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2/13 song&dance ハムレット

2007年02月14日
yanham

2007年2月13日『song&dance~ハムレット』@サンシャイン劇場

作:シェイクスピア
演出:栗田芳宏
振付・出演:舘形比呂一
出演:安寿ミラ/斎藤晴彦/沢木順/堀内敬子/石山毅/谷田歩/柄谷吾史

特に印象に残るわけでもなく、でもつまらなわけでもなく、
ただ、ただハムレット。

そういや私は蜷川幸雄のシェイクスピアしか見たことがなかった。
そのことに気が付く。
ハムレットは映像で見た、藤原竜也のハムレットだけ。

えーっとねぇ、戯曲は読んだんだっけな?
読んだと思うぞ。
だからちょっと省かれる?場面も脳内補完が自然とできた。
そんな自分に乾杯。

安寿ミラがハムレット役、館形さんってどんなんんだろう。
この二つの興味に駆られて観劇してきました。

安寿ミラのハムレットは単体で見れば、
うん、良いハムレット。
大仰な台詞に負けることなく、狂気の色も見せ、復讐の感情と、
それを果たせないことへの苦悩の狭間で揺れる、ハムレット。
だけど、他の男の役者さんと並んだ時、これどーも不自然だと私は感じた。

クローディアス、ポローニアスと並んだ時は良い。
元々役に年の差があるから、大丈夫。
でも、ホレーシオとか、ローゼンクランツ、ギルデンスターンなんかと並ぶとどうも違和感。
幼く見えすぎる。

相手は、まんまもう男性だから、
安寿ミラのハムレットが少年に見える。
(実際のハムレットって大人じゃないけど青年。とかそんぐらいじゃないのかな?)
ホレーシオと親友同士には、どうも見えない。
男くさい(別に悪い意味じゃなくね)ホレーシオ達と並ぶと、
少年安寿ハムレットが、可愛らしい子供に見えちゃう。
なんかおかしいだろ、コレ。

だから、安寿ミラ単体で見るとハムレットなんだけど、
隣に誰か本当の男が並ぶと、ハムレットじゃなくなっちゃうような気がした。

堀内敬子さんが、オフィーリア。
安寿ミラと堀内敬子が並んでも、女性同士だから、
男芝居をしてるヤンさんは男に見える。
だからここも大丈夫だった。

あとは館形さんの、ガートルードとの芝居も大丈夫。
むしろ面白かったなぁ。
篠井英介さんの芝居は見たことないんだけど、
でもきっと彼もあんな感じだろうな。
綺麗なんだわ。普通に。
割と男顔なのに綺麗なの。

あと疑問を感じたのはSONG&DANCEと銘打っておきながら、
DANCE!っていう場面がなかったこと
ダンスの定義っていったいなんなんだ?
ソングの方は、暗く鬱蒼とした雰囲気のある曲が多々あって、
芝居とも馴染んでいたし良かったと思う。
でもダンスは?
安寿ミラなんだからさー踊る場面が見たかったなぁ。

最期、レアティーズとの決闘の場面なんかは面白かった。
お線香の香りが漂ってくる中で、ホレーシオ以外が死んでいく。
香りがするのが良い。死には線香。
剣を実際には持たない。
持っているように見せる振り。で剣を表現してたその辺も面白い。
緊張感、緊迫感があった。

旅役者がテントを張り、そこで『ハムレット』を演じる。
っていう設定のハムレットだったみたい。
なので、みんな旅行鞄を持っていて、待機する際は袖にはけず、
その鞄の中から次の衣装の準備をしていたり・・・

その常に持ち歩いていた鞄が、最期命を落とした際に、
自分の墓石?のようなモノになる。
その演出が、今に通じると言うか、
誰もが流れて生きていて、そして必ず死ぬ。
とか、なんかそんな感じのメッセージに感じられて興味深かった。


ハムレット感想でした。1日1クリック良かったら、よろしくお願いします。

にしても、綺麗だ~ヤンさん。
男役ってのは、芸なんだな。仕草が格好良いもん。
マントの翻しかたとか、膝の付き方とか。(なにを見てる)
あーこの人が13年前「夢まつら・・・」とか「ばの~」とか
言っちゃった人なんだと思うと、万感の思いに駆られるです。
そんなのは、私だけか?
Comment
お久しぶりです。私も「ハムレット」観ました、兵庫で♪
去年の安寿さん主演の「クラリモンド」も観たんですが、
初めて観た安寿さんの美しさにびっくりしました。
今回は男役で、「あ~、宝塚の時ってこんな感じだったんだろうな・・今になって観ることができてラッキー」
なんて思ってしまいました。
役者さんがはけずにずっと舞台にいるって、楽しいです。
準備したり、水分取ったりするのをちらちら観てました(笑)
役者さんたちは、大変でしょうけどネ。
★RENさん★
お久しぶりです!
私は今になって、安寿ミラが活躍していた時期の宝塚(もう15年ぐらい前)にハマってるのでw、
男役の安寿ミラ見たさに足を運んだ部分があります。
軽く邪道です。(笑)

ちらちら見ますよね、やっぱり。私も見てました。
あー髪の毛直してる、衣装着替えてる・・・っていうのを、ちらちらと。
あれじゃ役者さんは、気を緩める場面がないから大変でしょうね~
でもやっぱりそこが面白いとも言える。

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