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プレゼントフォーミー

2008年03月05日
ちょっと張り詰めてた自分へのご褒美&励ましに、新しくアイシャドーを購入。

マキアージュのパープル系と、奮発してイヴ・サンローランだ!(こちらはブラウン系)
高いし、背伸びもしておりますが欲しいと思ったものを買って、
それで気持ちが満たされるのであれば良いですわー。

アイシャドー超可愛いですよ。
使うの楽しみ。

ってか、アイシャドーって恐ろしいほど長持ちしますよね。
高校の時に買ったやつがまだ残っているって一体何事でっしゃろか。
一つを完璧に使い切る人とか、稀じゃないかなぁ。

長く使える物だから、出し惜しみせず、
気に入ったものを大切に使えば良いかな、と思います。

イヴ・サンローランのは、応用がいくらでも効きそうな、
春らしい、上品なブラウンですよ、奥さん!

話しは変わってこれから久世氏見に行きます。
昨日深津・緒月で今日久世さんとか、幸せだな、私は。

『君を愛してる/ミロワール』の感想も書かねば。
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3/4 春琴

2008年03月05日
syunnkin

2008年3月4日『春琴』@世田谷パブリックシアター

原作:谷崎潤一郎「春琴抄」「陰翳礼讃」より
演出:サイモン・マクバーニー
出演:深津絵里、チョウソンハ、ヨシ笈田/立石凉子、宮本裕子、麻生花帆、望月康代
    瑞木健太郎、高田惠篤/本條秀太郎(三味線)


あ~もう最高だったぁ…
トロットロに溶けられますわ、『春琴』。
サイモン・マクバーニー見ておいて良かった。
なんていうか、野田ファンの視線から見ると、
野田さんが彼と出会ってあぁなったことに納得、というか。

まぁ、野田さんの事とかどうでもよいのよ。

気持ちの良い舞台だった。
演劇としてとても気持ちの良い舞台。
快感。恍惚。正直そういう類の気持ち良さです。

闇の奥で見えるもの。
目には見えないけれど肌で感じられるもの。
見えないからこそ、想像の世界で広がり、深まり続ける感覚。

これぞ演劇の力。

ゾクゾクして、ワクワクして、鳥肌が立った。

最後、三味線がメキメキと音を立てて押し潰されていく様子にゾクゾク。
ゾクゾクを通り越してニヤっとしてしまった。

だって嬉しいんだもん。

舞台を見る上で期待することに過不足なく答えてくれるんだもん。
欲求を満たしてくれる。
だから嬉しくてニヤっとした。

久々の深津絵里。
深っちゃんの春琴の声。
もうたまらなく良いですよ。
澄み切った声で、生まれながらにしてサディスティック。
澄み切っている分だけ冷たい。
夜長姫やらせたくなるわ、ありゃ。(贋作桜の森の満開の下)
そこに本能的に惹かれていくサスケ。

二人の関係のエロチックさが、ある種生々しさを含みながらも、美しい。
これ以上、美しくて妖しい愛し合い方ってあるのかな。ないんじゃないかな。

畳、竿?、三味線、ごくごくシンプルな道具によって広がっていく空間。
これができるから演劇って凄い!

演劇として目に見えないものが見える喜び。
舞台自体も目に見えないモノに美の極致を見出だす。

演劇としての面白さと、『春琴』という作品が持つ面白さ。
この2つがリンクしたときに、また世界が広がる。それが気持ち良い。

もうさぁ、テンション上がるよねぇ。
春琴が日本人形とか、あれはなんだろう。
人形って、時に生身の人間より危ない色気が。

春琴の世界と現実とを、ナレーション録音という形で繋げてくれたのも良かった。
誰が出てるのか、深津以外は知らないで見に行って、
声を聞いた瞬間に立石涼子さんに気が付く。

立石さんが春琴の概要を語り、その語りにそって春琴の物語が再現されていく。

ナレーターの立石さんにも女としての人生がある。
どうやら彼女は不倫中。妻がいる男性と付き合っている。
彼女の生活も、春琴とサスケと同じように闇へ闇へと向かう。
ふっと一息付ける場面でありながら、その場面があることで、
作品全体が深まる。憎い演出をする。

サスケを演じる役者は3人いた。段々と年老いていく。
井上ひさしの『ロマンス』を思い出した。
長年、春琴だけを思い続けて年老いた男を表現する手段としてのに、効果的だったと思う。

授業で谷崎潤一郎を読んだ覚えがある。
一作品だけど(笑)、あれなんだったかな?
『蘆刈』だ。
今日舞台を見て感じた匂いが、『蘆刈』を読んだときと同じだったんだ。

あのイメージを極めて演劇的に魅せると、こうなるんだ。

演劇でしか感じられない面白さがぎゅーっと詰まった、良い舞台でした。

今日は出先から携帯更新。
もうちょっとパソコンの前でまとめたい思いもあるけど、とりあえずこんなところで。
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