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*おそるべき親たち*

2010年10月25日
『おそるべき親たち』@東京芸術劇場小ホール2

作:ジャン・コクトー
台本:木内宏昌
演出:熊林弘高
出演:佐藤オリエ 中嶋しゅう 麻実れい 満島真之介 中嶋朋子 


これねぇ、凄いですよ(笑)
笑いが止まらないよ。

ラストとか身震いする。

このキャストで想像して、期待するものが、
結構理想に近い形でギュッと詰まってる世界。
たまらんです。たまんないね。
TPTはTPTの匂いがする。
って、そんなにTPTの芝居も観てないか。
でも、

ベニサンの匂い。
格調高いのに、
汚れも惜しみなく見せる。
綺麗で醜い、生と死の、愛と憎しみの人間。

その香りの中に麻実れいって女優がバチッてハマった時の快感!
更に佐藤オリエさんが冷ややかな思惑と愛情を注ぎ込むわけですよ、
あの狭い空間に。
中嶋しゅうさんも、中嶋朋子さんも、もうW中嶋も良い味、良い女っぽさ出してるし、
新人?の満島さんも若さと、持ってる雰囲気が作品に合ってる。

とにかく漂う空気の濃さに酔う。
くらくらする。
でもそれが一番幸せ。

ターコさんの生ふくらはぎに私の目は釘付けです。
麻実れいの『黒蜥蜴』を観たのもTPT、ベニサン。
最高で最低なターコさんを見られる場所かも。
あの存在を肌で感じられるのは、至福のひととき。
麻実れいに生まれ変わってみたい、本気で。
本気で無理だけど、私は本気だ。
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*Diana-月の女神ディアナ-*

2010年10月25日
『Diana-月の女神ディアナ-』@東京芸術劇場小ホール1

構成・演出・振付:謝珠栄
脚本:篠原久美子
作曲・音楽監督:林アキラ
ミュージカル台本・作詞:T.S
出演:姿月あさと、湖月わたる、今拓哉、平澤智、水谷あつし
ミュージシャン:飯野竜彦、たまきあや


謝先生は凄いわ。

このミュージカル見て、
「これからも生きていこう」
と明日への力を得る人が必ずいると思う。

そんな“ミュージカル”をしっかりと作れる凄さ。
ストレートプレイを演出しても謝先生の力強さ、熱さ、正しさを持ってしたら、
きっと良いストレートプレイが見られると思うんだけど、
歌があって、踊りがある、ミュージカルの道を進むのが謝珠栄なんだなぁ。
ミュージカルっていうのが、謝先生にとって、
自分の得意なことを一番生かせる場なのかもしれない。

今さん、平澤さん、水谷さん

上手過ぎて、踊りキレキレ過ぎて、さすがTS。

ズンコさん、わたるさんも良い。
宝塚って土台があって、
でもそこから何歩も先に進んできた今の二人だから出来る芝居。
姿月あさとの歌は言わずもがな。
わたるさんも女性として、歌うことにもはや違和感はない。
背の高さも、まったく感じなくて、女優さんだなぁ、二人とも。

ズンコさんのふわふわした雰囲気の生かし方に納得する。
こういう方がまず似合う、しっくりくる。

最後の布ばさーっで、野田秀樹を思う。
なんていうか『キル』、再演『贋作・罪と罰』とか。

「命」に真摯に向き合うミュージカル。
重い、かもしれない。重いのは当たり前か。
でもその誠実に向き合う姿勢にぐっと胸を打たれた。
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