FC2ブログ

99年 宙組 激情-ホセとカルメン-

2007年03月01日
1999年 宙組『激情-ホセとカルメン-』

作・演出・出演者→こちら

あらら~すっごいのね、花總まり。
姿月あさとが正直霞む。
ズンコさんの役は花ちゃん演じるカルメンに全てを狂わされる役だから、
霞んでもまだ成り立つし、花ちゃんの方が強い構図でもOKなんだけど、
それでも凄い、花總まり。

宝塚の娘役っていうラインのぎりぎりを保ちながら、
あそこまで妖しく色っぽく情熱的に演じられる能力。
まさに娘役という役柄も演じられ、尚且つ、カルメンみたいな
情熱的な女も演じられれば、そりゃ、十何年もトップ娘役ってのも納得。

花總まり、凄い。
女優・・・しないのかい?
面白そうな感じがするけどなぁ。

ズンコさんは、役者だけど、
役者であるそれ以前に宝塚のスターなんだと思った。
そこにいるだけで目を惹く、っていうのは、
宝塚の真ん中に立つにあたって必要な能力だと思う。
ズンコさんにはその力はある。

こう上手い言い方が見つからないけど、たとえば久世さんは、
まず役者であることが先で、その後に宝塚のスター。

天海祐希は宝塚のスターじゃなくて、スターだな。
惹きつける力はずば抜けてたけど、
猛スピード過ぎて、宝塚が吹っ飛んだ。

真矢みきとか麻路さきなんかは、宝塚のスターでしょ。
それぞれ個性は違うけど、宝塚ならではの人。
最近、ミキさん好きだー私。
昔、宝塚を好きになる前は、あんまり好きではなかったんだけどね。
良くも悪くもただ沖田。青島君と対立。

ズンコさん、ちょっとぽっちゃりしてるような気が。
衣装のせいかもしれないけど、軍服姿がちょっと気になる。

舞台美術が日比野克彦さんだった。
だからちょっと良い意味で変わってるのか。
抽象的な感じ。
見ただけで場所が特定できるような舞台美術ではないけれど、
その分、雰囲気が強く出る。
見た目だけで場所がわからなくっても、そこに存在する人で、
容易にそこかどこなのかはわかるから、問題はない。

ジプシーたちが暮らす、穴ぐら的な暗い世界。
スペインという土地の持つイメージを、舞台美術で魅せてくれてる。

姿月あさとという宝塚のスターに、
ホセという役柄は合ったのか、合わなかったのか?

びみょーだ。

活舌があんまり良くないせいもあると思うし、
今まで私が受けてきた弟キャライメージのせいもあるし、
カルメンに人生を捧げ破滅に向かう男にしては、
どうしても幼く感じられた。
花ちゃんが強いから、なおさらそれが際立つ。
台詞も上っ面で喋ってるように聞こえちゃうんだよな~。

ま、花總まりが主役の舞台。

ってことでいいんじゃないかな。
ダメかな。タンゴも格好良かったし。
いいと思うよ、私はそれで。
宝塚だけど娘役が主役。

ジプシーの衣装が良かったなぁ~。
カルメンのドレスも良かったー。
大峯麻友さんが組長だ。
ふさふさのヒゲが似合うのが素敵だ。

和央ようかの二役はギャップありで、良し。
出番的には物足りないかもしれないけどね。

話も破綻せず、しっかりカルメンしてたんじゃないかと。
まぁ、原作読んだことないんだけどね。


1日1クリックで、ランキングあげてやってください。
スポンサーサイト



 | HOME |