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3/26 風の錦絵/ZORRO 仮面のメサイヤ

2009年03月27日
zorro

2009年3月26日『風の錦絵/ZORRO 仮面のメサイヤ』@宝塚大劇場

作・演出・出演→こちら


実感が、ない。

でも、事実、最後。

それなのに、実感がない。

実感がないのに、これでさよならしなくちゃいけないこと、
もう隣にいる姿を見ることができないかもしれないこと、
短い間だったけど、二人で並んでる姿をいっぱい楽しめたこと、
これからへの大きな期待、希望、その反対の言いようがない寂しさ、
贔屓と一緒に歩んできてくれたことへの感謝・・・

私の今回のショー、芝居含めた最大の泣き所聞いてください?

ソーラン節です。

えぇ、もちろん、大劇限定の泣き所。
あそこでキザりに、キザるかなめ嬢を見ると、
もう、なんとも言えない気持ちになって。
寂しくって仕方がなくて、でも頼もしさも感じて、
「あれが、ウチの相方の凰稀だ。」
ってわけわからん誇らしさも感じて・・・
誰がなんと言おうと、完全に贔屓目線なんですよ。
贔屓目線で、凰稀かなめを見ていて、ものすっごい大切に思ってます。

ちょっとお茶会レポもこれから書く予定ですけど、
先にチラっと書いときますよ。

「女目明しのとなみさんは、水さんを捕まえますが、
 キタロウ君だったら、あの五人のうち、誰を捕まえますか?」

って質問されて、

「凰稀さんかな

って即答で、可愛くシレっと答えたんですよ、あの奉行さんのデカイ方。
何気にここが今回のお茶会イチの撃沈ポイントだったかもしれない。

もうたぶんムラまでは行けないので、
私の為に誰か神様みたいな人が交通費恵んでくれたら、
また雪組の凰稀かなめに会えるけど、きっともう会えないので、
別れと実感できない別れを堪能して参りました。

星組の出演者発表見ても、なんかグッときてるんですけどね。(涙)
星の86期のみんな、凰稀さんをよろしく頼みました。
実はかなりキザる子です。
男役頑張ってる子です。
星組でその美貌だけじゃない頑張る男役としての姿が、
前面に現れるようになること、心から祈ってます。
あかし、特にあかし、星男の心得を叩き込むんだ!!凰稀かなめに!!
君が居れば百人力。
あかしとかなめちゃんが並んだりするのも楽しみだなぁ。
本当に、星組見る楽しみが増すよ。

26日は、11時を最果てから、15時は1階の後方から観劇。
ビデオ撮りがあったみたいだけど、オープニングのZORROの映像には、
一本黒い太い線入るし、水さんは芝居最後のとなみとのデュエット、
喉詰まって声出なくなってるしw、どうやら付け毛は落としたみたいだし、いや、散々!!
どんまい、水さん。(笑)
せしるが、最後歌の時、
だーーー!!って走ってきて、サッて拾って、
ポンチョの中に隠したのは付け毛だったのかな。
隠しながら笑顔で歌い踊るせしるが男前で。

なんか、贔屓氏以外の感想を、
たいして書いていない事に最近気付いたので、書きましょか。

まず水さん。
あの乙女ディエゴが実は私、かなーーーーり好き。
すっごい水夏希っぽいような気がして。
メンドーサに「しんでしまえっっっ」って言う所の絡み方が毎回違ったりするので、楽しみ。
マイクにわざわざ顔近づけたりしてるよ。
テルのマントに邪魔されちゃうところとか、ビンタ食らうところとか、
メンドーサのフェンシングに怯えてるところとか、
基本的に全てが可愛くって、水さんっぽいので好きです。

ゾロに関しては、なんか、
こう、若干、勘違いしちゃった人に見えちゃったりもする。
水さんのせいじゃなくてね。
正義の味方な自分に酔ってる感じ。
酔ってるだけじゃなく、実績も上げてるから格好良くもあるんだけどさ。
台詞がグレートサイヤマンみたいだから。
あぁ、我ながら良い例えだわ。
悟飯がグレートサイヤマンになったときみたいな、恥ずかしさがありますよ。
gohangure-to
こういうこと。

ディエゴはネロとかとは違って、完全無欠のヒーローの格好良さを味わう役かな。
あ、心配されたヒゲマントも似合っていて平気なので、ご心配なく。

となみさんのロリータは、感情の起伏が激しい。
起伏っていうか、起だけな感じも。
勝気な娘さん。
ただカツゼツ良くないのは気になるなー
この期に及んで、なので、そこまではもう気にしてないけど、
台詞聞き取りづらいところとかは確かにある。
輪っかのドレスの半端のない似合いっぷり。美しさ。
そこはさすがのトップ娘役。
大輪の花だということをいやがうえにも実感させられる。
最後まで、そのままで。

ゆみこさんのメンドーサ。
21、22日に見た時よりも牢獄での決闘シーンが執念染みて良くなってる。
ディエゴを、ゾロを憎み、戦いを挑むことでしか自分を保てなかった、哀しい男。
その憎しみ、それ以上の哀しみを全てぶつけるようにゾロに、ディエゴに剣を向ける。
その姿が切ない。
なんだか、助けを求めてるみたいで。
あとやっぱりこの人の歌の力は凄い。人を惹き込む。
銀橋ソロは圧巻。
ただメンドーサって役自体が、良くわからない役なのが不憫なの。

キムさんのベルナルド。
死に様、綺麗で、素敵ですよー
それこそ『忘れ雪』で培った、死に方じゃ。
ディエゴと再会した時の喜びっぷりが可愛くて、格好良くてたまらない。
また一段と、素敵な男役さんになられて。
あ、静香は生まれ変わって報われたね。ヨカッタね。

ただこれもキムさんのせいではなく、牢獄の場面。
メンドーサの死→タイミングを見計らったように「母さん、母さん・・・」と嘆き始めるのが、
あれ、なんともおかしい。

テルのオリバレス総督。
テルも21、22日に見た時より進化。
特に最後、殺したと思ったゾロに追い詰められる場面の、
怒りの発散させっぷりが上昇。
だからもう、地味に良い仕事してるんだって、そこが可愛いんだって。
自分の策略を全て潰された悔しさ、憤り、叫び声に現われてます。
それまでは、冷静・冷酷。
メイク、表情もそこに徹していて、凰稀さんっぽい。
目が鋭く見えるようなメイクしてると思う。

で、たぶんこの人、美しいものとか人が好きだから、
奥さんの花帆さんのこと、結構ちゃんと愛してると思う。
ダンス踊る時とか、クールの中に優しい表情を見せてたりするんだな。
そこがまた凰稀さんっぽい。

かなめ嬢の奥さんに、花帆さんチョイスするとか、良いセンスしてるよ谷先生。

奥さん繋がりで、いづるんの高飛車な女っぷりも素敵です。
良い味出してる。

ハマコさんは一番の悪です。
何もその人まで撃たなくてもって人まで撃つし、
笑い声、憎らしすぎて笑えるし。濃い。ハマコさんらしい。

ひろみ先生はインディアンの被り物にビックリするけど、美形。
インディアン自体がそこまで話にぐっと深く関わってくるわけじゃないので、
難しいところだけど、インディアンの中では目立つ存在。

あ、ちなみに太鼓専科・透水さらさ。

あと台詞があって目立つのはさゆみみぐらい?
ミミちゃんが上手くなったかもー!それは嬉しいかもー!
声も良く出てるし!

しゅう君と、がおりは緒月さんにくっついて頑張ってくれてます。
側近色の違うカッコイイ男役二人で嬉しいです。
しゅう君、色々と理解してくれて、訳してくれて、ホントありがと。

あとはもう、ホント、5月の東宝を待つのみ!
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3/27 ムサシ

2009年03月27日
musasi

2009年3月27日『ムサシ』@彩の国さいたま芸術劇場

作:井上ひさし(吉川英治『宮本武蔵』より)
演出:蜷川幸雄
音楽:宮川彬良
出演:藤原竜也/小栗旬/鈴木杏/辻萬長/吉田鋼太郎/白石加代子/他


私は、真剣勝負挑みに来たのっっ!!!!

宮本武蔵と佐々木小次郎、藤原竜也と小栗旬。
剣豪として、役者として、バチバチに熱い火花を飛び散らせる二人に、
客席から更に参入してやる。
戦いに来たんですよー。えぇ。

もう、全然戦ってくれないんだもん。
井上さんのバカっ。蜷川さんのバカっ。
ただ、最終的に戦うなんて・・・命を捨てるなんて・・・
という所に話がまとまるので、
もしや、藤原竜也と小栗旬を揃えて置いて、あぁしたのは、
それこそ「戦うな」っていう最大のメッセージなのですか!?
と、開眼したような気持ちになったりもした。

うわわわわ!!
日本を代表する作家・演出家に対して、勢いでバカって言っちゃったわ!!

だが、もう知らん。
完璧な笑わせ所で、完璧に冷めたので、もうしーらないっ。
5人6脚の時点で、
『あぁ、私が見たかったものではございません。』
と、笑う気持ちも失せたので、正直退屈に。
ここで冷めたら、笑えなかったら、ダメだろ、これ。

一幕最後の杏ちゃんの演技に、救いを見た。
あのノリ、あのテンションの藤原竜也と小栗旬が見たかった。
杏ちゃんの芝居のあのテンションは最大級に評価するけれど、
一幕最後でいきなり話がメッセージ帯びてきて、
そのいきなり感が、もはやいつも通りだとしても、今日の私には納得行かない。

身毒丸が出来る人。
カリギュラが出来る人。

に、なんであれをやらせるかな。
日本中が期待した、二大若手俳優の共演ですよ?
旬君が藤原君と肩を並べる立場になったんですよ?
バチバチして欲しかったじゃんよぉ。
私も一緒にバチバチしたかったのー。
まぁ、バチバチしてるところもあったけど、
期待したのは、そんな程度のバチバチではなく。

動きのない、単調な演出も、もういい加減にして。

井上ひさしの説教や楽しい言葉遊びは(←井上さんの言葉自体は好きだと思う)
コクーンで聞くものでもないし、さい芸で聞くものでもない。
紀伊國屋サザンシアターとかで聞くものです。
もうなんで、蜷川さんが井上ひさし戯曲を演出するんだか、わかんないよ。
清水さーん、清水さーん。

セットが綺麗なのは蜷川さんの力なのか?
どこまでが演出家のセンスなの?
竹林に月、とても綺麗だった。
日本を感じた。
でも、それも動きがなさ過ぎる。と言ったらそう。

コント見に来たわけじゃない。
と、もう初っ端からイラっときてたので、笑えなかったんですよねぇ。
コメディタッチの作品と思って観劇してれば、
こんなでもなかったかもしれないけど。
全力で芝居に取り組んでいる、実力申し分ない役者さん達に、
失礼だとは思いつつも、私はシレ~っとし続けたまま。

藤原君は、旬君よりやっぱり泥臭いっていうか、
なんだか生々しい魅力がある。あと動きが洗練されてて、綺麗。
刀を扱う動作とかも、旬君より剣豪っぽく、強そうに見えるので、
その辺がさすがだな、って旬君も負けてなかったけど、もちろん。
『カリギュラ』見た時だったかな。
「あ、小栗旬はもう藤原竜也と肩を並べられる。」って思ったのは。

杏ちゃんも、あのベテラン勢に囲まれても負けない舞台女優っぷりを披露。

最近、第二の高橋洋な大石さん。
またまたまたまた良い役を。
実は大石さんの「ありがとう。」に一番グッと来たんですよ。
心のこもった、優しいありがとう。
大石さんのありがとうが聞けたのは本当に良かった。

辻さんも、鋼太郎さんも、手堅い手堅い。
ただ、鋼太郎さんは、私にとってはしつこいです、もう。
だって「そこ余計でしょ。」ってところで客にアピるんだもん。
認めてはいるけど、演技自体はそんな好きじゃないんだろうね。

白石さんは、また怪物。
おちゃめなお方だ。
藤原君と並ぶと身毒を思い出して、ちょっとゾクっとした。

周りのお客さんにはどっかんどっかんウケていたので、
面白かった。って意見が多いんだろう。
ただ、笑い癖がついて、「あれ、ここ笑う台詞じゃないよ?」って所でも、
笑いが起きてしまっていたのが気になった。
そのバランスも、作・演出が取らなきゃいけないのでは?
つーか、演出が?

戯曲と、キャストのバランスが合ってないんだって。
キャストを見て感じる期待感と実際の舞台とにギャップがある。
唐突感があったりする、まだまだ発展の余地がある戯曲だとは思うけど、
それでも、やっぱり戯曲自体は面白いと思う。
オチも含めて、なるほど!ってなる。

だから、キャストと劇場とのバランスが。
もっと地味で手堅い役者さんを武蔵と小次郎にしておけば・・・
もっともっと大衆演劇っぽくというか、そんな感じにしちゃえば・・・
すんなり私は笑って、すんなり最後のメッセージも受け止めたよ。

これだけの戯曲と、キャストを揃えて置いて、反抗させないでよ。

『きらめく星座』がやっぱり楽しみです。

カタスカシ

2009年03月27日
『ムサシ』見に行って来ました。
こういうところだけが・・・
普段、ブログの記事にもしないけれど、それでも一応今月は、
『春琴』、『蜉蝣峠』、『ムサシ』辺りを見ている所だけが
(『夜の来訪者』、『ピランデッロのヘンリー4世』とか見てないけど)、
タカラヅカだけにはならない私をなんとか支えてくれていると思います。

ってか、普通に芝居が大好きなんです。

それにしても『ムサシ』、肩透かしだったなぁ~(笑)
腹立つぐらい肩透かし食らった。
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