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9/5 シラノ・ド・ベルジュラック

2007年09月06日
sirano

2007年9月5日『シラノ・ド・ベルジュラック』@青山円形劇場

作:エドモン・ロスタン
演出:栗田芳弘
音楽:宮川彬良
出演:市川右近/安寿ミラ/加納幸和/桂憲一/市川猿弥/たかお鷹

あーなーるほど~
数日前の記事
で安寿ミラについて、いきなり語ってますけど、
なんで、ヤンさん好きなのかわかった!!

私、綺麗な人見るの好きなんだ!!


なんかこの人は、見ているだけで嬉しくなれる人なんだねぇ。
今日、得チケのくせに最前列観劇をしてしまい、間近で安寿ミラを見て実感。

あーもうホント眺めてるだけでもいいわ。(笑)
ってか、ヤンさん顔ちっさ!!驚異的な小ささにビックリ。

好きなタイプの綺麗さを持った人(男でも女でも)は見ているだけでも、嬉しくなれる。


私って、そうなんだわ。
ヤンさんのおかげで自分のことが一つ、わかった。

猿也さんは、あの、ついこの間まで歌舞伎座の一部に出てましたよね?
勘太郎を支えてくれてましたよね?(その節はありがとう)
この舞台、初日8月29日ですけど??
昼は舞台に立って、夜はこっちの稽古してたってこと?
良くあることなのかもしれないけど、歌舞伎役者、底知らずだわ。
歌舞伎役者さんとか、宝塚の生徒さんとかって、スゴイですよね。
特に2回公演ある時とか。体力っていうか、もう精神面の凄さなんじゃないかと思うよ。
ホント底知れない。

右近さんと、猿也さんは台詞を発した瞬間に、良い意味での歌舞伎臭。
声の通りが大劇場仕込みと言うか、とっても通りが良い。

冒頭は、シラノを始めとする人々の人物設定がいまいち把握しきれなくって、
話に乗り切れない部分があった。
まずシラノがクリスチャンに言葉を貸す件の心情が読み取れなかったんだよね。
何か企んで言葉を与えるのか、それとも純粋に幸せを願って言葉を与えるのか・・・
どちらなのか、私にはすぐわからなかった。

これ、話は野田秀樹の『キル』、テムジン・シルク・結髪か。
ってか、野田さんがシラノ~を持ってきたのか?
見た目ではなく、最終的に言葉を、心を愛す女。
見た目だけの男と、見た目は悪いが美しい言葉と心を持つ男。

ん~すっごい面白かったわけではないんだけど、
でも、まとまってたと思うし、それなりに面白い舞台ではあったと思う。

(演奏の2人を除いてね)役者さんは、安寿ミラ紅一点で、
他おっさんばっかりだったけど加納さんとか、たかお鷹さん、みんな地味に上手いしさ。
壁を定式幕で覆ったのは、どうかと思うけど、歌舞伎的な演出も面白かったし、
円形劇場のコンパクトさに、作品がきゅっとハマってたようにも思う。

ロクサアヌが手紙の送り主は、クリスチャンではなくシラノだったと気が付く場面。
もうここは、思いっきり、

遅っっ!!!!


って、ツッコミましたわ。
でも心から愛する男の死に目に2度も会う、悲しい女だよー
自分のせいでもあるけど、でも寂しい。

あと不謹慎ながら、もう一つ「遅っ!」と思ったのが、
シラノが死ぬまでの間ですかね。
落ち葉が降ってきた時点で、『野田版研辰の討たれ』よろしく、
そこで死を意識し始めた訳ですよ。
「もうシラノの命は長くない」
でも、そこから思った以上に、喋る喋る。
気持ち的に間延びしたというか、若干拍子抜けしたような感じもあったような。

でも終盤はコンプレックスの裏にあった、シラノの純粋な心を感じられて、良かったかな。

円形劇場での臨場感も含め、
なかなか面白い舞台ではありました。


以上。シラノ・ド・ベルジュラック感想でした。
ヤンさん、キレイっすねークリックお願いします!


続きはヅカファンの方どうぞ↓
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9/5 KEAN

2007年09月06日
kean

2007年9月5日『KEAN』@日生劇場

作・演出・出演者→こちら

ピントがボケた舞台だなぁ・・・


何が悪いとかじゃなく、とりあえずピントがボケている感じで、
見ていても、もや~っとしてくる。
はっきり見えないから、何が悪いのかすらよくわからない。
ってか、宝塚ってこういう作品多すぎる。しっかりしろよ。
なんでこんな作品上演して、堂々とチケット代取れるんだよ。
見る方も見る前から、こうなるってなんとなくわかってるのに、なんでチケット買ってしまうんだ。

理由は一つ。
生徒が好きだから。

なんだけどね。
そこがまたツライんだ・・・あぁ・・・

キーン(轟悠)の生涯を見せたいのか、
キーンとウェールズ(柚希礼音)とエレナ(南海まり)の3人の恋模様を見せたいのか、
はたまたその両方を見せたいのか、ハッキリしてくださいよー

更に展開が平坦で単調。

どこを盛り上げて、どこで力を抜いているのかもわからない。
この辺もピンボケの理由か。

正直見ていて、良くわからないことだらけだったんですけどね、
でも、『KEAN』ってミュージカルはワタシ解釈だと、こんなミュージカル。

有名で偉大なシェイクスピア俳優であるキーン。
彼はシェイクスピア作品を演じ続け、喝采も浴び続ける。
その栄光の一方で彼は自分自身を失い始めていた。
今まで演じてきたハムレット、ロミオ、オセロー・・・どれも自分ではない。
にも拘らず、舞台を降りても彼らが顔を出す。
周りの人間が、キーンという存在に求めるのも、
シェイクスピアの登場人物を舞台を離れても演じ続けることである。
本当の自分は一体どこにいったのか?
役者でない自分は自分ではないのか?

そんな苦悩や不安、焦りを紛らわすように、酒場で騒ぎ、恋の一時を楽しもうとするキーン。
しかし、どれだけ騒ぎ、恋をしても心は埋まらない。
役と自分との間で揺れ動く、一人の男の生涯を描いたミュージカル。


うん、なんかこんなん。
問題なのはね、『こんなんだろうな。』って想像して補えるだけで、
っていうか、作品の筋を「想像して補う」っていうのは、その時点でアウト。
筋はわかって当たり前ですから。
その筋の中で生きる人間の姿を見に来てるんだっつーの。

筋からして、よーわからんので、その中で生きる人間の感情も、もちろんよーわからん。

でもね~それでも楽しめちゃうのが、宝塚の凄いとこさぁ~

まず、イシちゃん可愛いっ!!

理事を可愛いって言っちゃダメ?
ダメでも私は言いますよ。だってホントに可愛いと思ったんだもん。
ちょいへタレ入った、放蕩人キャラが可愛かった。
あと、パンフの稽古場写真に見入ってしまいました。
知ってたけどさ、知ってたけど、

めっちゃ顔立ち綺麗やん、この人。


日本人として、この顔を持って生まれるって、遺伝子の奇跡だわ。
女として綺麗とか、男役として綺麗とかじゃなく、人間として綺麗な顔立ち
なんか別に女でも男でもどっちでもいいよ。(笑)
あー轟悠はすげぇ綺麗だ~すげぇ格好良いよ~。

キーンという役と、轟悠とがかぶる場面が何度かあって、
改めてこの作品の上演は、轟悠ありきなんだなぁと思いましたわ。
役者を長年続けていたら、役と自分との境目が見えなくなることもあるのかなぁ、やっぱり。

一応、キーンは今まで演じてきたシェイクスピアの登場人物たち、
それらも全て含めたところに自分を見つけてましたけどね。
そしてそこで幕。フィナーレはなし。
あったらあったで嬉しいけど、展開的になくてもよし。

レオンは高貴な役柄を無難に演じてたかな。
歌なし、踊りなし。特に踊りなしって柚希礼音の場合つらいよね。
元々品のあるタイプの男役ではないと思うんだけど、でも今回は品良く見えた。
(いや別に、いつも品が悪いって言ってるわけじゃなくね)

南海まりちゃんは、やっぱり麻乃佳世に似てると思うんだよなぁ。
演技がどうこうとかじゃなく、役自体が私的に理解できなかったので、
ここがこう。っていう判断を下しにくい。
でも、カワイイ。

下級生チェックするぞ!と意気込んでいたのに、結局よくわかんなかったよぉ。
わかったのは、目立つ位置に配役されてた真風君ぐらいだ。
昔っから人の顔と名前を一致させるのが苦手なんで、もう回数見るしかないんだよね。
でも『KEAN』はあと1回最前列観劇だけ。
最前列は楽しみ。初最前列。


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ホント綺麗だー轟悠。
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