。

「クランドールは尻軽男」って芝居の中の芝居に繋がる伏線の為に、
リーズを口説かせたのかなぁ?

クランドールがリーズを口説く。

これがない方が、話がすっきりまとまってハッピーだと思うんだけど。
その後、話として繋がるわけじゃないから、口説く理由がわからないしさ。

結局、あの皇太后との不倫もお芝居でした!
な~んだ、クランドールとイザベルは普通に幸せに結ばれてたんだ!
演劇って楽しいね!

ってラストにしたい訳でしょ。
でも、クランドールが一回リーズ口説いちゃってるから、
『だけどさ、リーズとクランドールってどうなっちゃってんの?』
『その後、イザベルは本当に裏切られることになるかもしれない訳?』
ってなりませんかね。
私はなるぞ。

クランドールとリーズに関係を持たせるんだったら、
最後、クランドールと皇太后を殺すのは、リーズにすれば良いと思うの。
イザベルは妻だから、真正面からクランドールに文句を言える。
でもリーズはそれができない。
「イザベルだけじゃない、自分もないがしろにされた。」
その思いからクランドールを刺す。

いいじゃん、それで。
そういうのも芝居的に面白いって。
まぁそれも実際に殺すわけじゃないけど。

4回見たけど結局最後まで、
クランドールとリーズの関係ってのはわからないままだったなぁ。

千秋楽、一番テンション高かったのは聖子さんです。(笑)

とりあえず台詞のテンションが高いし、
それに伴って動きのテンションも高い。
門番の真似するところとか、
あまりのテンションの高さに秋山姉さんビビってるように見えたw
で、門番もちゃんと袖から聖子さんの動きを見てたんだろうね。
きっちり同じ動きを返してきて、笑えたわー。

あの変な喋り方に決めたのは、大成功だと思う。

つっつんと段田さん。
隊長にクランドールが脅される場面。
「ひゃあぁぁぁこわいっっ」ってつっつんが縮こまり、
そのまま段田さんに腕つかまれて、
「大丈夫だって、もう大丈夫だからw」
とかなんとか言われつつ、引きずり回されてた。

隊長の大法螺吹きに飽き飽きして、返事がつれなくなるところでは、
「うるさいっ」
と、つっつん、一蹴。

あとは、客席通路に座っちゃうところ。
ちょうど通路から2つ目の席が空いてたので、
堤真一そこに座る。

「え、席空いてたの?そこ座っちゃったの?
 隣の人緊張するでしょw?」

と段田さん。
後姿しか見えなかったけど、ニコニコな雰囲気のつっつん。
芝居に戻る時は通路側のお客さんに「すいませんっ」って謝ってたw

段田さんの梯子でのつぶやきは、
最終的に「サバの味噌煮とばってら」で。
とりあえず、サバ。
なにがなんでも、サバ。
らしい。
サバ好きなのか、段田安則。

とりあえず全体的に役者さん達楽しそうだったなぁ~♪

カーテンコールは3回ぐらいあって、
最後はスタンディングオベーションになってた。
結構それを冷静な顔して見てた堤真一。
新感線だと、柄にもなく投げキスとかしてくれちゃうけど、
この舞台だとそれはないかな。
『でも、笑いもしないよ、あの人w』と思って見てたら、
3回目はさすがに客席を見て、満足そうに、にこって微笑んでくれた。

あー良い笑顔だった!
堤真一の笑顔で、終了!
Comment
千秋楽見ました~。
初日から千秋楽までの間にキャストの方々
(特に段田さんと聖子さん)が笑えるポイントの
芝居を微妙~に変えて演じてましたので、
見に行く度に楽しんでいました。
聖子さんの「いや~!」っていう牢番のモノマネは千秋楽が一番笑いました。
段田さんも最後までサバで押していましたね(笑)

そしてつっつんと菜津子さん、この2人が同じ舞台に
立っているその同じ空間にいられたことが
私にとっては本当に幸せな時間でした。

確かにクランドールとリーズの気持ちを思うと?な所はありますが、
リーズはクランドールへの思いを断ち切って
イザベルに譲ったのでしょうね。
そして好きでもない牢番と結婚したのかな・・?
逃亡した4人はその後演劇に出会い、幸せな暮らしを送っていたと思います。
芝居が終わって一緒に水を飲むクランドールとイザベルは幸せそうでしたし。

カーテンコールは堤さんも笑顔でしたが、菜津子さんも微笑んでいましたね。
今回のような豪華なキャストでのお芝居を
いつかまた見たいなと思いました。
★ごまさん★
私も楽日の聖子さんに一番笑いました。
明らかに今までとテンションが違うから、
『あぁー張り切ってるな~嬉しいなぁ~』って思いながら、笑う。っていう。

つっつんと、秋山さんもですが、
つっつんと段田さんも、芝居の相性がすっごく良いですよね!
男二人で、ガッツリ組んで二人芝居とかやってくれたら、
凄く楽しそうだなと思いました。
ちょっとトラムとか、あぁいうちっちゃい劇場で、密度濃く!

なんだかんだ言って、牢番とリーズも幸せになってくれちゃえばいいのになぁw
あの牢番、可愛いとこありましたし。

次は『蜉蝣峠』ですね!
楽しみです!
堤さんと段田さんの二人芝居を狭い空間で私も見てみたいです。
(ただ、チケット取りはかなり厳しそうですけど)

蜉蝣峠のつっつんは極悪非道な悪役なのでかなり楽しみです。
新感線の悪役はとても魅力的ですよね。

1月はパイパーとリチャード三世も見に行くのですが、
特にパイパーは舞台は夢と同様にキャストがかなり豪華ですし、
物語も想像がつかない内容なので見に行くのが本当に楽しみです。
★ごまさん★
キャー!!
蜉蝣のつっつん、極悪非道なんですか!!
(あんまりストーリーとかチェック入れてなかった人)
古田さんとは、吉原と立場逆転、みたいなことになるんでしょうか。
なんにせよ、あのメンバーの共演は楽しみでなりません。
クドカンの脚本がちょっと心配ですがw

リチャード三世は、久世さんをほんのすこーーーし気にかけていただけたら、
ファンとして嬉しいですw男前な女優サンなので。

パイパーは、あの女優二人の共演はもちろんですが、
橋爪さんが楽しみだったりします。

来年もいっぱい楽しみましょうね~☆

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