勘
もっといっぱい色んなもの観て、感じて、考えて、そこ突き詰めて、
その過程でたくさんの人に出会いたい。
刺激を与えてくれるカッコイイ人達に出会いたい。
そのためには自分自身もそういう道を歩まなくちゃいけないんだよなぁ。
就活のサイト見るとゲンナリするんだもん。
なんで、大学卒業したら必ず就職しなくちゃいけないなんて、流れになるのかなぁ。
流れに乗らなきゃ!と心のどこかで焦っている自分も嫌だ。
逃げちゃダメですか?
就活なんかしたくないよ。
就職はしたいけど、そのための活動はしたくない。
あぁ、書いてみてわかった。ホントそうなんだ。
働きたくないわけじゃない、むしろ働きたい。けど、なんか就活って違う。
就活を経験して来た人には「そんなの逃げてるだけ。」って言われそうだし、
実際自分でもそうだと思うけど、でも逃げたいよ?
フツーに逃げたいんだけどねぇ、私は。
就活から逃げ出して、がむしゃらに見続ける生活をまだまだ続けたい。
もっともっと観たい。もっともっと自分の中に貯めを作りたい。
そうやって作った貯えを評価してくれる人がそのうち現れるんじゃないか?
なんて思うのは、さすがに楽観的過ぎるかなぁ。(笑)
おめでたい自分にビックリだけど、そんな自分も嫌いじゃない。
自分のめでたさをひたすら信じぬくならその覚悟が必要だね。
覚悟が決まったら、私、去年よりもっとたくさん観るよ。
演劇だけでも、もっとジャンル広げる。
あと、読んだり、映画見たりもするんだ。
と、こんなこと言っておきながら私は、
『人と同じでありたい』っていう気持ちが人より強いような気がする。
それでいつまで経っても殻が破れない。
破っちゃいたいのに、常識に捕われないような生き方に憧れるのに、
常識って壁にぶちあたって、結局普通に収まっていく。
節目にあたるような時期に、その壁が薄くなるのを感じる。
壁を越えると自分を守ってくれるものがなくなるけれど、そのかわり自由だ。
いきなりだけどさ、野田秀樹なんかに出会わなければ、
私はこういう考えを持つことはなかったと思うなぁ。
ちょっと就職活動に疑問を持つにしろ、それでも普通に就職していったと思う。
でも、事実、出会っちゃったのよね、この人の舞台に。
私が魅力を感じるのが、それこそ野田的な人達だから、
自分自身はそうなれないにしても、
彼らを取り巻く世界の一員ぐらいにはなれないものかと、考える。
心から好きだと思える空間に近づきたいと思うのは、当然じゃない?
一般に言う就活って道がそこに繋がってるとは思えない。勘だけど。
就活って道を外れて、また違う道を覚悟決めて突っ走った時に、
そっちの道に繋がっていくんじゃないかな?勘だけど。
2004年、野田さんの舞台に出会ってから、3年間、
どんどんがむしゃらになって行ったけど、
そのがむしゃらさに見合った出会いはあった。と、私は思ってる。
勘を信じてもいいかな。
極力、父や母、おばあちゃんには迷惑かけないようにするからさ。
迷惑というか、心配させたくはないなぁ。特にばぁちゃん。うーん。
まぁともかく、サイン入りポラロイドを見ていたら、色々考えちゃったじゃん。(笑)
演劇ぶっくで当選した、記念すべき私のタカラモノです。