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夢その1、その2

2007年11月30日
そーきたか、クリエ・・・。
(「そーきたか」の内容。)

これは来年の、しかも10月上演の芝居の話だけど、
どうしてこう、久世ファンの私をほんのちょっとだけ切なくさせるようなことが続くかなw

『欲望という名の電車』
『モーツァルト!』
『円生と志ん生』

の久世さんが居ない再演。
どれもこれも、久世さんいるver.を見てない私は余計に、しゃみしい。

今度は、久世さん自身は全く関係ないけれど、
私が個人的に思い入れのある『私生活(プライベート・ライヴズ)』の上演決定。
Read more "夢その1、その2"
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11/29 カリギュラ

2007年11月30日
karigyura

2007年11月29日『カリギュラ』@シアターコクーン

作:アルベール・カミュ
演出:蜷川幸雄
出演:小栗旬/勝地涼/長谷川博己/若村麻由美/横田栄司/月川悠貴/廣田高志
    塾一久/青山達三/磯部勉/他


気持ちがピリピリして、仕方がない。
ピリピリピリピリする。

カリギュラが抱いていた理想も何も、私にはわからない。
彼の感情を真に理解することはできない。
でも、そこを超えたところにある彼の純粋な感情だけは、痛いほど伝わってきた。
カリギュラを愛した人たちに対してもそれは、同じ。
どうカリギュラを愛しているのか・・・そこを深くは理解できなかったけれど、
彼らがカリギュラと対峙する時、カリギュラに対してどんな気持ちを抱いているのか、
またそれも痛いほど伝わってきたんだ。

蜷川さんにはわかんないんだろうな。
どうしたって、蜷川幸雄にはわからないんだよ。
私が蜷川幸雄より感覚の鋭さとか、
様々な面で劣っているだろうことは、今は棚にあげる。

蜷川さんは絶対に、初めて見る状態で、
2階席やらの果てから、自分が演出する芝居を見ることができない。

これはもう、絶対にそうだ。
絶対に無理だ。

私はコクーンの2階席から、この『カリギュラ』という舞台から発せられる熱量を、
受け取ることができなかった。
眠くなった。
3列目で見た今日は、脳みそフル稼働で眠ってるスキなんてなかった。

その違い。
もちろん私自身の精神状態とか、体調とかの違いもあるだろうけど、
でも、それだけではない気がするので、書き留めておく。

この一言で、私が今まで見た全ての蜷川作品の欠点みたいなものが、
表れてしまうんじゃないかと思うんだけど、

蜷川さん、自分の芝居を3時間だったら3時間丸々、2階席とかから見たことある??
ないんじゃないか??
あったとしても、それは演出家の視点であって、観客の視点ではないよね??

蜷川さんは誰よりも役者の近くで演技を見ている人だろう。
稽古中に役者さんの最大限の演技を引き出し、その演技に触れる。
それから表情のわからないような、離れた場所からその役者さんの芝居を見るとする。
役者さんの演技は、蜷川さんが近くに居た時と変わらない。
変わらなかったとしたら、見た場所が離れていても、蜷川さんは同じように評価するはずだ。

でも、お客さんって、近くで見た状態を知らないまま、
2階の果てでの観劇が最初で最後だったりするわけで・・・

私にはどうしても、舞台の熱量を、
遠い席から受け取れるとは思えない。特にそれが初めて見るのであれば。
『天保十二年のシェイクスピア』とか『白夜の女騎士』とか、
あぁいう派手めの芝居は別。
『カリギュラ』とか『ひばり』、こういう台詞劇は絶対辛い。
少なくとも私にとっては辛い。

辛くっていいのか??

やるからには2階の果てまで芝居を届けていただきたい。
とか生意気書いちゃったけど、やっぱり私の見るレベルが低いだけなのかなぁー

蜷川さんの演出の特徴は、舞台美術とか、照明とか、そんなところにはなくって、
役者の演技の仕方にあったんだな、ってのを強く感じた『カリギュラ』。
役者本人が持っている感情を、役と一緒に発散させることを要求しているというか。

どうして怒ってるんだ?
どうして泣くんだ?
お前は今までそんな気持ちになったことねーのかよ?
ビクビクしてねーで見せろよ。
お前の腹ん中にある汚ねぇ感情も美しい感情も、全部さらけ出しちまえ。

そんな演技をさせる。
特に若い子にはw
藤原竜也、鈴木杏、小栗旬、松本潤・・・エトセトラエトセトラ・・・

役者にそういう演技させるのが、蜷川演出の一番の特徴だったんだ。
野田さんだったり、ケラさんだったら、絶対こんな演技させないもん。
ケラさんは「蜷川さんっぽい芝居して」とか逆手にとって演出しそーだけどw

色々書いておいて、いきなりだけど、今日は本当に面白かった。
シピオン、ケレア、エリコン、セゾニア。
三者三様ならぬ、四者四様のカリギュラへの愛情が、しとしとと私の中に染みてきた。
それぞれの気持ちの揺れを感じるのが、楽しくって仕方なくって・・・
あーもう、脳ミソ稼動させすぎて疲れたけど、良い疲労感。
三時間越える芝居をほぼ微動だにせず見れたのは、久々。

まずシピオン。
勝地君は実際ピュアじゃなかったとしてもw、ピュアに見えるだろう人だよなー
なんだ、あの瑞々しさは。
読んだ詩がカリギュラの世界と重なっていく。
ある種理想とする世界が同じ彼ら。
だけど、シピオンは純粋な善。そしてカリギュラは純粋な悪。
共鳴しあいながら、相容れない二人の関係が色っぽい。

ケレア。
カリギュラを憎みはしない。カリギュラの理想郷を理解している。
しかし、自分はその世界では生きていけない、幸福になれない。
それが彼が突き進むべき彼の論理。
これもカリギュラとは相容れない。
また共鳴しあいながら、反発しあう。
シピオンより、ケレアのが、カリギュラへの距離は遠い印象。
距離を置いて、カリギュラのことをある意味尊敬し、愛しているのがケレア。

「今それをしたと思うのですが?」

って台詞、良かったなぁー。
ちょっと北村有起哉を髣髴とさせる、鋭い眼も魅力的な人だ。
物事を冷静に、客観的に、鋭く判断することができそうな、清潔な存在感。

エリコン。
カリギュラに対して、最終的に絶対服従。
誰よりもカリギュラを見つめる眼差しが、慈悲に溢れていたのがエリコンかも。
本当に愛おしそうにカリギュラの事を見つめる。
横田さんって、こんなに良い演技をする人だったんだ。

セゾニア。
前回見たとき気になった役だけど、やっぱりセゾニアは面白い役だった。
カリギュラに残酷な女になれ、と命令されてからのセゾニアはイイ!
女を感じさせない、残酷な人間になったと思ったら、
カリギュラが苦しみ始めたりすると、一瞬だけ女に戻る。
そしてすぐまた残酷さを取り戻す。
その一瞬だけ見せる女っぽさ、っていうのが、もう、ね。

カリギュラがセゾニアを殺した理由。

カリギュラはセゾニアが老いることに恥ずかしさを覚えてしまう、
とかなんとか、言ってたよね?
それってすなわち、カリギュラがセゾニアを愛しているということで、
でもカリギュラが目指している世界には「愛」はない。
自分の中の「愛」=セゾニアを自分の手で殺すことで、
カリギュラは自分の世界に近づこうとしたんだろう。

セゾニアは愛されていることを実感できたから、殺されたとしても、
それはそれで幸せだったんじゃないか。

この4人の男女の愛情を一身に受けておきながら、
そのことにすら苛立ち、反逆し続けていたのが、小栗旬演じるカリギュラだ。
彼がカーテンコールの真ん中に立ってお辞儀をする姿。
それが見れただけでも良かった。
隣りにナリがいるわけでもない、鋼太郎さんもいない、小栗旬が主役だ。
小栗旬を主役にしてくれたのは蜷川幸雄だ。
ありがとう、蜷川さん。
カリギュラがヴィーナスやるのも、貴族を殺すのも、
全て同じ論理の上にある、一貫した行動として見ることが出来た。

シピオンが詩を読んだ後「もうあなたは選んでいる。」っていうのは、
「(死を)選んでいる。」ってことなんだと、思った。

見た目的にもマントは似合うし、もちろん背も高いし、スタイリッシュだし、
(藤原竜也じゃこうはいかない。たっちゃんもスキだけど。)
もう、本当に旬君いいよなぁー。

カリギュラだったもん。
小栗旬以外に、カリギュラを演じられる若手の役者はいないだろう。

月がほしい・・・か。
不可能を手に入れて、世界を塗り替える。革命を起こす。

難しくって難しくって理解できない世界だと思っていたのに、
今日は、言葉の意味の奥にある感情を頼りに、
カリギュラの気持ちを少し分けてもらったような気がするんだ。

だから、ピリピリしたのかな。

11/28 円生と志ん生

2007年11月28日
ennsyou

2007年11月28日『円生と志ん生』@紀伊國屋サザンシアター

作:井上ひさし
演出:鵜山仁
出演:辻萬長/塩田朋子/森奈みはる/池田有希子/ひらたよーこ/角野卓造


お肉ばっかり食べてたら、野菜が食べたくなるように、
見る舞台も自然とバランスを取りたくなるものなのかもしれない。

タカラヅカなんていう、ぶっ飛んで訳のわからないものを見ていると、
ふとした瞬間に、お芝居らしいお芝居を見たくなるような気がする。
それで、選んだのが井上作品なのかも。
まぁ他に理由として、久世さんが前出てたからってのもあるんだけど・・・
って、これ最近ほかの舞台でも言ってたよね、私。
そう『欲望という名の電車』も。

へぇー今月は、初演は久世星佳がいたのに、再演にはいない。
っていう舞台が2本上演されてるっていう、
ファンにとっては、なんとも切なく、珍しい月なんだね。
(コメントいただいて追記。
そうか!『モーツァルト!』もで3本か!久世姐、今何してんの、もう!)

あ、でもね、始まってすぐ流れるラジオの声が久世姐だったよ。
ちょっと・・いや、結構嬉しかった。

さてさて、『円生と志ん生』ですが、
ちょっとわからない所もあったものの、
ん~やっぱり、良くまとまってるなぁー
ってのが、第一の感想ですね。

役者さんの演技は、全員過不足なし!
出るとこ出て、引っ込むとこ引っ込む。
どこを見ても安心!
主役の男二人はそれぞれの味がじんわりと滲み出ているし、
女性陣も、みーんな強く、逞しく、そして可愛らしくって、見ていて元気をもらえる。
池田さんが、最後の歌のとき、まばたきしたらその瞬間に涙が落ちるんじゃないか?
って目をしていてさ、こっちまでウルっとしてしまった。

戦争が絡んだりする、ちょびっと古臭い、
言葉遊び多用な三谷作品って感じなんだよな、井上さんの話って。
いや、戦争が絡まない、言葉遊びも少ない井上作品が、三谷さんの話っぽい。
って言った方が、時系列的には正しいのか?
あと2、30年したら三谷さんが井上ひさしみたいになるんじゃないかなぁーと、
ほんのちょーーーっとだけ、思ったりするんだ、私。
クリエのこけら落としを三谷さんがやったけど、次、あぁいう感じで新作をクリエで上演するとしたら、
井上ひさし辺りが妥当なんじゃないかと。


生きている人間の強さを感じる芝居でした。
どんなに辛い状況にあっても、人って何かを食べようとするし、
意外と笑えたりするもの・・・
そういう所に出る、生きる強さ。
“笑い”っていうものが、その強さを更に高めてくれるんだな。
笑うっていいなぁ、ずっと笑っていられる人生を送りたいなぁー

そんなところに辿り着くお芝居でした。

神か仏か

2007年11月28日
同姓同名の別人がいるんじゃないかとも思ったけど、
やっぱり、私が知ってる久世星佳だよ。

『ロストオデッセイ』の映像

「セドっっ!!」
「私の息子だよ。」
「あぁ」


ゆーてますね。間違いなく久世の姐さんの声ですね。
で、やはり戦闘シーンも声アリっすね。

嬉しいんだけど、でも恥ずかしいぞー!!

ダメかもしんないけど、ダメだとしても、あんまり叩かないでください。
と、願うばかり。
Read more "神か仏か"

ビックリな仕事。

2007年11月27日
久世姐が、なんかすっげぇ面白そうなお仕事を!!
あの声だから、声優イケると、実はずっと思ってたのよー
製作側、目のつけどころが面白すぎだよ。マニアック過ぎ。
でも嬉しい。

Xboxじゃなかったらなぁ。
PS2なら久しぶりにゲームソフト買ったよね。
声目当てで。(笑)
なんてアホなファンなのかしら。

ロストオデッセイ』っていう、めちゃくちゃ気合入った感じのゲームの、
ヒロインキャラの声を久世さんが担当されるそうで。

どうめちゃくちゃ気合入ってるのかは、こちらでも見ておくんなまし。

ね、気合入ってるでしょ?
Read more "ビックリな仕事。"

11/26 テイクフライト

2007年11月27日
take

2007年11月26日『テイクフライト』初日@東京国際フォーラムCホール

脚本:ジョン・ワイドマン
作曲:デイヴィッド・シャイヤ
作詞:リチャード・モルトビーJr.
訳・演出・振付:宮本亜門
訳詞:森雪之丞 音楽監督・指揮:デイヴィッド・チャールズ・アベル
出演:天海祐希/城田優/池田成志/橋本じゅん/小市慢太郎/坂元健児/今拓哉
   花山佳子/杉村理加/治田敦/岡田誠/華城季帆/菅原さおり/本田育代/他

11月24日→1回目


プレビュー初日に引き続き、初日、見てきました。

舞台が変わった、というより、私が変わったのかな?

どの程度の期待を持ってこの舞台を観たらいいか、どこに注目したらいいか・・・
色んな事が1回目でわかっているから、落ち着いて見て聞いていられた。
一番の変化は、歌詞をちゃんと聴けたことかな。
当たり前のことだけれど、ボーっとして歌詞を聞くことをやめてしまうと、
いつの間にか、取り残されちゃったりすることもあるからね。

プレビュー初日は、「あ、あ、天海祐希がっ!」ってな感じだったのでw、
ある意味、歌詞吹っ飛んでましたから。

落ち着いて見たら、1回目よりも今日の方が、
『テイクフライト』というミュージカルの芯が見えてきたような気がする。

これは普通の人たちの物語。

ライト兄弟や、リンドバーグ、そしてアメリア。
今となっては、みんな、歴史的に語り継がれる偉大な人物として、
認識されているのかもしれない。

でもこの作品の中の彼らは違った。
確かに成し遂げたことは、「偉大」だったかもしれない。
でもそこに至るまでの姿まで偉大だったか?というと、そうでもない。
悩んだり、傷ついたり、失敗したり・・・。

本当に普通、だ。
私たちと同じ。
偉大な人としてではなく、等身大で描かれた人たち。

このミュージカル、あっさりし過ぎだと感じるんだけど、
普通の人が見た夢を描いたミュージカルとして捉えるのであれば、
普通≒あっさり、と受け取ってもいいかも。

登場人物が共通して夢見て、憧れるのが「空」。
空に対しては壮大さや、開放的なイメージを持つ。
そのイメージをそのまま舞台に反映させたかったのが、『テイクフライト』というミュージカル。

なんじゃないかな、と。

登場人物は普通の人たち。と書いたけれど、
一つ普通じゃなかったのは、強い気持ちがあったことだと思う。
「空」への夢を叶えようとする強い想い。
想いがあったから、夢に近づくことができたのが、『テイクフライト』の登場人物。
だから、

「」の中を自分なりに置き換えてみて?
あなたはどうしたい?


この辺に亜門さんのメッセージがあるんじゃないかと思う。

でもね~、この舞台からそんな強いメッセージを感じるか?
っていうと、感じないんだよなぁ。

まず、アメリアが魅力的に見えないのがいけないよ。
私、一幕のアメリアは大好きだ。
でも、二幕のアメリアは良くわからない。

ジョージのこと本当に愛してるの?

って、疑問を抱いてしまう。
まぁ、極端なこと言うと、お金目当てで結婚したんじゃない?
って思ってしまうような、言動をとるんだよね。

で、同じく天海祐希を(アメリアを)愛するものとして(笑)、
ジョージに共感してしまうんだ、これが。
愛おしい人が心から飛びたい!っていうのであれば、
気が狂うくらい心配でどうしようもなくっても、
彼女の願いを叶えてあげたいって思うだろうし、
でもやっぱり、彼女を失うことを考えたら、辛くって気が気でないし・・・
結局は彼女の意思を尊重してあげるんだけど、

ジョージ~、あんたえぇ奴やなぁ・・・

ジョージがえぇ奴なので、
アメリアがただのわがまま娘に見えるのですよ。
それは天海ファンとしては嫌なのですよ。
ファンでなくとも、物語的に嫌だとも思うのですよ。
我慢しろよ、と。

「君が望んでいる以上に僕は君の事を愛しているのはわかってる!
でも、どうにもできないんだ!!・・・わかってくれ。。。」

とか言ってるんですね、ジョージは。
「望んでる以上に」とかって、えぇーーーもう、切なっ。
愛情すらアメリアの重荷になるってことを、愛しているからこそ気遣っているんだ。

そんな静止すら振り切って、世界一周フライトという、
とんでも挑戦をする!と言い出すアメリア。
おいおい、お金を出すのはジョージなんだよね?
これが最後つっても、ホント、一生分のフライトをし終えたようなもんじゃん、世界一周しちゃったら。

世界一周の途中から、
アメリアは「ジョージを愛してる~♪」って歌い始めるんだけど、
そこもなんだか真に迫ってこないのね。

ジョージ→アメリア

の愛情は見えるけど、

アメリア→ジョージ

の愛情が見えてこない。

女性としてジョージを愛している。
でも人間として「空」への夢を捨てきれない。

そこのところの揺れが、アメリア・エアハートの魅力なんじゃないかな。

ジョージを心から愛している、でも・・・

愛していることを前提として、そのあとの「でも・・・」をもっと強く見せて欲しい。
見えてこないから、我慢しろよ、と言いたくなる。

大きな脚本の変更、演出の変更はなかなかできないだろうから、
ここは天海祐希の力技に期待したいかな、と思います。
といっても、天海祐希の中では整理がついていることで、
私がそこまで天海さんに共感しきれていないだけかもしれないんだけどさ。
その辺は、日々、見方、見え方の違いで私自身も変わってくるかも。

ってことで、二幕のアメリアが良くわからないことをタラタラと述べた後、
一幕のアメリアの魅力に迫ります。

あのね、天海祐希は「空」だ。

木條じゃなくって良かった、あなたは天海だよ。

何にも縛られたくない、自由でいたい、そう夢を歌うときの天海祐希を見ていると、
上に向って、真っ直ぐに伸びる純粋な想いに、持っていかれる。
本当に、本当に気持ち良さそうに歌ってるんだ。
その気持ち良さが、私にも伝わってくる。
すがすがしいとか、そんな系統の感情だと思うんだけど、ちょっとまだ言葉にしにくい。
とにかく何かが空に向って、パーッと広がっていくような、気持ち良さ。
でもこれが天海さんが持ってる華の力なのかな。

まだまだ微かにしか湧き上がらない感情ではあるんだけど、
私にとって、すごく魅力的であることは、確か。
あわよくば、踊ったりするシーンがあって、でその華をもっと生かしてくれれば嬉しかった。

で、出演者に合わせて曲を作ったわけじゃなく、
曲が先だろうから、しょうがないんだけど、
天海さん、高音だと音はとれてるんだろうけど、声の線が細くなるよなぁ・・・
それはもう、極端に。
ヅカ時代を彷彿とさせる音程の曲は、それはそれは耳障りの良い、
癖のない、スッキリした、天海祐希らしい歌声を聞かせてくれるんだけどな。
そこも、惜しい。

でさ、なんなんだろうね、
なんでこんな無駄に豪華なアンサンブルみたいになっちゃったんだろうね。

小市さんは銀行のおじいさんでもあったのかー
今日見て初めて気がついたよ。
他にも色んなところに出てましたが。

四季については、全くの無知で申し訳ないんだけど、
色んな所で評判を見る限り、
坂元さんや、今さんは、そりゃもうバリッバリに歌える即戦力な二人じゃないのかい?
だとしたら、この二人にこそソロだろう!
もったいねー!!
なんで、シークレットハンターin博多座みたいなことに・・・
いや、見てないけど博多座で。見たかったけど、見てないもん。
(意:役をもらってるスターまで、モブとしてアルバイト)

作品とは関係ないんだけど、坂元さんのパンフレットの文章が好きです。
好きっていうか、なんかとっても微笑ましい。
バク転への強い思いが、彼の人生を変えたんだと思うと・・・ほら、微笑ましい。
まさに彼の人生も「バク転」に賭けた、テイクフライトw

コーラスで良い声聞こえるな、と思ったら、たぶんどっちかなんだろうし。
まだ認識し切れていないんだけど、この公演で二人は覚えよー。

天海の姉さんは、カーテンコールの時、男前ですわ。
なんであんな男前になってしまうんだろうw
初日ということで「あもんさーーーん!!」と袖に向って叫ぶ、天海。
マイク持って亜門さん登場。
さらに、客席にいらしゃった、作曲・作詞・脚本家陣も舞台に登場。
暖かいカーテンコールではありました。

11/26 アデューマルセイユ/ラブ・シンフォニー

2007年11月26日
オサ、ありがとう!

2007年11月26日『アデューマルセイユ/ラブ・シンフォニー』

11月19日→1回目

今日、何が嬉しかったって、

まっつとオサが同じフレームにおさまる事が嬉しかった。(笑)

私は、こういっちゃアレだけど、
あの、路線には乗せにくいんだけど、魅力がある人が好き、なのかも。
タカラヅカからハズレそうで、ハズしてない人、タカラヅカしようとしてる人っていうか。
今好きだと思うのが、オヅキとまっつですからね。
で、永遠の贔屓に久世星佳ですからね。

もう自分でも「あー」って感じだ。

他の組にまっつが居てもきっと好きだと思っただろうけれど、
花組の中で、あんな感じだから余計に目立つ(私としては)んじゃないかと。
ショーの時、

なんで、笑わないかなぁ~w?

とか思って見てるとね、最後のキメの一瞬だけ笑ったりしやがるんですよ。
しかもニコッ!じゃなくて、フッ、って感じで。

そっちかーそっち系で笑うのかぁー!!

・・・まずいぞ、寿美礼様が追えないぞ。
寿美礼様は、もうこの公演でしか見れないのに、
まっつを追っている場合じゃないぞ。

ってなことになるので、
二人が同時に見れるポジションになってくれると、とっても心が躍る。
あぁ、タカラヅカって楽しいわー

ラブシンフォニーのまさにラブな場面の振り付けは、ANJUなんですね。
さすが、ヤンさんだわー(笑)
アダルティですよ。見てると爆笑したくなる。

今回さよならなんだけど、芝居での泣きポイントは、個人的にはない。
だたショーの、スペインの場面。
オサが一人で躍る姿を見つめる花組子たちの姿が泣ける。
みんながみんな、あの場面の春野寿美礼を目に焼き付けようとしているのが伝わってくる。
ものすっごい高い熱量で、組子がオサを見つめてるんだよね。
真ん中で自己中心的に(褒めてる)輝く春野寿美礼と、その姿を目に焼き付ける花組子。
でまた、そんな花組の姿を目に焼き付けたい、私。
2回見て、2回とも泣きそうになった。

芝居は、1回目より遥かに意味がわかったな。
今日テイクフライト2回目を見ても感じたことだけど、
私、初見だと特に歌詞聞いてないや
アデューも、歌詞聞けたので、話の筋はなんとなくわかった。
どうして、ジェラールとマリアンヌがくっつくのかは、全くわからないけど。
でも「忘れ物だ」が聞けるから、どうでもいいっす。

芝居のはっちさんは、本当に危ない人だよなぁ。
現実にいそうな危ない人だよー(褒めてる)
唾を吐きかける様子がハマること。(褒めてる)

ショーがどれだけ『プレスティージュ』に似ているか、ってことを、
検証してみたいな、と思ってるんですが、今日は眠いのでやめます。
とりあえず、12月にラスト1回観劇。
正真正銘それが最後の男役春野寿美礼。
ドッキドキだわ。

拍手レス

2007年11月26日
拍手レスは、拍手レス専用のカテゴリーを作ってみました。
こんなちっぽけなブログで、必要あるかなぁ。
って、ちょっと疑問はあるけれど、たかがカテゴリー分けですからね!
良く拍手くださる方、良かったらご利用くださいませ。
いつもありがとうございます。嬉しいです!

にしても、『テイクフライト』は注目度高い!
このブログ、いつも一日で200ちょいぐらいカウンター回るんですけど、昨日400後半だもんw
明日(というか今日)の初日も見に行ってきます。
オサ様見たあと、そのまま流れます。

ではでは、拍手レス。

>ぱしさん
いつも、いつもコメントありがとうございます。
貴女にも「ありがとう。」なんて言われちゃったらホント嬉しいですよ。
で、『オケピ!』のDVDは早速注文しました!
が、届くのが1週間後とか。
国際フォーラムの物販で買ったほうが、送料の分安かった、っていうw
いいんだーい。
届くまでのワクワクを楽しみます。

>みちくささん
レスが毎回遅くなっちゃってすみませんです。
とりあえずコメントが長いですよ!でもその長さが嬉しい。(笑)

マテのライブは、そうかー宝塚見たことなかったら、
確かに客席の空気がアレかもしれないですねぇ。
特別良いわけでも、悪いわけでもなく、独特な空気が客席に流れますね。
(私は、すっかりその空気に慣れてしまったらしいw)
岡崎さんが音楽!って時点で、「あ、成功するな。」って思えるLIVEでしたよねぇ。
うーん、楽しかった。

で、テイクフライトはかぶってたんですね。
宮本氏にどん引きって・・・あはは~。(笑)
私はどん引きまでいきませんでしたが、気持ちはわからなくはないです。
これからどうなることやら。
不安と期待両方抱えて、テイクフライトを見ていこうと思ってます。

>しほさん
ね!岡田君が格好良いのは全力で認めるけれど、でも堤真一だ!
そこはもう、小声じゃなくって、普通の声でいきましょうよ。(大声でとは言わないw)
私は、「岡田君よりも堤さんが格好良いの。」ってバカ丸出しで主張しますが、
友達は「あぁもうわかってるよ、アンタがそう思ってるのは。」みたいな反応ですね。
まぁ、別にいいけど。
せめて、このブログで盛り上がっていってくださいw

>天海ファンさん
コメントありがとうございます。
私も東京の千秋楽、観劇予定です!
それまでにあと何回か見に行く予定なんですが、やっぱり生の舞台。
変わっていく様子も楽しみに『テイクフライト』と、
12月9日まで付き合っていこうと思ってます。
心からのスタンディングができる千秋楽が迎えられること、私も祈ります☆
一緒に、良い千秋楽迎えたいですね~♪

>名無しさん
えーどなたかはわかりかねますが、とっても同感!
宮本氏の舞台は『スウィーニー・トッド』とこれしか見ていないので、
自分との相性うんぬんは、まだ判断できないんですが、
ハッピーな天海祐希に会いたい!ってのは、確かに。
アメリアがハッピーな役じゃないって訳でもないですが、
なんかもっとこう、彼女の華が最大限生かせる役に出会いたいな、とは思います。

以上、拍手レスでした。
みなさん、拍手コメントありがとうございました!
またよろしくどうぞ♪

都合の良い思い込み。

2007年11月25日
ファンの勝手な、都合の良い思い込み。

橋本じゅんさんのブログの、
お、俺さま・・・』と、『ミュージカルか』。

この二つの記事の背後に、天海祐希を感じることが可能です。
(もう一度言っておくけれど、あくまでもファンの都合の良すぎる思い込みねw)
特に『ミュージカルか』。

「椿」を「天海」に置き換えてみよう。
まんまいける。
椿ってのは、天海祐希に置き換え可能な花なのだ。
『阿修羅城の瞳』があるから。

天海さんも国際フォーラムで元気に闘ってる。
私も今日一日頑張るぞー!!
プライドずたぼろだけど、私のプライドがなんだっていうんだ。
こんなケチなプライドだったらいらねーやい。

11/24 テイクフライト

2007年11月25日
take

2007年11月24日『テイクフライト』プレビュー初日@東京国際フォーラムCホール

脚本:ジョン・ワイドマン
作曲:デイヴィッド・シャイヤ
作詞:リチャード・モルトビーJr.
訳・演出・振付:宮本亜門
訳詞:森雪之丞 音楽監督・指揮:デイヴィッド・チャールズ・アベル
出演:天海祐希/城田優/池田成志/橋本じゅん/小市慢太郎/坂元健児/今拓哉
   花山佳子/杉村理加/治田敦/岡田誠/華城季帆/菅原さおり/本田育代/他


チューボーですよ!とリアルタイム進行で行きます!
テンション上がってきた~!!
あの天海祐希が、さっきまで私と同じ空間にいただなんて。
信じられん、信じられない。
嬉しいよーあれ、ゆりちゃんだったんだよー嬉しいよぉ。

でも私、泣かなかった。
泣けなかった、ね。

(作品の評価的には問題発言だぞ。きてるぞ。)

チューボーですよ見てて、今、泣けるかも。
もう意味わかんねぇよ、自分。
大好きだよ、天海祐希が。
ニットワンピが可愛いよ、天海。
天海さん普通すぎんだよ、だから好きなんだけど、普通なんだよw

そうそう、そうなのね(高音で歌ってるって話@チューボー)、
聞いたことのない天海祐希の高音が聞けましたよ。
歌を聞かせるんじゃなくって、歌の中の感情を聞かせればOKなミュージカル。
だから私は天海祐希の歌はOKだ。
上手い歌を聞きたいって人にはオススメはしない。
音痴なわけでは決してないけど、歌えます!私!って歌い方はしない人だし、
出来ない人だろうから。
ただ私は天海祐希が好きだから、彼女の歌声が聴けるだけで、そりゃもう嬉しいのだ。

話は・・・話は・・・話は・・・さぁ~・・・ねぇ~

ってか、ゆりちゃん髪の毛切っちゃったのかな。
アメリカ版越路吹雪みたいになっちゃってたのね。
髪型は似合ってなくはないんだけど、衣装!!
衣装どうにかして!!
カッコキレイなアマミノエアハートが見たいねん。
そう思うのって間違ってるかなぁ。
時代に合った衣装っていうのも必要だと思うけれど、
でも基本的に舞台って見せるものじゃん。見るんだったら綺麗なものが見たいじゃん?
そこんところのバランスが。

方言の授業で習ったんだけど、芝居で使われる方言も、
まんまその土地の方言であることは少ないんだって。
理由は、そのままだと意味が伝わらなくなってしまうから。
「その土地っぽさ」が出るような方言指導をする。

それと一緒で、「その時代っぽさ」が出る衣装ならそれでいいと思うんだけど。
天海さん、スタイル良いけど、良くないんだからさ。
支離滅裂か?
いや、でもあの衣装見れば、この意味はわかると思うぞ。

一番感心したのは池田成志。
ナルシさんを生まれて初めて格好良いと思った。
成志さんとじゅんさんの場面が、一番安心して見ていられる。
歌も成志さんが引っ張ってくれていて、じゅんさんがそれについていっている感じ。
じゅんさんが、もう少し落ち着いてきたら、この二人はもっと良くなりそうだ。
今日見た中では、私的に池田成志が一番良かった。

城田君は、歌上手いなぁ!
背もあるし、容姿端麗、もっともっともっと!自信を持って舞台に立ち続ければ、
もっともっと輝きが増していきそうな、逸材だ。
この公演中にも化けそう。
楽しみ。

ラサールさんは、歌を上手く歌おうって思わなくていいんじゃないかな。
特にあの役だったら。
音をはずすことすら、キャラの一部として消化できるようになったら、
もっと味が出て、狂言回しとして一回りも二回りも良くなると思う。
ブログ読んじゃったせいもあるかもしれないけど、ビクビクしながら歌ってる印象。
ラサール石井に観客である私達が期待するのって、「歌」ではない。
そりゃ歌えるに超したことないけれど、
物語を運ぶ軽妙さ、コミカルさ、その辺に期待しているから。
だから言葉がもっとよく聞こえればいいな。

で、前の記事で最後に言った“唐沢寿明”が欲しい発言ですが、
ジョージ役に唐沢さんが欲しい。

言おうと決めたからには単刀直入に言わせていただきます。

天海祐希と宮川さんがキスするのが、許せない!

そこかよ。
あぁそこだよ。
もう開き直るのさ、私は。
作品がどうこうもあれだが、まずそこにガッカリきたんだよ。

テレビドラマとか、舞台見るときって、誰でもちょっとは夢見ません?
特にラブストーリー。
例えば『恋ノチカラ』だったら、
堤真一と深津絵里の話なんだな。ってときめくし、
夢見るためにカップリングって重要じゃない。

夢見れなかったんだもん・・・

宮川さんは、歌の技術にしても、演技にしても、満足できるぐらい上手い。
でもジョージってのは、天海祐希が演じるアメリア・エアハートの夫になる役なんだ。
アメリアが愛する男性。
そしてジョージは気持ちの面でも、金銭的な面でもアメリアを支える男性。

飛びたいアメリア。
飛ばせたくないジョージ。

ここの気持ちのすれ違いが物語に深みを与え、
そして、愛する人の静止も振り払らって飛ぼうとする姿から、
アメリアの空に賭ける夢が強く見えてくるんだ。
アメリアが天海祐希なら、ジョージも天海祐希に釣り合うぐらい華がある人が必要なの。
だから・・・・・・ね。

役の比重が見えてきた後半からは、どうしてもジョージが気になって仕方がなかった。

でここからも、あんまり書きたいことではないんだけれど、
でもやっぱり書こうと思ったからには、書こうと思う。

話は、パッとしない。

理由はどこにあるかな。
上で書いたように、アメリアとジョージの関係が薄いこともあげられると思う。
あと、アメリアとリンドバーク、そしてライト兄弟。
空に思いを馳せた人たちが、時代を超えて絡み合っていく話だと思っていたんだけど、
結構、人それぞれな感じで進んでいく。
決定的に絡みがあるのは、ラストぐらいじゃないかなぁ。

話の盛り上がりがどこにあるのか、イマイチ良くわからない。
話の盛り上がりがなかったとしても、
演出の勢いで盛り上げちゃう舞台もあるかと思うんだけど、
そんな感じでもない。あっさりした印象。

舞台美術はなかなか面白い。
美術って呼んでいいのかはわからないけれど、今まで見たことなかった感じ。
飛行機の翼を横にしたような、船のマストのような、そんなモノが舞台に立っている。
言葉でなんて言っていいか難しいんだけど、
襖が二段ある感じw襖の素材が、船のマスト的な。
そのマストの部分に映像を映して、飛行機を見せてみたり、町の風景を見せてみたり、
ま、こういう話は実際に見てみた方が早いか。

亜門さんは、アメリアという役を天海祐希にやってもらおう。と思う以前に、
何か天海さん関連の本でも読んだのかな?
アメリアと、私が知る限りの天海祐希がピタっと重なったから・・・

アメリアは実際に自分が操縦して大西洋を横断したわけではないのに、
周囲に騒ぎ立てられて、自分に見合わない名声を得てしまう。
そのことに傷つき、傷を乗り越えるために、自らの力で大西洋を横断する決意をする。
自由でいたい。
例え、それが愛する人であっても、誰にも束縛されたくない。
自分のことは、自分で決める。自分で責任を持つ。
アメリアはそんな女性だった。

私が知る天海祐希もそんな女性だ。

宝塚で自分の実力を超えた役を貰う。
望んだわけではない抜擢。その裏にあった苦悩。
自分の力だけで勝負するために、宝塚退団後の初仕事では海を渡った。
宝塚を退団して10年以上経った今でも、テレビか何かで、
「異例の早さでトップに就任された。」なんて紹介されると、微妙に顔をゆがめる。
そういう風に言われたくないんだろう。
顔をゆがめた瞬間に、天海さんを強くしてしまった痛みが見えてくるような気がして、さ。

天海さんのそういう部分を見抜いて、アメリアにキャスティングしたんじゃないかな、と。
生活ホッとモーニングの時も、そんな発言を亜門さんしてたよね?

で、今日はプレビュー初日。
あれは亜門さんの出演者に対する最大限の愛情かなぁー
開演前に亜門さんから挨拶があった。

「今日はプレビュー公演!初日じゃありません!
だから、物が飛んでいったり、小道具がなかったり、色々失敗があると思います。
ブロードウェイでもよくある事です。
ただ初日じゃないですから。(笑)なので値段も2000円安いです。
なので、ちょっとおまけして見てくださいね。」

と言ったような、挨拶。
この挨拶があったおかげか、
会場全体が新しく生まれる『テイクフライト』というミュージカルを見守るぞ、ムード。
早速冒頭から、じゅんさんに叩かれて、ナルシさんの帽子がオケピに落ちたりと、
ハプニングがあったけれど、それも暖かく見守りますムード。
襖チックな美術から、セットの準備をしている黒子さんの姿が丸見えだったりと、
色々問題点は山積みw

だけど今日はプレビュー初日!そんなところもご愛嬌。

二幕ではライト兄弟の歌の場面で、これまた暖かい手拍子が入った。
お客さんみんなが「頑張れ、頑張れ!」って言ってるような、そんな手拍子。

カーテンコールもそのノリの延長。
ゆりちゃんが嬉しそうに飛び回っていたのは、
ファンとしてこれほど嬉しいことはないけれど、
それとこれとは話は別で、スタンディングオベーションするような舞台ではなかった。
っていうのが、私の判断。
こっちが全てを受け入れていっちゃったら、作品はそこから向上しないじゃないか。
スタンディングオベーションってのは、最高の感動の表現手段じゃないのかな。
私の最高はここで表したくはない。

「あーやっぱりなぁ。」
って所に作品がおさまってしまって、残念。
なぜか私は『キャバレー』と『テイクフライト』を秤にかけていて、
『キャバレー』がイマイチだったから、その分『テイクフライト』はイケるんじゃないか。
なんて思ってもいたんだけど。

今年、そういう舞台が多いような気がする。

演劇ファンとしての自分はひとまず置いておいて、
天海ファンとして『テイクフライト』、東京楽まで見て行きます!

11/24 DIAMOND☆DOGS TANGO 2007 

2007年11月24日
daiamond

2007年11月24日『DIAMOND☆DOGS TANGO 2007』@銀河劇場

出演:DIAMOND☆DOGS ASTRORICO
    DIAMOND☆KIDS
    ゲスト : 樹里咲穂


前回彼等を見たのは、ゲストが姿月あさとの時。
今日はゲスト樹里に惹かれて見に行きました。

やっぱりショーとして高水準。

ダンスのレベルも高いんだろうし、歌もしっかり歌ってくれる。
演奏も生バンドだから臨場感があって、素敵だ。
アコーデオンのおじさんが格好良かったな。職人的な匂い。

今回のテーマはタンゴ。

タンゴはタンゴで良かったんだけど、
もうちょっと曲調に変化があっても良かったかなぁ。
タンゴではないんだけど、
タンゴ調にアレンジされた有名な曲とかがもっとあったら、
メリハリがついたかも。
同じような曲ばかりが続くので、その点では飽きた。

今回は大勢のキッズ達が出演。
流行りな感じでちびっこいのに、バリバリ踊れる子供たちがたくさん!
ちっこい子達は、見た目と踊りの技術に、良い意味での違和感があるので見ていて楽しい。

ヅカファンの宿命なのか、なんだか群舞の下級生を見ている気分。
踊れる子、格好良い子、可愛い子、味のある子…を探してしまう。
味のある男の子がいたなぁ~。
縁側でお茶飲んでそうな雰囲気なのに、
タンゴの曲に合わせて一生懸命踊る、カッコつける。
可愛くって、ほほえましかった。

DIAMOND☆DOGSメンバー。
私がわかるのは、東山君と森君だけなんだけど、
東山君、ナルシスト度上がった!?
前回彼を見たとき、もっと自分に酔っちゃえばいいのに…
と思ったんだけど、酔い度が上がったような気がした。良いと思う。
彼は酔ったほうが素敵だ。森君は相変わらずビシバシ踊りまくってた。

そしてお目当て樹里。
チラシを見たときから、樹里の洋服の着こなしが一番格好良いと信じて疑わなかった私。
やっぱりシャツにしても、パンツにしても樹里が着こなしでは一番!
男らしい踊りができる女性って感じで、中性的な魅力あり。
手足が長く、メンバーと比べたらもちろん線が細い。

樹里咲穂が女だった。
でも格好良い女だった。


私がツボったのは、まとめ上げてた髪をほどいた瞬間。

うっわーーかっけぇーー!!

私、髪の揺れがツボポイントの一つなので、もれなくツボりました。
歌も2、3曲聞けたし、ダンスもあるし、樹里ファン的にも、
そこそこの満足感を得られるのではなかろうか。

演出として、キラキラの紙吹雪を上手く使ってました。
単純な演出だとしても、綺麗なものは綺麗。
あとは照明で見せる感じ。

踊って、踊って、歌って、踊る。

私がいうのもアレだけど、「若いな!」って感じのステージ。
値段の面では躊躇しがちかもしれないけれど、
でも見たらスッキリ楽しめる作品にはなっていると思う。

楽しかったです。

盛り沢山

2007年11月24日
14:00~ 『DIAMOND☆DOGS』 ゲスト:樹里咲穂

19:00~ 『テイクフライト』プレビュー初日

19:30~ 『クイズモンスター』久世星佳出演

23:10~ 『SP』

23:30~ 『チューボーですよ』ゲスト:天海祐希

といった、盛りだくさんな一日。
天海氏の舞台を前にして食事中でございます。
先にDIAMOND☆DOGSの感想をあげときましょうか。

前回彼等を見たのは、ゲストが姿月あさとの時。
今日はゲスト樹里に惹かれて見に行きました。

やっぱりショーとして高水準。

ダンスのレベルも高いんだろうし、歌もしっかり歌ってくれる。
演奏も生バンドだから臨場感があって、素敵だ。
アコーデオンのおじさんが格好良かったな。職人的な匂い。

今回のテーマはタンゴ。

タンゴはタンゴで良かったんだけど、
もうちょっと曲調に変化があっても良かったかなぁ。
タンゴではないんだけど、
タンゴ調にアレンジされた有名な曲とかがもっとあったら、
メリハリがついたかも。
同じような曲ばかりが続くので、その点では飽きた。

今回は大勢のキッズ達が出演。
流行りな感じでちびっこいのに、バリバリ踊れる子供たちがたくさん!
ちっこい子達は、見た目と踊りの技術に、良い意味での違和感があるので見ていて楽しい。

ヅカファンの宿命なのか、なんだか群舞の下級生を見ている気分。
踊れる子、格好良い子、可愛い子、味のある子…を探してしまう。
味のある男の子がいたなぁ~。
縁側でお茶飲んでそうな雰囲気なのに、タンゴの曲に合わせて一生懸命踊る、カッコつける。
可愛くって、ほほえましかった。

DIAMOND☆DOGSメンバー。私がわかるのは、東山君と森君だけなんだけど、
東山君、ナルシスト度上がった!?
前回彼を見たとき、もっと自分に酔っちゃえばいいのに…
と思ったんだけど、酔い度が上がったような気がした。良いと思う。
彼は酔ったほうが素敵だ。森君は相変わらずビシバシ踊りまくってた。

そしてお目当て樹里。
チラシを見たときから、樹里の洋服の着こなしが一番格好良いと信じて疑わなかった私。
やっぱりシャツにしても、パンツにしても樹里が着こなしでは一番!
男らしい踊りができる女性って感じで、中性的な魅力あり。
手足が長く、メンバーと比べたらもちろん線が細い。

樹里咲穂が女だった。
でも格好良い女だった。

私がツボったのは、まとめ上げてた髪をほどいた瞬間。

うっわーーかっけぇーー!!

私、髪の揺れがツボポイントの一つなので、もれなくツボりました。
歌も2、3曲聞けたし、ダンスもあるし、樹里ファン的にも、
そこそこの満足感を得られるのではなかろうか。

演出として、キラキラの紙吹雪を上手く使ってました。
単純な演出だとしても、綺麗なものは綺麗。
あとは照明で見せる感じ。

踊って、踊って、歌って、踊る。

私がいうのもアレだけど、「若いな!」って感じのステージ。
値段の面では躊躇しがちかもしれないけれど、
でも見たらスッキリ楽しめる作品にはなっていると思う。

楽しかったです。

で、これを更新している今は、
『テイクフライト』プレビュー初日を見た帰り道です。

どーしたものかな。。。

正直、何とも言えないよー。
とりあえず唐沢寿明が欲しい。
唐沢がいれば…
唐沢さんまでいかなくても岸谷吾郎、寺脇さん、大穴で段田安則…
誰だろう、とにかく真っ先に浮かんで、この人だ!と思ったのが唐沢さん。
堤さんは歌えないし、とにかく華のある男性キャストをもう一人!!

詳細はPCからしっかり書きます。
あんまり書きたくないけど、思ったこと書くぞ。

コンフィダント相撲サボテン。

2007年11月23日
やっぱり、ぽろぽろと泣いてしまった。
堀内さんの優しい歌声と、憎めない4人の芸術家達。
やっぱり映像だから、あの時と同じぐらいの感動は得られなかったけど、
それでも、『コンフィダント・絆』、大好きだ。

って本当は、こんな文章を書きたかったんだよね。

久しぶりに、WOWOWで宝塚以外を録画予約した。
『オケピ!』やら、『恐れを知らぬ川上音二郎一座』やらで、
三谷熱がちょっとだけ上がっているので、今日も楽しみにしていた。
そう!今日は『コンフィダント・絆』放送日!

が、こんな書き方してるので、わかると思うけれど・・・
Read more "コンフィダント相撲サボテン。"

オケピ!SP

2007年11月22日
買っちゃった。
注文しちゃった『オケピ!』。
迷った時間昨夜からのべ30分ぐらいじゃないか?

短っ!

拍手いただきました、ぱしさん、ありがとうございました!

まさに副音声のコメンタリーが気になってたんですよー!

ぱしさんの一言が購入のキッカケに。
と言っても、買ったことで後悔はしないと思うので、あまりお気になさらずに(^O^)

やっぱりDVD買う一番の理由ってコメンタリーとか、
特典映像だよなぁ。

『踊る大捜査線』は特典見たさで、赤と白を買った人。

踊るといえば話は飛んで『SP』。

これさぁ~すっごい面白くないですか!?

岡田君の目の鋭さが高く評価されていて、
もちろん私も岡田君のあの目や身体能力の高さ、格好良さ、
色んなところを評価しているけれど、あのね、

堤真一も負けてないよ!

堤さんも年を重ねた分の深みがあるいい目をしてる。
先週、良い横顔があったよなぁ~もう惚れ惚れしてます。
なんて、いい男なんだ。

朧の時は秋山・高田と並ぶと体の線も、演技の線も細く感じた真木さんだけど、SPの真木さんは格好良い!男っぽい美人!
岡田君とのコンビも良い感じだ。男女美形が並ぶ。

すっごいマニアックな踊るファンじゃないけれど、
ちょっとマニアな踊るファンとしても、細かいところで楽しめる。
病院の女の子が持っていたクマの人形とかね。
逆探知の場面ではモニター越しの久世さんを思い出す、末期のファンでございます。

久世さんもあと10年したら、あの元総理婦人役ぐらいをテレビでやらせてもらえるようにならないかなー
テレビではあのくらいの役を狙っていって欲しい。ってのが、個人的な意見だ。
ってか、あのくらいが目指せる最高の役かな、と。冷静に判断するとね。
舞台ではもうちょっと華やかな役もできるだろうし。
まぁ、別に舞台でも華やかな役やってもらわなくてもいいんだけどね。

地味に着実にテレビの世界でも認められていってほしいなぁーってのが、
ファンとしての希望です。

にしてもSPは、しっかり緊張感が伝わってくるのが面白い。
テロリストユキヤとの戦いにシビレるっ!!
来週どうなるの~!?ってワクワクドキドキ。

ユキヤさんもだし、岡田君を診察した医者が峯村リエってのにもビックリだよね。
舞台好きには嬉しいキャスティング。

金城さんの細かい描写も魅力的。
テロリストを描くために、犯行の仕掛けとかをしっかり考えている。
っていうのが、映像を通じて見える。
こだわりを感じる描写。
こういこと考えるの好きなんだろうなー。

それを余すことなく映像化する本広もさすが!
本広も絶対こういうのが好きなんだろうなー。

趣味が似てるんじゃないかと思う。金城さんと本広は。

上手いこと波に乗れれば、映画化を狙ってるんだろうな。

って思わせるところまで面白い。(笑)

波乗っちゃってください!
つっつんファンとしては波乗っていただけると、露出が増えるから嬉しいもん。
踊るメンバーがあからさまに関わっていて、
金城さんは映画の脚本もかける人だから…

頑張れ、映画化!

さぁー学校行ってこよ。

11/21 欲望という名の電車

2007年11月22日
yokubou

2007年11月21日『欲望という名の電車』@グローブ座

作:テネシー・ウィリアムズ
演出:鈴木勝秀
出演:篠井英介/小島聖/伊達暁/菅原永二/Takuya/鈴木慶一/北村有起哉
    明星真由美/押田健史/永島克


見に行ったら、絶対に、

あ、いないんだ。
彼女が今ここに居てくれたら、どんなに幸せだっただろう。


とかなんとか、思っちゃうんだろうってことがわかっていて、
だから席も距離を置いたし、離れて見てみようとしたんだけど、無理だった。

初演・再演とこの舞台に出ていた、私の好きな女優さんが、
自分のターニングポイントだと語る『欲望という名の電車』。
隔週記でも、「楽しい、楽しい。」を連発。そんなに楽しかったのか。
でも、この再々演に彼女はいない。
“良い舞台の空気”が漂っていたけれど、その空気の中に彼女はいない。
良い舞台の空気を感じれば、感じるほど、私は寂しくなる。

あー久世星佳の芝居が見たいよー

末期ですな。
いつまで私はこんな状態を続けるのかしらw?
どーしよっかね。

冷静に見れれば、小島聖さんのステラはとってもいいステラだったんじゃないかと思う。
明るくて、自由で、実は情熱的で、はつらつとしたステラ。
スタンリーのことも、姉のブランチの事も愛している。
ただ、私が勝手に小島さんに、久世姐を重ねようとするのが問題なんですねー。
どうやったって重なるわけないんだから、小島さんのステラを楽しめばいいのに、
「あの役を久世さんがやったのか・・・」とか思って、重ねようとする。
女々しいんだな、私。

それで1幕を潰す。バカだなぁ・・・

大体、見に行った理由の一つからして間違ってるから、
こんなことになるんだよ。
篠井英介のブランチが見てみたかった、ってのももちろんあるんだけど、
久世さんが好きだって言ってた『欲望という名の電車』ってどんな舞台だろう?
って方が、理由として強かったからね。
あとは、有起哉さんが見たいとか、そんな感じ。

ステラが久世さんから小島さんに、スタンリーが古田新太から北村有起哉に・・・
初演・再演と見ていないけど、このキャストの変化からして、
きっと舞台自体が若くなったんだろう。

有起哉さんは、ギリギリのラインで虚勢を張っている脆さがあって良かった。
ステラには暴力を振るうし、態度はがさつ。
でもステラがいないと生きていけないぐらい、ステラのことを必要としている。
ブランチが家にやってきて、ステラと自分の生活が崩れる予兆を感じたから、
危機を感じて、ブランチに辛くあたるんだろう。
生きてきた環境が違うことへのコンプレックス等も混じって。

明星さんは確実に上手いよな。
明星さんの声が好きだし、演技で確実に舞台を締めてくれる、良い女優さん。
明星さん好きだな~

篠井さんは、なんであんなに凄い女優なんだろう。
肩のラインの美しいこと、立ち振る舞いの美しいこと・・・
欲望という名の電車を乗り継いで、彼女はどこへ辿り着くのか?
傷ついて、傷ついて、狂った先に辿り着いたのは「天国」?
篠井英介は狂気を見せられる女優さんだから、
彼女が、だんだんと崩壊し、狂い始める姿を観客として眺めていると鳥肌が立つ。

私が久世ファンじゃなかったらなー。
もっとどっぷりこの世界を楽しめたのに。
久世さんが好きだから、今日の欲望~をしっかり楽しめなかったようなもんだよw
早く女優として演技してる久世さんが見たい。

『カリギュラ』にしても、今日の『欲望という名の電車』にしても、
なんだか最近、めためたですな、私。

離陸準備でオケピ!

2007年11月21日
いや、面白っ!!
『テイクフライト』に向けて、私も地味に離陸準備に入ってるようです。
無意識に準備してます。無意識にテンション上げようとしています。
なんだ、本能か!?
久世モードから、天海モードに徐々に移行しているというか・・・

ってことで、今日は三谷幸喜作・演出『オケピ!』鑑賞。

いや、面白っ!!

実際見たら、これ、コンフィダントと張るぐらいの勢いで面白いだろうな。
見たかったよー、青山劇場で『オケピ!』見たかったよー。
過去の良い作品を見ると、実際に見れなかったことが悔しくなります。
それでまた、今にしがみついちゃうんだけど。
Read more "離陸準備でオケピ!"

11/19 アデューマルセイユ/ラブ・シンフォニー

2007年11月20日
オサ、ありがとう!

2007年11月19日『アデューマルセイユ/ラブ・シンフォニー』

えーなんだろう、これ~
まず単刀直入に言っちゃうけど、

なんでここまで話の流れの基本みたいなところを、破壊できるんだ!?

私は所詮、創られたものに対してごちゃごちゃ言うだけで、
創りだす事ができない人だけど、
でも、言いたいことがあって、それを自分の胸だけに押さえておけないので、
こうしてブログをやっている。

上演したらおかしなことになるって、上演する前にわからないのかな?
タカラヅカって本当にそういう作品ばかりで、
それがまかり通る世界であることにビックリだし、
さらにそれを楽しく受け止めている自分自身にビックリだよ。
最低限、お話として成り立っていないものに対して、お金払ってるわけで。
だけど舞台として成り立たせてしまうのが、スターの力なわけで。
そういうところも含めて、結局宝塚が大好きなんだけどね。

オサ様退団で、私がテンパっていたせいもあるかもしれないけど、
今まで見たヅカ作品の中で一番、話の流れがわからなかった。

・・・ってか、わかるとか、わからないとかのレベルじゃない。
これ、ストーリーど~なってるの!?
普通のわからないレベルを突き抜けてわからない。
なんでここまで突き抜けられるんだ!!それもわからないよー!!

ただ、やりたかったことは伝わってきた。

・春野寿美礼には孤独と秘密を背負わせたい
・オサとまとぶん、二人は仲良し!
・オサからあやねにエールを送らせたい
・オサにいっぱい歌わせたい
・マルセイユとタカラヅカをかぶらせたい

などなど。
このオサにやって欲しいことを、断片的に繋げたものが、『アデュー・マルセイユ』。

断片的にじゃなく、きちんと繋がった単純な話を書くことって、
そんなに難しいことなのかー!?
宝塚の作・演出家ってどんな基準で選ばれてるんだ?
激しく疑問。

劇作家と演出家、分けた方がいいんじゃない?
分けよーよ。
生徒に頼らずに、もうちょっと根本から底上げしようよ。
底上げできたら、無敵だよ?
エリザとかが良い例じゃない。

小池先生だったら、演出に徹すればいいじゃんね。

えーっと、なんだ?

美しい港町マルセイユ。
この町に一人の男がやってくる。
その男の名前はジェラール(春野)。
マルセイユは彼の故郷であるが、彼がマルセイユに訪れるのは14年ぶり。
ジェラールは、親友のシモン(真飛)をかばい、少年院に入れられていたのである。


ハイ、ストーップ!
なんで少年院に入れちゃうかな?
それも、十何年も。

地下道で大金の入ったバックを見知らぬ男から渡される。
そのバックの中の金で、シモンは母親の薬を買いに行ってしまう。
からっぽのバックを手に、取り残されたジェラール。
そこに、男を追ってやってきた、悪人達がやってくる。

「中の金はどうした!?」
「俺は知らない!!」
「しらばっくれるなら、少年院に入れるぞ!!」
「・・・・・・」
「そうやっていつまでも喋らないつもりか・・・連れて行け!!」


えぇーーーー

そんな惨めな少年を人質にとらんでも、
あんたら悪人なんだから、いくらでもバッグに辿り着く手立てはあるでしょうに。
可愛そうなジェラール・・・。

ただ親友シモンの無事だけを祈り、少年院に入れられるジェラール。
シモンはジェラールが自分の為に少年院に入れられたことは知らず、
暴力事件を起こして少年院行きになった、と思っていたらしい。


少しは心配してやれ?シモンも。

この少年院の中でジェラールは、孤独と秘密を背負う。

母親とも親友とも別れ、少年院の中で長い年月を過ごす。(孤独)
シモンのため、お金の行き先は誰にも話せない。(秘密)


そんな青年の特異な姿が、
国際刑事機構のフィリップ(立)に見込まれる。
国際刑事機構の任務をこなすためには、
秘密を守る強い意志と、孤独に耐える精神力が必要らしい。
ジェラールはそれにピッタリだった。
フィリップについて、少年院を出たジェラールは、パリで訓練を受け、
国際刑事機構の刑事として、マルセイユに戻ってくる。
任務は、マフィアの密輸ルートを摘発すること。


親友であるシモンとの再会、故郷で出会ったタイプな女マリアンヌ(桜乃)との恋、
愛おしい人が居る、懐かしいマルセイユ。
しかし、任務を遂行するため、そのマルセイユでも秘密を守り通さなければならない。
秘密は誰にも話せない。
たとえ相手が親友であっても、恋人であっても。
そして、更にジェラールの孤独さは増していく・・・


あとは、割愛。
もー面倒になってきた。

こうやって改めて文字にしてみると、そこまで破壊されていない気がするけど、
実際見ると、なんだか大破壊だったんだよなぁー。
なんでだろう。
台詞がぶっ飛んでるのかなー
どうしたらまともになるのか、検討もつかない。

とにかくわからなくって、芝居だけどショーみたいな感覚で見てました。

で、やっぱり、まっつカッコ良い~
ジオラモを頑張ってるまっつが面白くってたまらん。

なんなんだろう、
普通に格好良いだけじゃなく、
頑張ってます!感も一緒に漂ってしまうところが、ツボにハマります。

「あーすっごい頑張ってキザろうとしてる・・・頑張ってる、頑張ってるよ・・・」

っていうのが、なんかいい。
格好良さと、頑張ってますオーラのバランスが絶妙。
ジオラモ本当可愛かった。
チョイ悪を目指してるのがわかるし、実際チョイ悪にも見える。
でもそのために、(おそらく)本人のキャラを逸脱して必死になってキザっている。
ショーでもそれは同じだった。
でも、格好良い。

あと花組で、気になる子もう一人が日向燦。

「あーたぶん、あれがマメだろうな」

っていうのは、今日確認できたかな。
(ダンスコンテストの優勝者であってるかなー??)

あーなるほど、好きだろうな、っていう感じでした。
もっとガッツリ演技しているところが見たい子だな。

あとね、あとね、私は一花ちゃんが好きみたいだ。
もうどこの場面でもいちかを探してた。
ってか、目に留まる。
クセのない人というか、なんか石鹸の香りがする。(笑)
娘役さんを好きって思うことは、割と珍しいので、自分的にも新鮮。

芝居だけで、話がこんなに長く・・・
ショーはねー、
『プレスティージュ』!!!!
(古くてごめん。久世ファンだから、良く見るんですプレスティージュは。
で、好きなのこのショーが。)

中村Bはそれしかできない、とか言われてようがなんだろうが、
私は好きだ、『ラブ・シンフォニー』。
本当に、まんま『プレスティージュ』だから。
こんな理由で好きって言っていいのかは、知らん!なーんも知らん!

群舞大好きな人で、ラテン系のノリの曲が好きで、
このショーの色彩も割りと好きで、
燕尾での群舞とかもツボなんですよ、もう。
いっぱい人が居て、無駄に盛り上がって、華やかなのが好きなのです。

なんかそーいうショーだったから、好きだなぁーと思った。
時間が過ぎるのが早いよ。

芝居でもショーでも、一人別世界の春野寿美礼が神々しくって、愛おしいわ。
芝居では、なんであんなにも人を見ないのかなw
いつも虚空を見つめて芝居してた。
そこが春野寿美礼らしくって・・・
誰にも心を開かない、でもだからこそ美しかったりする。

今日は、ボロ泣きする危険もあると思ったんだけど、
正直この芝居とショーじゃ、私程度のファンだと泣けないなー。

尻切れトンボだけど、今日はこの辺で。
どうすれば『アデューマルセイユ』が面白くなるのか、
考えながら眠りにつこうかと思います。
宝塚的に面白くなる要素は、きちんと詰まっている作品なんだけど、
そのつなげ方が「・・・」みたいな芝居だと思うんだ。

石鹸工場のエピソードなんかは、思い切ってカットしちゃってもいいかも。
あと婦人同盟関連の話も。
宝塚は人間第一だから、ストーリーは極力シンプルの方がいいはず。
アホ臭くなるほどシンプルでいいんじゃないかと、いっつも思う。

だいじょうぶなのか?

2007年11月19日
隔週記ネタには反応せずにはいられないの。

久世姐、ピアノ弾くの!?

…えっ?ピアノ、だよね?

な、なんでだ!?

ピアノ相当苦手だって、色んなところで聞いた気がするよ。
音楽学校の試験でも赤点だったって本人も書いてるし…

でも!でもでも!
演奏始める前に、椅子の高さを調節すれば絶対大丈夫。
今こそマリコを真似るのだ。
(↑これが言いたかっただけ。)

いつまでもチャレンジャーなのは、格好いいよね。
私もそーいう年のとり方をしたいなぁ~としみじみ思うのです。

目標は『豊かな老後』ですかね。

ごめんなさい。
久世ファンで天海ファンなんです。
ゆりちゃん本当良く『豊かな老後』発言してるよね。

色々ガンバレー天海!!
プレビュー初日楽しみにしてるぞー。
久世もピアノガンバレー!!
舞台以外のお仕事もいくつかありそうなんで、それも楽しみにしてるー

11/17 マテ・カマラス×姿月あさと×武田真治 SUPER LIVE

2007年11月17日
マテとズンコと真治君

2007年11月17日『マテ・カマラス×姿月あさと×武田真治 SUPER LIVE』@銀河劇場

出演:マテ・カマラス 姿月あさと 武田真治
演出・振付:広崎うらん
音楽監督:岡崎司


エリザベートが好きなら見るべし。
マテ・カマラスが好きなら見るべし。
新感線が好きなら楽しめる。
なぜなら音楽が岡崎司だから。
いのうえさんも見に来てた。
お湯にのぼせただろうか。
ちなみにノリは『メタルマクベス』。

武田真治が好きなら見るべし。
サックス吹きまくり、歌も頑張ってる!
好青年なヘタレキャラが愛おしい。

そしてもちろん姿月あさとが好きなら見るべし。
歌う踊る笑う。
ズンコ可愛すぎる…ツボすぎる…

超格好良くって、超楽しかったよ!!

マテもやんちゃで、おちゃめで、迫力もあって素敵だったなぁー
なんかすっげぇ良いヤツ!マテ!!
ズンコの事、大好きなんだな。(笑)

DVD出るかな、出るんだったらこれは見たいぞ。

とにかく超楽しかったっす。

今日は祖母と外泊なんで、また家帰ったら追記するかと思います。

あーズンコ好きやなぁ~



ということで11/18追記。

追記しよう!と思ったところで、さて何書くかな~?
なんかね、ただ、

楽しかったのぉぉ~!!!!

とかしか言えないかもです。
個人的にコパカバーナ、曲が好きなので、ここでノリノリになれて嬉しかったな。
ま、絶対コパカバーナがしんみるくるなんてことはない!と、
プログラム見たときから思ってたけどねw

一応、記録的な意味合いも兼ねて、曲紹介でもしておきます。

1、PARADISE CITY
2、スイートな倒錯者 Sweet Transvestie
3、I Feel Pretty
4、押さえがたい欲望 Die nnstillbare Gier
5、愛と死の輪舞
6、I'm alive
7、SHE
8、You're beautiful
9、罪な遊戯 Dangerous Game
10、It'a shame
11、コパカバーナ
12、Don't let the sun go down on me
13、生きる
14、最後のダンス
15、闇が広がる

という感じです。
やっぱりマテが一番歌ってくれてたかな?
歌が一番少ないのは、真治君かも。
しかし真治君は、声以外にサックスというもう一つの素晴らしい音楽を持っているので、
またサックスが格好良かったよ、真治。
トークもかみまくりだったんだけど、そこかまたおば様受けが良いよね、真治。
結果全てがプラス評価だよ、真治。
武田真治好きになったもん、私も。(笑)

で、私はタカラヅカだけを、姿月あさとだけを見ている訳ではないので、
スタッフにツッコミを入れましょうか。この二人はツッコミたいよ。

だって、演出・振付に広崎うらんさん。
音楽監督が岡崎司さんだよ!?

うらんさんは、蜷川組みたいなもんだしw、
この間のゴールドとの公演も良かったみたいだし、
とにかく最近名前を良く見る、売れっ子振付家さん。(パンフの写真が格好良い。)
バックダンサーの男性2人の踊りも格好良かったし、
なんかライブ全体が良い感じだったのは、うらんさんの力が大きいのでは?
セットから、何から何まで、すっげー格好良かったから!
舞台奥の移動用?の階段と蛍光灯をそのまんま使ってたのも良かった!
あれだけで、なんだかハードな気分。蛍光灯+鉄階段って、なんかね。

で、岡崎司。こちらはバッリバリの新感線組ですよ。
何気にこのライブ、蜷川と新感線のコラボ的要素があるっていうね。
もうさ、音楽監督が岡崎さんだって知った時から、
「あ、ただ座って聞いてる、穏やかなライブにはならないよね。」とは思ったけどね。

実際ならなかったね。

ズンコファンは特に年齢層高いだろうけど、
例えばウチのばぁちゃんだったり(万年ぎっくり腰)、
私の斜め前に座ってた(いや、立ってもいた)年配のおじ様だったり、
案外みなさん、こういうのお好きみたいですよ?
祖母からは直接「私、実はこういうの好きなの。」って言葉を聞いたしw、
斜め前にいたおじ様は、全くの他人で言葉も交わしていないけれど、
スタンディングの場面で、ちゃんと立ち上がり、
そして満面の笑みと共に手拍子をしていた。

なんだか、そんなおじさんの姿見たら、私が嬉しくって仕方なくなったよ。

見に来る年齢層を考えたら、相当な冒険だったと思う。
中には、心配的中で、しかめっ面で帰った人もいるかもしれない。
でも、演出側が予想していた以上に多くのお客さんが、めちゃくちゃ楽しんでいたと思う。
っていうのが、私が実際に客席に居て感じたことかな。

うちのばぁちゃんなんてさ、来る前にちょっとぎっくり腰やって、
腰が痛い・・・、なんて言ってたのに、
LIVE見終わって、二人で食事してたら、
「なんだか、不思議と腰が全然痛くないのよね。」
とか言い出すしさ。(笑)

マジでズンコさまさまですよ。
ありがと、ズンコー

私はバイトがあったから一緒に行けなかったけど、
祖母は今日の千秋楽も当日券で見てますからね。
もう腰が痛いとか嘘でしょw
当日券取るのに最低でも2時間は並んだはずだよ。

ま、とにかく超楽しかったー!!!!

またマテ来日してして♪
日本で待ってるぜ、マテ!!またね!!

シスよりスカステか!

2007年11月17日
SISを、スケジュール情報更新の面のみで見放している、久世ファンの方々。
スカイステージのが情報面では頑張ってます。
ったく、もっと頑張れよなぁ、シス!
スカステに負けてどーする!(笑)

久世姐が隔週記(ファンの立場でも日記とは呼べない)で、
 「今日は都内で某ドラマのロケ参加。
 ファンな番組だったので参加できて嬉しいです。」

と言っていたのは、おそらく『相棒』。いぇい。どんな役かな。

更にもう一つ、NHKのクイズモンスターという番組にも出演。
これが放送11月24日かな?
こちらは、ピーターさんのブログがいいかも。
ピーター美しすぎて、格好良くって、困るなぁ・・・
Read more "シスよりスカステか!"

因果応報

2007年11月16日
昨日だか一昨日、なんだか調子に乗ってチケットを買ってしまった。

・DIAMOND☆DOGS ゲスト:樹里咲穂
・身毒丸
・円生と志ん生

ゲスト樹里に惹かれて買った、DIAMOND☆DOGSなんだけど、
今日になって得チケで出すなぁ!!
得チケ出そうな公演だよな、と思って一応チェックして、
で、得チケ出てなかったら普通に購入したのにさ。
ちぇ、損チケになってしまったじゃないか。
Read more "因果応報"

つぶやき!

2007年11月16日
生活ホットモーニング面白かったー!

兄貴!!

でもやっぱりスタイリストぉー!
しっかり素材を生かせー!
天海が力技でプラスに見せるんじゃダメなんだ。
天海祐希+洋服での相乗効果が欲しい。

ハマコ副組長キター!
圭子さんが専科行きー!

ハマコ、スターファイルからいなくなっちゃうのかな。
でもハマコが副組長になってくれたら、雪組も水も安心だね。

ハマコが繰り上がるってことは、退団者さんがいるってことで…

大丈夫かー!
宝塚歌劇団!!

なんか重要な人達がどんどん退団してってない?
退団させていいのか?

ガンバレ宝塚。

11/15 カリギュラ

2007年11月16日
karigyura

2007年11月15日『カリギュラ』@シアターコクーン

作:アルベール・カミュ
演出:蜷川幸雄
出演:小栗旬/勝地涼/長谷川博己/若村麻由美/横田栄司/月川悠貴/廣田高志
    塾一久/青山達三/磯部勉/他


観客としての私の状況は、最低に近かったので、
感想も言い訳がましくなりそうな気がします。
それでも良かったら、続き、どーぞ。
Read more "11/15 カリギュラ"

11/14 レインマン

2007年11月15日
レインマン

2007年11月14日『レインマン』@PARCO劇場

原作:バリー・モロー 
脚本・演出:鈴木勝秀
出演:椎名桔平/橋爪功/紺野まひる/佐藤誓


本当に、お砂糖たっぷりの甘くて暖かいミルクコーヒーみたいな舞台だった。

劇中にそんなミルクコーヒーが出てくるんだけどさ、
気持ちが、ふわっと暖かくなる。

初演が絶賛されたっていうのも、ある意味納得。
とても丁寧な演出と、とても丁寧な演技によって創り上げられた、
とても誠実な舞台だったから。

10日ぶりに見た舞台が『レインマン』で良かったな。
どこか劇場に行きたくて、客席に座りたくて、うずうずしてきていた時に、
じーんと染みる優しい舞台に出会えた。

あーやっぱり舞台が好きだー
どうしようもないほど好きー

これでもかってほど、神経やら感覚を尖らせてくれるのもここだし、
こうやって、ほんわか優しい気持ちにさせてくれるのもここ。
泣いたり、笑ったり、怒ったり、悩んだり、喜んだり・・・
喜怒哀楽を思いのままに解放できる場所が、私にとっては舞台、客席。

コイツとは、もう一生ものの付き合いだろうな。
客席に座り続ける体力がある限り、きっと劇場に行き続けるよ、私。
芝居を見に行かなくなる自分っていうのが、もう考えられない。

橋爪功さんってのが、またとんでもない役者さんでしたよ。
今回は、真っ白い役、純粋すぎるほど純粋な役だったけれど、
間違いなく真っ黒な役もできる人。
まさに「役者」。
自閉症のレイモンド役。
人とのコミュニケーションがとれないけれど、その分、人並みはずれた記憶力を持っている。
そのレイモンド(橋爪)が弟であるチャーリー(椎名)と出会う。

チャーリーは「自分は父親に愛されなかった」と、
父親に対して、深い憎しみを抱いている人間。
しかし、兄レイモンドと触れ合ううちに、自分が父親に愛されていたこと、
そしてかけがえのない家族が自分にもいることに気がつく。

心からの笑顔を見せなかったチャーリーが、
レイモンドの優しさに触れることで、心からの笑顔を見せる。
同じようにレイモンドもチャーリーに触れることで、
人とコミュニケーションがとれるようになってくる。

舞台の上で徐々に通じ合う二人の心が、
今度は客席全体に伝わる。みんなが同じ気持ちを共有し合う。
で、泣いちゃう。(笑)

チャーリーはレイモンドと一緒に暮らしたいと思うようになるんだけど、
レイモンドはチャーリーを愛しいと思うからこそ、自分は元の施設へ帰る。と言い出す。
この場面の橋爪功がとんでもない。
凄かった。

本当は、できることなら、レイモンド自身もチャーリーと離れなくない。
99%気持ちはチャーリーに向けられている。
だけど残りの1%で、チャーリーに駆け寄りそうな自分を必死で抑えていた。

一緒に暮らしていたら、いつか必ず迷惑をかける。
そんなことは絶対にあってはならない。

気持ちのベクトルが目に見えてくるようで、私の気持ちもかき乱された。
99個の矢印はチャーリーにただただ真っ直ぐ向っているのに、
1個の強い矢印が、逆の方向にレイモンドを引っ張っている。
どちらの矢印も弟で、唯一の家族であるチャーリーを思うからこその矢印。
どう気持ちが動いているのかっていうのが、
橋爪さんの身体を通して、目に見えてくるようだった。

本当に凄い役者だ。

自閉症の兄と会うことで、心の中の氷が解けて、「愛」を知る。

なんか言葉にすると、陳腐だし、恥ずかしいし、どうしようもないけど、
でも、そんな夢みたいなことあってもいいじゃん。
映画だったり、舞台だったりって、そういうものでしょ。
実際にそんなことあるわけない。
と、どこかで思っても、見ている最中はそんなこと一切忘れるべき。
忘れて見て、見終わって、優しい気持ちになれるのであれば、それでOK。

『レインマン』、とっても優しい気持ちになれた。

カーテンコールも本当に良いカーテンコールだった。
今年3本の指に入る、良いカーテンコールじゃないかと。
好きな役者さんを呼び出したくって拍手するでもないし、
なんかノリで盛り上がっちゃって拍手するでもない。
作品同様、カーテンコールの拍手も暖かい。じんわり暖かい。
こういうカーテンコールは大好きさ。これが正しいカーテンコールさ。

ちょっと物語を引きずっているところがあるのもまた良かった。
橋爪さんがお辞儀をするのに対して、ためらってみたり、
どちらかというと敵対する役だった佐藤さんが、
はけていく椎名、橋爪、まひるちゃんの三人を暖かい目で見つめていたり。
(ちなみに、まひるちゃんは、チャーリーの恋人役。細かった。可愛かった。
途中本役として出番がなかったときアンミラだった。美脚披露。私はオヤジか。)

出演している4人がみんなそうだとは思うけど、
特に佐藤さんは、この舞台に出演できて良かった。と強く思っているんだろうな。
カーテンコールの時、深く感動をかみ締めているような表情をしていた。
その表情にまたジーンとする。私も見れて良かったよ。

舞台美術もとっても綺麗。
光の色、当て方で見え方が変わる、スモークはいったアクリル?的な美術。
背景もそんな素材で模様が森を思わせる。
背景は序盤、中盤はあまり目立つものでもなかったので、
ここで手を抜いても良さそうなところなんだけど、
最後のたった一場面。
チャーリー夫婦に子供が産まれ、レイモンドに会いに来る場面。
ここの美しさ、純粋さを表すためだけに、
あの背景があったと言っても過言ではないと思う。

チャーリーの子供に、レイモンドが歩み寄ろうとするところで舞台は暗転。

この暗転直前の美しさ!
舞台って最高だね!!

この一場面の為だけにあるといっても過言ではない背景にだって手を抜かない。
完璧を目指す。
その潔さが嬉しかった。

パルコって実は盆舞台で、盆を回すことで上手くロードムービーっぽさを出していた。
旅する途中のちょっとした出来事で、兄弟の心が近づいていく。
これも演劇の面白いところで、回る盆の上を歩くだけで、アメリカ縦断ができちゃうんだな。

今年は地味にスズカツYEARなんですよね。
写楽考・サロメ・白野・レインマン・欲望という名の電車、かな。
スズカツさんは、気持ちの揺れを音で表現するのが上手いのかも。
レイモンドのお風呂=水に対する恐怖とかを効果的に音で表現していたし、
こういう表現の仕方は『サロメ』でもやってた。
結構私のツボに合う感じがする。

「あ、そうそう、そんな感じの気持ちだから、そんな感じの音なんだよね。」

ってのがあるかも。
的確にツボついてくれると、気持ちよく観劇できる。
音楽の入れ方も、これまた的確で、無駄がない。
レイモンドがチャーリーとの思い出の歌を口ずさんだ後に、
その曲のメロディーを流すのなんて、ベタなんだけど、的確だから嫌味にならない。
むしろタイミングがバッチリなので、これも気持ちが良い。
タイミングがバッチリっていうと、白野で落ち葉を降らすタイミングもバッチリだったなぁ。

丁寧。
誠実。
的確。
緻密。

スズカツさんの演出って、こんな感じかなぁ~。
笑わせ方も的確なんだよね。

久しぶりに見た舞台が、良い舞台で幸せでした。
まだチケット余ってそうなので、優しい気持ちになりたい方は是非、PARCO劇場へ。

うちの組

2007年11月12日
これからもきっと、ずっと月組が好きだし、
「うちの」って言っちゃうのも、ずっと月組のような気がするけれど、
でも、私の愛した月組が今日で終っちゃった気がする。
終ったと言うか、続いていくけれど、大きく一区切りついた感じがする。

今日の千秋楽。
レポを読んでて、泣けて泣けて仕方がない。

最近、星組さんが好きなんじゃないかと思ったりもするけど、
それはそれで、私の本拠地は星じゃなくて、月のままでいいのかも。
今でも「行く」、「来る」は月組が起点。

例えば、おっちょんは雪組に行った。
園加は花組から来た。
(・・・なぜ今、成瀬が出てくるんだ、じぶん。成瀬は大好きだが。)
Read more "うちの組"

感傷的なブログだわ。今日。

2007年11月12日
新バイト初出勤でしたー!

いや~何これ、強制ダイエット?
家にいると何か口にしがちな私にとってはちょうどいいかも。(笑)

新しい環境は緊張を強いられる。
そういう意味でも疲れた。
帰りの電車の中、ウォークマンで、
ゆりちゃんや、久世の歌声聞いてなんだかホッとしてます。癒されるぅ。
天海と久世は私の癒しです。

みんながみんなオープニングスタッフだから、
本当に言われたことしかできなくて、
言われたことすら覚束なくて…
ミーティングでは社員さんから度重なる注意。
褒められることなんて0。

嫌だろうなぁー注意しか出来ないなんて。
誰よりも辛いの社員だろー

キリっとした隙のない顔で注意しているけど、その時だけ目がじわっと、
ほんのちょっとだけど赤くなっていたように私には見えた。

辛いんだろうな。
注意されるほうもそりゃ凹むけど、
本当に辛いのは注意する側なんだろうな、この状況においては。
申し訳ないや…。

仕事の時はクール過ぎるから、人間っぽいところをその人から見付けられなくて、
正直怖い時もあるんだけど、

「みなさんなら出来ると思っているから言ってるんです。」

その気持ちが根源にあるからこその注意だっていうのを、
忘れちゃいけないよなぁー

表面だけの感情でこの人を嫌っちゃダメだ。
恐いのと嫌うのは別のことだし、むしろ食らい付いていこう。
そもそも出来ないから叱られるだけなのだ。
叱られる理由は単純明快なのだ。

どう考えても、どう見ても、悪役かってでてるだけだしなぁ。

この人を笑わせたいな、と思う。
悪役やめさせるわ。

で話は変わって、月組退団者さんたち。
どうぞこれからこそ、更に幸せな人生を。
特に絵理さん、本当にありがとう。
絵里さんも「宝塚には芝居がある」と私に思わせてくれた人の一人です。
私が愛する月組の最後の生徒じゃないかな。

絵理さんたちの芝居があったから、宝塚好きになれた。
好きになれて良かった。

本当に、本当にお幸せに。

今が旬じゃないでしょ

2007年11月10日
名前が「旬」だからって、「小栗旬は今が旬」なんて、
そんな安易なこと言わないで欲しい。

「旬」っていうのは、
1 魚介類や蔬菜(そさい)・果物などの、最も味のよい出盛りの時期。
2 物事を行うのに最も適した時期。

こんな意味があるらしいけど、旬君は別に今、最も良いわけじゃないと思う。
今、最も良かったら、後は下がっていくだけ。
バカ言ってんじゃない。小栗旬はこれから更に上昇していくだろう人だ。
今が「旬」でどうする。
Read more "今が旬じゃないでしょ"

DS借りに…

2007年11月09日
楽屋にただDSを借りにだけ行く久世さん…ウケる。
絵理さん退団だし、正塚だし、せめて袖からでも見ればいいのに。
客席にいられたら私が悔しい気持ちになるからいいや。(笑)

マヤさんあたりと食事でもしたのかねー。
マヤさんと食事…楽しいだろうなぁ~いいなぁー
そして忘れがちだけど、うちの組長・・・
(あ、「うちの」だって、やっぱりまだ基本月組なんだ、私)と、
久世さんは同期なんだよね。

タキさんと言えばUC貸し切りの挨拶時、
MAHOROBAのアマテラスの格好で登場したもんだから、
客席がビビってたなぁ~衣装に。
客席のざわめきに全く反応せず淡々と挨拶するタキさんが、逆にまた面白かった。

隔週記更新に反応して、寝る前の一時に更新でした。
おやすみなさーい。

3日ぶり。

2007年11月08日
ん?3日間ぐらい更新してなかったのかー
珍しくこの1週間、何も見に行かないので、話題がないのです。
手帳見てみたら、丸々1週間何も見に行かないってのは、7月第一週ぶり。
良くも悪くも私の生活、舞台中心。

そうそう、手帳といえば面白かったのが、これ。
手帳カラー別、リーディング。
(ほぼ日HPへ→http://www.1101.com/techo_club/archives/220/
私が来年の相棒として選んだのが、ツートン・ラベンダー&チノ。
Read more "3日ぶり。"

11/4 MAHOROBA/マジシャンの憂鬱

2007年11月04日
まじしゃん

2007年11月4日『MAHOROBA/マジシャンの憂鬱』@東京宝塚劇場

8月16日→1回目・2回目
10月15日→3回目
10月23日→4回目(ショーのみ)
10月29日→5回目

あースッキリした!
瀬奈じゅんのどういうところが苦手で、
どういうところが好きなのかはっきりさせることができた。
ここ最近の月組に対するもやもやは、主にあさこが原因だったのよ。

あさこは私、宝塚のショースターとしては好きだ。
やっぱりすっごい格好良いと思う。
MAHOROBAのあさこは終始格好いいもん。
ただ芝居になると・・・、私のタイプではないんだな。

私がしっかり宝塚を見始めてから、初の月組公演はパリ空だと思う。
(暁のローマも見てるけど、誰が誰だかほぼわからず見てた)
パリ空はショーみたいな芝居(スターが己の輝きのみで、作品を成立させる)だったので、
あさこさんに対して特に何も思うことはなかった。

そして次の大劇場公演。
月組に私のダイスキな正塚が回ってきた。
夏休み中だし、正塚に謝だと思うと気合入っちゃって、
日帰りムラとかしちゃって・・・

だけど、ここでまず違和感。
芝居が正塚先生っぽくないぞ?(とりあえず正塚先生自身の迷走はおいておくとして)
なんだか凄く物足りなく感じた。

大劇場公演が終わり、東宝へ。
私は千葉県民だし、もちろん東宝組。
チケットも数枚確保。
しかし、観劇を重ねるたびにつのる違和感。

あーこれ、あさこの芝居のせいなのか。

と気が付いて、だけどあさこを嫌うこともできず、もやもやしたまま数回観劇。

今日改めて真っ白な気持ちで見てみたら、
MAHOROBAのあさこは、えっらい格好良かった。
見ていて、気持ちがもやもやしない。

な~んだ、私ショーのあさこなら好きでいられるじゃん♪

まずそれに気がつけたのが、嬉しかった。
基本的に嫌いなジェンヌなんて存在して欲しくないのさ。
みんなを好きでいたいんだ。

ただ、どうやら私はおもいっきり演技を重視する人
あさこの演技がどうもダメ、っていうその決定打にも今日気づいて、
気づけたら、逆にスッキリした。

教会で、シャンドールとヴェロニカが拉致されるシーン。
ここでヴェロニカは、
「命に代えてもお守りします」
と、シャンドールに告げる。

シャンドールはこの時の「命に代えてもお守りします」という言葉に感動した。
と後にヴェロニカに言う。告白まじりで。

もう一度戻る。
教会の場面。

ヴェロニカ「命に代えてもお守りします」

シャンドールは危機的状況の中のこの一言に、感動しなくちゃいけないんだ。
だけど、あさこのシャンドールからはその感動が伝わってこない

「命に代えてもお守りします」
「わかった。とにかくその男を放すんだ。」

この台詞は適当だけど、「間」も何もなく、シャンドールは淡々と次の台詞を言う。

違うと思うんだ、それ!私は!

「命に代えてもお守りします」
そんな言葉を、自分が多少なりとも好意を抱いている女に言われたら、
ほんの一瞬でもスキができないか?
拉致されるされないの絶対絶命の状況だけれど、否応なく心が緩んでしまう一瞬。
今の言葉に、ぐっときちゃったんだな、と見ていて思える一瞬の「間」。
その「間」がここには必要なんだ。
後のシーンでこの言葉に感動したって言うんだから、それは尚更。

私は言葉にならない「間」に込められた感情を読み取る作業が好きだ。
言葉にするよりも多くの感情がその中に込められるから。
私が久世星佳が好きだっていうのは、久世さんはその「間」を感じさせてくれる人だからだ。
正塚作品が好きだと思ったもの、その「間」を意識して作品を創る人だからだろう。
(だーから、演出家を語るの正塚先生の回、わざわざOGの久世が来たんじゃん。)

もし久世さんだったらね、その一言で自分に芽生えた感情に、
一瞬の戸惑いを見せるけど、すぐその場の状況に応じて冷静なシャンドールに戻るだろう。
その一瞬で揺れた心を感じさせるはず。

宝塚の基本は大劇場で、大劇場の2階の果てから、
こんな微妙な感情の揺れを読み取ってもらうなんて不可能に近い。
だけどもし私が久世の現役時代を見てたら、
2階の果てからでも、どこからでも、オペラ使うなりなんなりして、
久世さんが微妙な感情の揺れを表現できる役者だってことに、
気づいて、ファンやってたと思う。
これは自信がある。

宝塚の基本は大劇場だから、大多数からしてみれば、
気づかれるか気づかれないかの細かい演技なんて必要ないんだろうけれど、
私には必要なの。
スターであること、男役であること、
それを魅せる能力の方が、宝塚では重要視されるにしても、
私個人は大劇場にそぐわない、細かい的確な演技を重視する
あぁ久世星佳に正塚晴彦・・・なんて宝塚の基本が似合わない人達なんだろうw
私、宝塚の基本にそぐわないのにタカラヅカしてる人が好きなのかもな。


瀬奈じゅんは間違いなく宝塚のスターだと思う。
パリ空を輝かせていたのは、瀬奈じゅんだし、マジシャンでだってもちろん輝いてる。
ただ芝居ととなると、私の求めるものとは違う。
それだけのことだった。

だからショーでの瀬奈じゅんは好きでいられて、
芝居の瀬奈じゅんは、あれれ、となるんだ。

宝塚が好きだから、タカラジェンヌである瀬奈じゅんを好きでいたいと思う一方で、
私が好きだった月組を引き継いでトップになった瀬奈じゅんの演技に納得できず、
内心本当に複雑だった今日この頃。
たぶん今日で最後の観劇なんだけど、しっかりあさこさんのこと見れて、
好きなとこも嫌いなとこもわかったから、さっぱりできたような気がする。

今日で最後・・・ってことは、もう絵理さんや末子はんを宝塚の舞台で見ないってことだ。
絵理さんは特に思い入れの深い人なので、目に焼き付けるように見てきた。

絵理さん、組子を暖かいおっきな愛情で包んでくれてありがとう。

絵理さんがあさことか、みんなに向ける笑顔に涙腺が・・・

MAHOROBAじゃ、ニライカナイとかラストは特に、もう。
あさこと目を合わせて、ニコって絵理さんが微笑んでる。
それだけで、私は嬉しかった。
あんな笑顔を向けられたあさこだって、きっと嬉しいよ。
絵理さんが最後の公演を楽しんでるのも伝わってきた。

あと、パレード!
毎回そうだったと思うけど、絵理さんの右隣のマヤさんがね、
同じような暖かい笑顔で絵理さんを待っていてくれるんだ。
あのマヤさんの笑顔も毎回嬉しくって。
宝塚って良い所だよなぁ・・・

幸せに卒業して言って欲しいと心から思う。

それと・・・って今日は盛りだくさんだな。
あの、マジシャンの犯人明かしの時、末子はんと踊ってる男役。
一人、熱量が違ってましてね、なんか熱いんですよ絡みがw
熱いし、若干エロさもあったんですよ。
一組だけ踊りが社交的じゃなく、マジ。しかも男が一方的にマジw

え、誰?誰!?なんかあの熱い人!!
・・・一色瑠加だぁ~!!

なんかホント、ものすごーーーく地味にタイプかもしれないと思った。
本当に地味だけど、地味にタイプだと思う。
なんで今まで気が付かなかったかな。
次、月組見るとき必ず一色瑠加探しはしますよ、私。

あと、もう最後だから言ってみるけど、
マチオ先輩の最後の階段での叫びは、なんなんでしょうね?

そして地味に月組は下級生まで見分けられるようになってきたな、と。
(あ、自分比でね。しかも男役だけね。)
新公卒業組は完璧でしょ。
で、宇月颯くんが結構好きなのだ、私は。
後ろの方で踊ってる姿をたまに見掛けると、まさにキザってます。な、
表情をしてたりして、なんかそういう所にぐっとくるものがあるのだ。
第一、顔がとっても見分けやすい。注目してます。

あとは園加が声変わりすればいいのになぁーとか思ったり、
あひちゃんも台詞の声が良くなれば、いいのになぁーとか・・・
それは、もりえにも言えるなぁー
コンゴの青年、何言ってるのかわかりにくいかな。

コンゴといえば、ここのかなみが最高に可愛かった~
記者達と一緒に踊りだすエヴァとシャーロットを制しておきながら、
最終的には、自分が一番気合入れて踊ってたり・・・
手の振り方が男前なみほこが素敵。
コンゴの場面は全体的に好きだし、特に侍女三人組のズレた踊りは好きだった。

あとは、秘密の近道をマジシャン組に教えられなかったシャラモン。
その様子を終始見つめるルイスンとかも好きだった。
「え?そんなものがあるんですか?」と驚いた顔をしてはいるものの、
執事として冷静沈着。
そんなルイスンが焦って走ってハケていく姿がまた良し。

今日見て、格段に良くなったなと思ったのが、墓あらための場面かな。
シャンドールとボルディジャールのやり取りが、しまったせいだろうか。
場面全体も締まって良くなってたと思う。
お客さんがよく笑ってたせいもあるかなー?
パッショネートに落ち込む殿下の慰め役を、譲り合う。なんてシーンいつもあったけ?
エヴァとシャーロットが本気で遠慮してて、おかしかったわ。

最後だと思うと溜まっていたものが、いっぱいでてきましたねー

でもまぁ、この辺でひとまず終了。
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