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仮チラシだよー

2008年05月08日
20080508112021
公式に情報が出るか、自分の目で確かめるまで黙っていようと思ってたんですが、
『人形の家』、無事仮チラシGETです。

うーん、宮沢りえちゃんより、クレジットが下。
そうかぁ~しかたないよなぁ~・・・w

一見普通の仮チラシですが、紙質がザラっとしている部分に、
ちょっとした気合いを感じる。

にしても『人形の家』とは、デヴィット・ルヴォーとは。

ルヴォーの演出は良く知らない。
TPT、麻実れいの『黒蜥蜴』が確かルヴォーの演出だったけど、
単独の演出ではなく、共同演出になっていたかと思う。
だからルヴォーの演出は知らない。

でも堤真一ファンとして、その名は良く目にする。
舞台役者として活躍する堤さんの基本には、
きっとルヴォーの演出を受けたという経験があるんだろう。

堤ファンが狙われたとしか思えない演出家のチョイス。
共演の宮沢りえちゃんも、私、好き。
やっぱり上手いところをついてくる。

宮沢りえちゃん。
私、彼女に
『タンゴ・冬の終わりに』の水尾をやって欲しかったなぁ~
なんて思いもした。
私にとってタンゴ~は大切な作品で、その中の水尾をやって欲しかった。
とまで言うんだから、相当なもんですよ。(笑)

うん、やっぱり宮沢りえの水尾ってドキドキするかも。
堤さんとのタンゴにしても、秋山さんとの対決にしても、
想像するだけでゾクゾクするものがある。

『人形の家』って戯曲だけど、これは授業で読んでレポート書いたなぁ。
なんか、色んな風に受け取れる戯曲なんですかねー
あれですよ、女性の自立っぽい話ですよ。
確か仮面舞踏会で、ノーラが踊り狂うんですよ。
ノーラは仮面を被った人形だったんですよ。
で、夫のつっつんが、
「僕の可愛い小鳥ちゃん。」
とか言って、ノーラをヨシヨシする、そんな話です。

堤真一がどう宮沢りえを甘やかすか、そこが一番楽しみです。
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5/7 星の王子さま

2008年05月08日
2008年5月7日『星の王子さま』@シアタートラム

[作]寺山修司
[演出]今井朋彦(文学座)
[出演] 上田桃子(文学座)/内田淳子/久世星佳/千葉哲也/ともさと衣


アフタートークで演出の今井さんも言っていたけれど、
リーディングって、不思議な上演形式だよなぁ。
今日の舞台も、役者さんが台本を持たずに板の上に立っていたら、
それだけで間違いなく普通の演劇になるんだもん。

あ、でも今、本当にたった今、こう書いてみて、わかった。

だ。
なんだ、リーディングは。

その場で実際に聴こえてくる音に耳を澄まして、世界を感じる。
それがリーディングをする一つの意味か。

耳の為のお芝居。

普通のお芝居は、目で見る、視覚の部分の情報も大きい。
だけどリーディングでは、そこを意識的に絶つことができる。
リーディングはリーディングでも、もちろん役者さんがそこにいる訳で、
視覚から入ってくる情報もあるけれど、
でも今日、私が一番意識していた感覚は「聴覚」だったんだ。

それは、お客さんみんなそうだったんじゃないかと思う。
開演前、7時5分を過ぎた頃、会場内では、
「そろそろ始まるかな?」という意識が高まる。
それまで、ざわざわとしていた客席が、シーンと静まり返る。

これから発せられる言葉にしっかり耳を傾けよう。

そんな気持ちが、この静寂の中にあったように感じた。

寺山修司作『星の王子さま』。
これが、わからなくってねw!
そもそもの有名な星の王子さま自体、私は良く知らなくって・・・
そこから発展している戯曲っぽいんだけど、
どう皮肉ってるのかも、元がわかっていないから、やっぱりわからないしなぁ。

取っ掛かりが持てないまま、流れていってしまった感じだ。

ただパッと芝居から現実に戻るような演出があって、
ここが一番引っかかる所かなとは思う。
「見えないものを、見る。」
蛍光灯で照らされる劇場ってのは、新鮮だ~
一気に現実味が増すというか、無機質な感じになって面白い。

普段から視覚からの情報に頼り過ぎなのかも知れないな。
もっと他の感覚を意識するのも、楽しいかもしれない。
目から頭じゃなくて、耳から頭で想像の世界を創るというか、
このリーディングで、なんかそんな事をしてみたい。

で、久世さんの演技ですが、面白い場面がありますよ!!
五人のオナベを一人で演じ分けるという。(笑)
一人目は私、「銀ちゃんキタっっ!!」と思いました。
べらんめぇ口調というか、あの声は銀ちゃんなんだもん。
あー、久世さんは、いつまでたっても久世さんだよー。

あ、その前に衣装ですが、
大きめの白いワイシャツに、黒のパンツに黒の靴でした。
シャツは腕まくりして、パンツの中には入れないで、出したまま。
ダボっとした感じ。
髪は顔の周りだけ残して、後は後ろで簡単に束ねてました。

久世さん、緊張してたのか、それとも声を出してるからなのか、
どっちなのかわからないけれど、台本持つ手が小刻みに震えてるように見えて。
「緊張してるのかな?」と心配する私が、緊張してどうするんだか。
声によどみはなかったし、緊張で震えてる訳ではないと思うんだけどねー

でも、声は普通に聞こえるけど、実は大緊張してた。

ってのも久世さんらしいっちゃ、らしいw

途中途中で引っ込みつつの出演だったので、
舞台上にいるのは1時間中15~20分ってところかなぁ。
でもまぁ、あの声が聞けるだけで私は満足。

にしても、この人、年取ってない?
なんか今日、すごく若く見えたというか。
うーん、若いってのとはちょっと違うかもしれないけど、
とりあえず佇まいがスッキリしている綺麗な人だな、と改めて思いました。
本当に若いときに必要以上に年食ってた人だから、
絶対に、これから年取るの遅いよね。
だけど絶対に、年を取ることを味方につけられる人だから、私、久世さん好きなんだよ。

アフタートークでの今井さんのお言葉ですが、
今井さんは声フェチらしいです。
で、今回のキャスティングも「声」を重視して選んだとか。
今井さんはトーク中、何度か「身体が強い人たち」という言葉を口にした。
「声」も身体から出てくるものだから、
その人の「声」も身体表現の一つだと考えているらしい。
身体がしっかりできているから、しっかり声も出るってことかな?

なるほどな、と思った。

久世さんの声が、声フェチ今井氏に選んでもらえた事が、
同じく久世さんの声好きとしては嬉しい。

久世さんはもちろんだけど、私、今回唯一の男性キャスト、千葉さんの声も好きで。
千葉さんって、あの、ターコ様の黒蜥蜴相手に、明智を演じたあの千葉さんだよね。
今日も色んな場面で「この人、うっまいし、良い声してるわ~♪」と思えて幸せでした。
良い声の男の人ってのは、それだけで魅力3割増しぐらいになる。

次回はもう少し、耳に意識を置いて、
さらにこの寺山修司の『星の王子さま』の世界を広げられたらいいな。
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