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5/27 わが魂は輝く水なり

2008年05月27日
wagatama

2008年5月27日『わが魂は輝く水なり』@Bunkamuraシアターコクーン

作:清水邦夫
演出:蜷川幸雄
出演:野村萬斎 尾上菊之助 秋山菜津子 大石継太 長谷川博己 坂東亀三郎
    廣田高志 邑野みあ 二反田雅澄 大富士 川岡大次郎 神保共子 津嘉山正種


一度見た後、強烈に千秋楽が見たい。
と思って、取ったチケットだったんですけどね。

ほぼ何も感じられないまま、千秋楽を終えてしまった。

悔しくもないし、怒りもない。
「あーもう、そうか・・・」
みたいな。

隣りに座っていた人が、常にメモを取っていた。
たまにボールペンをカチカチさせた。
メモ用紙をめくる音、めくる仕草が目に入る。

なんで、舞台から目をそらしてまで、メモを取るんだろう。
私とは価値観が違うんだろうなぁ・・・

凄く良いと思った、大好きだと思った舞台だったから、
一瞬たりとも見逃したくないっていう気持ちが私にはあったけれど、
その人にとっては、メモを取ることが、鮮やかに記憶を残す手段だったのかもしれない。

運が悪かった。

この一言に尽きるのか。

とっても良い千秋楽だったけど、
私も友達も集中できず、存分に味わうこともできず・・・

消化不良と言えたら良いけれど、
消化する前の段階。
食べることすらできてないような。

だから何も感じなかった。

すっごく好きな舞台だったのにな。
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あの時のあの子が

2008年05月27日
ん~・・・
『わが魂は輝く水なり』に出てる、ふぶき役の邑野みあちゃん。
2000年のドラマだったかな、『永遠の仔』ってドラマに出演してた子なんですね。

中谷美紀、渡部篤郎、椎名桔平なんかが出てたドラマで、
邑野みあは中谷美紀の子供時代を演じてた。
私は『ケイゾク』とかがちょい好きで、中谷・渡部コンビって事で、
まぁこのドラマにも注目してた覚えがある。
途中で難しくなってきて、見るの止めちゃったような?

で!最近せっかくだから本で読んでみようと思ったんですよ、『永遠の仔』。
ドラマの原作をね。
もう、邑野みあがキッカケですよ。
あの子があれかぁ~とか思って。

この本・・・

きっつい。

いやホント、きっついです。
語る言葉がこれこそない。

過去と現在とが入り混じりながら、一つの出来事に向かって行く、
出来事の内容が徐々に明らかになっていく、
そのさじ加減、興味の持たせ方とかは上手いんだろうな、と思うけど、
それは読ませ方の問題で…いやいやいや、キツイ。

私が経験したことのある辛さを、何百倍、何千倍にもしたら、
あの三人の痛みに、もしかしたら届くかもしれない。
心が折れてしまうキッカケは、みんな同じ所にある気がした。

あんなに痛く辛くないけれど、愛されたいと思う、認められたいと思う、
それが実現されないと自分自身で判断を下してしまった時、全てが怖くなる。
人、ムツカシイ。

つっらい反面、めちゃくちゃ面白いんですけどね。

時間を忘れて、読める、読める。
一度読み出すと、脳みそ動き出すからか眠くもならなくて、
またひたすら読んでしまうのですね。

これを期に文学少女になれるでしょうか。

なれないよねぇ。

時既に遅し。
本はこれから先たくさん読めても、少女がきっついわ。
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