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5/24 城塞

2008年05月24日
2008年5月24日『城塞』@シアタートラム

[作]安部公房
[演出]森新太郎(演劇集団円)
[出演]内田 慈/金内喜久夫(文学座)/久世星佳/杉山文雄(グリング)
    高田恵篤/吉見一豊(演劇集団円)

5月7日→星の王子さま 1日目
5月10日→星の王子さま 2日目
5月16日→朝に死す 1日目
5月18日→朝に死す 2日目
5月22日→城塞 1日目


ん~やっぱり私はダメだったなぁ、これ。
ダメで、引っ掛かりがなくて・・・だったけれど、
不思議と眠くはならないリーディングではあった。
聞いていられる。

なんで、ダメだったんだろうな。
私の知識じゃ、恥ずかしながら、シチュエーションも想像つかなかったし、
戦争とか、そういう事に対する意識も低すぎるんだと思う。

今まで見てきた背景に戦争があるんだろうな、と思わせる舞台は、
直接的ではなくて、あえて遠回りして「戦争」ってモノに近づこうとしていたような気がする。
例えば、野田さんの『ロープ』とかさ。
まぁ、『ロープ』はめちゃくちゃ直接的って言えば、間違いなくそうなんだけど、
でもそもそもの世界観とか、時間の進み方とかが、現実とは違ったから。
そうやって遠回りしてくれた方が、私には伝わってきやすいのかも。

遠回りしたその余分があるおかげで、逆に理解できる、っていうか。

ってことで、今日の久世さん。
姐さん、前回より更に温度が低くなっていたような気がして素敵だった。
落ち着きの中にある怖さ。冷酷さ。
あの声がさ、スキ。
「そう?」とか「ねぇ?」とか、冷たく微笑んだ後に言われちゃうと、グッとくるw
「退いてよ!!」
も大好きだった。

のに、今日、ト書きの人が、盛大に台詞をかぶせておりましたよ。
そこに対しても「退いてよ!!」っていう。(笑)

これがなければなぁ。
良い声のト書きさんは、ずっと一貫して楽しそうにその場に居て、
内輪でウケてるのか、作品が面白くて笑ってるのか、
微妙なラインではあったけれど、
「楽しんでいる」って気持ちが伝わってくるのは、見ていて嬉しいことだった。
けど、最後にちょっとガックリさせられてしまったね。

姐さんファンだから、姐さんを褒めるけど、
久世さんが男性陣と一緒に、テンション高くまくし立てなかったのは、
良かったなー、と思う。
あれで、姐さんにまで怒鳴られたら、うるさい。
姐さんが演じた妻の役が、あぁやって静かな苛立ちを見せてくれるから、
バランスが取れるようなところってあったはず。

踊り子と対峙した時とか、特に良かったよね。
「裸比べしない?」辺りの落ち着き払った様子が。
ヒジョーに久世星佳らしい。
内側に溜め込んでるようなところがあるから、
単純に怒鳴られるより、何倍も怖かったりする。
ここ、普通に全ての台詞を怒鳴って言っても、普通に成立したと思うんだ。
でもそれをしない久世さんだから、私は好き。

なんだかんだ、楽しかったリーディングも終っちまったい!
『朝に死す』なんていう、思わぬ掘り出し物も得たリーディング。
このおかげで、やたら三茶に通う羽目になり・・・
んで、月曜も『瞼の母』で三茶っていう、もう、とんでもなく三茶な5月ですよ。
『フラガール』も楽しみにしております。
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