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9/19 中国の不思議な役人

2009年09月20日
2009年9月19日『中国の不思議な役人』@PARCO劇場

作:寺山修司
演出:白井 晃
音楽:三宅 純 
出演:平幹二朗 秋山菜津子 岩松 了 夏未エレナ 田島優成 ほか


雪組見に行ってるかと思いました?
いやいや、行ってないんだなぁー
秋山さんなんだなぁー
平さんなんだなぁー
寺山修司です。

私が私の感覚で、そのまんま、のほほんと生きてきた中での感覚で、
パシっと捉えられるのは、野田世代からなのかもね。
第三世代ってヤツですか。

ただ匂いを感じる。
感覚的に一番に語りかけてくるモノのは、なんというか、鼻から来る感じ。
いや、実際に匂いはないけどさ、そこに漂う空気を感じるのが、
肌よりも、鼻!という感覚。

これどっかで・・・
あ、身毒と一緒の匂いだわ~

と思ったら、身毒も寺山修司だった。
あながち私の嗅覚間違ってない。
でも、嗅覚以前に記憶として、身毒丸が寺山修司だったのぐらい、
覚えておくべきだよ、自分。
そこ、トホホだよ。

前方席で超斜めから見ていたので、
舞台全体を捉えられなかった。
それがかなり残念。
センターから全体を見ていたら、もっと印象が変わった気がする。
斜めから舞台を見るのは、みんなそうだと思うけれど、かなり嫌いだ。
コクーンの1階バルコニー席とか、かなり耐え難い。
あぁいう斜めがダメ。

首から疲れて、疲れが脳みそまで行っちゃって、
舞台に集中できなくなる。
目にもくるんだな。

全然意味はわからなかったんだけど、
平さんも怖いし、平さん演じる中国の不思議な役人も怖い。
想った女に「好きだ」と言われると死んでしまうのね。
結ばれた瞬間に滅びる。
あー、うん、ねぇ。

平さんは、あれは何だ、蜷川さんのリア王?の時も思ったけれど、
この人に死なんてものが、訪れるんだろうか。
死ねない人ってのに、ピッタリハマってしまう平さんがとても怖い。
生きているのに死ねる人。
どこに行ってしまうんだろう。
にしても、セクシーな人だ。

秋山さんから、女の匂いをそこまで感じなかったのも珍しい。
軍服着て、ショートカット。
途中、娼婦の館にも出てきたけれど、特に役割もわからず。
ただ、秋山さんって、ここまで地下にも行けてしまう女優さんなんだなぁ、と。
割とメジャー所の芝居への出演が続いているけれど、
この人、こっち系も、こんな風にいけるのか。
今まであまり見たことのない秋山菜津子だけれど、
秋山さん自身の中には、こういうアングラっぽい空気って実際あると思う。
そこがあるのが、きっとこの人の魅力。

舞台全体動ける人、歌える人がたくさんで、
演奏も、曲も、格好良くて、
もの凄く、キチンと演出された舞台だというのを感じた。
手を抜いている部分がない。
ちゃんと作り込まれている。

その隙のなさがまた嬉しい舞台だった。
んー、センター後ろ目で見たかった!
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