7/23 エリザベート 新人公演

2009年07月25日
2009年7月23日『エリザベート 新人公演』@東京宝塚劇場

本当に、本当に僭越ながら見させていただきました。

まず第一に思ったのが、

みりおトート×かちゃシシィ

ならバランスが取れるなってこと。
場数踏んでいるだけあって、ってか場数だけでなく、
もちろんきっと本人の努力もあってだろうけど、
みりおのトートは、安心して見ていられた。
真ん中に立つ為の美しさや、輝きを、持ち合わせている。

でも、そんなみりおが、もし本公演でトートをやったとして、
それできりやんのフランツよりも、真ん中オーラを出せるか?
っていうと、まだまだ無理だなって思う。
確実に、霧矢大夢よりも弱くなる。

もの凄く「バランス」って言葉が浮かんだ。
どんな舞台もそうだけど、
でも、エリザベートは特にそのバランスが作品をガラっと変えてしまうのかも。

役と役。
役と役者。
役者と役者。
作品と役者。
作品とカンパニー。

全てのバランス。

仮に人のバランスがそれなりに保てたとしても、
個々の力が弱いと、今度は作品の大きさとか深さ、強さに負けちゃって、
人⇔作品
のバランスが取れなくなる。

エリザベート、むずかしー!!!!

今回の新公、まぁ、人バランスはそこまで悪くはなかったと思う。

しずくちゃんのイメージは、私の中で、「私だけに」の逆を行く。

嫌よ 大人しいお妃なんて (なりたそう 大人しいお妃さまに)
なれない 可愛い人形なんて (いや 現時点で可愛い人形みたいだよ)
あなたのものじゃないの この私は (寄り添ってほわほわしてた方が幸せそう)

で、この()のイメージを跳ね返そうと頑張っているのだけは感じたけれど、
でも、なんか別に、自分の意思で生きる!!
みたいな、シシィとしてのエネルギーは全く感じず。

だから、みりおのトートがしずくシシィに惚れる意味がわからない。

ここがかちゃのシシィだったら、対みりおでバランス取れるはず。
まだまだ作品には負けるけど。
例えばあさこさんのトートを10とすると、かちゃは6ぐらいな気がしていて。
で、やっぱりあさこさんのトートと比べると、みりおも6ぐらいかな、と。

シシィが作品の中でしっかり立たないと、
トートがシシィを愛し、追い続ける理由が伝わらなくなるんだなぁ。

みりおのトートは、せり上がってきたその登場を見て、
心がザワザワした。
「あぁ、これからもっとスターになる子だ」
っていう、当たり前のことを、当たり前に実感させてくれた容姿と輝き。
明日海りおが昇っていく階段の一つを見た気がして、ゾクっとした。
これからがまた楽しみで。

みりおが歌えない子だなんて認識は全くなし。
それなりに、ではあっても歌える人認識。
でも、通して真ん中で歌い続けるには、
みりおの実力を持ってしても、全然足りないんだなぁー。
不安定な部分も感じた。
調子的には闇広辺りから、歌い易そうになっている気がして、
「あ、喉暖まったのかな?」って。

フランツの紫門ゆりや君。
シシィとの結婚を決めた時のフランツの年齢設定とか知らないけど、
知らない上でのイメージ。
17歳なフランツ。って感じ。
若いっ。爽やか!良くも悪くも弱々しい!

歌も芝居も特に穴もなく、見た目も格好良い(線細いけど)。
むしろ歌は、歌い慣れれば、良い感じなのでは?
でも、たまに腰が引けてて、このフランツっ。
シシィを抱きしめる時とか、控えめっていうか、まんま腰引けてるというかw
素材は良いんだ。男役頑張れっ!

月組、なんとなくお気に入りというか、良く気にしてる、宇月颯君。
彼、ルキーニ。
これ言うと、まさきに悪いかな。
でも、見た目的にも、全体の雰囲気的にも、
まさきのルキーニと大差ないように思われ。

これも難しいところだよー
現時点でまさきのルキーニと大差ないまとまり感があるのが、
良いことなのかどうなのか。
粗があっても、無駄に勢いとか、空回ってる感があった方が
(まなはるを思い出すな!ここで!笑)、
後々面白い、良い役者になるんじゃないのか・・・

普通にルキーニとしてまとまっちゃってる事が、
逆に物足りなかったというかさ。
新公なんだから、こうぱーっと!

いやでも、これだけ出来る宇月君が頼もしくもあるんですよ。
彼は、なんか良いんじゃないかと思ってるから。

月組下級生、本当にわからない子ばかりでしたが、
印象に残ったのがやっぱり、みっしょん。
美翔かずき。
スッと立ち方からもう男役で、そんな人が新公の中に居てくれると、
「あぁ学芸会じゃない。宝塚だココは。」と安心する。
美翔かずき、安心させてくれた人。
綺麗に立ち姿、男役だった。
だから余計に、なぜにグリュンネ伯爵か、と。

ウチでいうナガさんの役ですよ?
組長の役よ?
せめて革命一派に入れるとかなんとか、なぜ!?

ナガさんは腰らしい?
腰大丈夫かしら。ナガさん。

あぁ、ナガさんの話じゃないんだよ、美翔かずき君の話だから。
ホントなんでだろう。
応援してるから、ホント影ながらになるけど、応援してるから腐らず頑張れ。

あともう一人は翔我つばき君。
「黒天使の中に居るから、見てねー」
と知り合いに言われ、言われたからには見ます!探しますよ!と、
照明暗い中、必死でオペラ使って翔我君を探す。

あぁ、いたいた~と発見し、
まぁ一応、色んな黒天使場面でも一度はチェック入れて見てました。

そしたらなんか一瞬の横顔とかがなぜかツボに入って。
・・・あのね、暗いし、遠いから、明るい舞台で見たら、全然違うかもしれないんだけど、
眉と目が近い所が、贔屓氏に似てるんだ。
眉と目が近ければ、緒月なんですか?私の目、脳みそ。
わかんないけど。(笑)
あと笑った顔が思いの他、可愛くなるところも似てる!?
今度月組見る時、翔我くん、さがそ。明るい舞台でさがそw

で、最後に、この新公も含めて、
これが私にとって4回目のエリザベート観劇だったことを書いておく。

水雪×2
瀬奈月×1
明日海新公×1

4回目。
自分の4回っていう観劇数と、
今、ブログ等で見聞きするエリザベートって作品に対するそれぞれの見方、想い。
今までたくさん読んできた。
自分の観劇数と、その外からの情報とが、
これまたバランス取れていなくて、素直なお客さんでいるのも難しい感じがした。

知識はあるけど、その知識に観劇数も追いついていなくて、
頭でっかちになってる?
素直に『エリザベート』を見ることが難しい。

こんなにバランスがものを言う作品なのに、
宝塚っていうある意味アンバランスな世界で愛され続ける作品。
役に人をあてていくんじゃなくて、人に役をあてていくような世界じゃん、宝塚。
極端な話、どんなに実力があって人気がある研1生が居たとしても、
絶対に本公演で、その研1がトートやシシィを演じることはないんだよ。

上手くは言えないけど、
でもやっぱり宝塚の魅力っていうのも、
このアンバランスさの中にあるような気がするよね。

貴重な新公見れて、良かったです。
宝塚から、良い舞台人がたくさん生まれますように。

7/12 エリザベート

2009年07月12日
2009年7月12日『エリザベート』@東京宝塚劇場

かちゃの「私だけに」が見れなくて、聴けなかった。
かちゃが悪いわけじゃ全くない。

私の中の白羽ゆりの記憶が思っていた以上に鮮明で、
そして、まだまだ上書きなんかせず、
大切に残しておきたい記憶だったみたいだ。

まだそこまで雪ファンでもなかった時、お披露目エリザ見て、
不意に号泣した「私だけに」。
そして、幸運にも生で見て、聴くことができた、
さよならショーの「私だけに」。

お披露目エリザで泣いたのは、2階A席最前の上手側だったとか、
さよならショーはあの辺で見て、やっぱり泣いたとか・・・
見た位置からの視点なんかも蘇ってきちゃって、どうしてもダメだった。

かちゃのシシィが歌う「私だけに」を聴いたとしても、
私の中の記憶がなくなっちゃう訳じゃないけど、
でも、まだ、ダメ!!
とにかくそんな想いが湧いてきて、自分の中の白羽ゆりを大切にしたいがために、
かちゃシシィの見せ場、正視できず。

ただただ、となみシシィが私の中に、たくさん残っていたことを感じて、
そのことに涙してしまいましたよ。
特にさよならショーの、東宝の「私だけに」をいっぱい思い出した。

発光してたもん、となみさん。
白くパーって光ってて、涙を堪えて歌い切ったその強さも、
何もかも全てがエリザベートで、白羽ゆりだった。
かちゃを見て、「こんなもんじゃない!」と思ってしまったのは、確か。

今、となみさんのブログ読んでて、日々幸せにほんわか、
でも一歩一歩新しい道を進もうとしてる、
となみさんの様子を知ることができるのも、なんか嬉しい。
私にとっても雪組の大切なトップ娘役さん。

5月末に退団したとなみさんの思い出だけでこんなんなってるのに、
丸々1週間前に同じ場所で、宙組子を見送ったことが信じられなかったなぁ。
とにかく色んな事が早過ぎるとまた思う。
あさこさんも、ついに退団を発表。
『ラストプレイ』って題名は、生殺しだよ・・・
また時代が変わっていく。

で、なんで初日開けてこんなすぐ、エリザ見に行ったかって、
前日バイト先の飲み会があって、都内でオールしたからで。
自然と始発近くの電車に乗ることになるんだったら、
家帰る前に、東宝行って、激戦だろうと思われる当日券に並んでしまえ、と。
寝るのは、エリザ見てからでいいだろう、と。

退団発表恐るべし。
でしたね。

月組でなんとなく気になるのは、
越乃さん、一色さん、みりお、華央くん、宇月くん、海桐くん・・・
辺りでしょうか。
あと、わかる範囲で、音姫すなお氏がめちゃ可愛いなぁーと思うのと、
美鳳あや氏が男前なんじゃないかなぁーと思うのと・・・
85期娘役はえぇですなぁ。

フィナーレ群舞は越乃さん見てたら終わってたし、
パレードではなぜか、一色さんを見てるし・・・
私が視線を注ぐ先、なんか正直、地味じゃね!?

でもがちゃの眼鏡姿は、どことなくツボで・・・
そういえばツボ・・・までいかなくとも、同じ系統の顔のつくりの、
麻月れんか君も、なんとなく目に入ってきた。
似てない?がちゃと。

みりおは言わずもがな。
スター街道まっしぐらな子は、やっぱり注目してしまう。
相変わらず肌が綺麗だ。(何を見てる)

華央くん、あちょうは、類稀なるオッサン役者だよなぁ。
私はオッサン好きだという自覚はあるけれど、
その更に上をゆく、オッサン度。
あのモミアゲ、気合いだね。

宇月くんは、きっと良い路線スターになるだろうな、と思い続けている子。
思い続けるっても、月組見る回数は極端に少ないしアレだけど、
華やかさがある子だと。

海桐くんは、とにかく壮一帆に色々似てそうだな、って部分で気になる。
顔だけとかじゃなく、芸風とかも似てそうなのが面白い。
前髪だけ強いパーマかけた?
くりくりしてて、良くも悪くも個性的だったw

あ~あと、みっしょん!
美翔かずき!
みっしょんぐらいのポジションってのが、
私が一番落ちやすいポジションだと思われるw
この子も、役が当たれば、もっとくる。

私は霧矢さんの芸に惚れ込んでいたはずなんだけど、
別に贔屓ができたからとか、関係なく、
その熱がひいてしまったのを、いつの頃からか感じる。
安定し過ぎていて、これから伸びていくだろう、
そういう期待感が持てなくなった?

安定=完成

とも言えるのかも?
伸びしろの魅力、みたいなものをきりやんから感じていない?

ホントにホントに、イチ軽い宝塚ファンの意見として・・・
ディープな月ファンに言わせたら、全然違う意見が返ってきそうだけど、
あさこさんにも同じことが言えるかもしれない。

あさこさんの男役も、隙がなくて、完成、完璧に近くて、
それが私にとっては面白味がない、みたいな感じ方になるような所も・・・
うーん、無きにしも非ず?

トップと二番手の、このビシッと構えた感じ、
揺るがない雰囲気が、私にとっては少し窮屈かもしれないなと思った。

にしても、今の月組で、
わざわざかちゃを宙から迎えてまで、
『エリザベート』を上演する意味があったのか。
誰もが疑問に思うはず。
実際見てみたら、私も例外なく疑問に感じた。

しかも今日、かなみちゃんが見に来ていたらしく、
嫁不在の事実を、違和感を、切なさを、目の当たりにする。
かなみちゃんと同時だったらな。
彩乃先輩が居たらな。

あいあいのゾフィー、あの人がきりやんフランツを産んだなんて嘘だ!!

若いじゃん、綺麗じゃん、いくつ?いくつ?
きりやんフランツのがオッサンじゃん!格好良いオッサンじゃん!フランツっ!
実は、ゾフィー、シシィ以上のミルク風呂に入り続けてるでしょ。
器械体操3時間じゃなく、5時間でしょ。

マギーがカフェの場面に出てきたことにもビックリ。
いや、もっと贔屓のシュヴァルツェンベルクが見たかったという思いと、
マギーが86期だからってのもあって、
自然とあの緑の軍服を目で追いますよね。
しみじみ目で追ってしまいましたよね。
同じ衣装かな、とかw

マギーさんは、ただでさえ、濃いぃ人なのに、
なんで、カフェでアルバイトしてんの!!
オペラに入り込んできたとき、本当に「え?(笑)」ってなったんだからね!!
意味あるのか、あのアルバイトは。

ゾフィーの終盤の老けメイクも、もう少しやりようなかったのか。
不自然さMAXを感じてしまったのは、私だけ?

年齢的な無理もそうだし、
ルドルフ役替わりも、まさおルキーニにしても、
色んなところで、歪みを感じずにはいられなかった。

ルキーニもキムさんのルキーニがまた見たいよー。
まさおのルキーニ、表情はイッちゃっててまさおらしくて悪くないと思うけど、
あの物語を紡ぐ?には、何か色々足りない。
あ、ちょっと『桜姫』見た時の七之助に対する感想に似てるw?
でも、楽しそうにオレオレで演じてるのが、またまさおらしい。

こんな歪みを感じるエリザを見るぐらいだったら、
私、パリ空とファンシーダンスのがよっぽど見たい。

なんで今の月組でエリザなの?劇団。

東京で2000人の客席を連日ほぼ満席にしている劇団なんて、他にないよ。
宝塚は案外まだまだ凄いと思う。
コクーンだって後ろ何列か空いちゃうことのある時に、
宝塚、立ち見まで発売、なんてこと、実はある。

瀬奈じゅん退団発表の衝撃を持ってすれば、
きっとオリジナルの駄作上演しても、客席埋まったんじゃ?
オリジナルの、マジシャンの憂鬱ぐらいの話だったら、
確実に埋まっただろうね。

なのに、エリザ。

まだ2年前?の水夏希のトートの記憶だって、
となみちゃんのシシィの記憶だって、鮮やかに残っているのに、
またエリザ、またミーマイ。

なぜ?

あの時代雪ファンやれてなかった、現雪ファンの戯言して、
今の雪組で(正確に言うと、となみちゃんが居た時代の雪組で)、
エリザもう一回見たかったな、なんて思ったりもした。
もうどれだけ、シュヴァルツェンベルクを見るか。(笑)

下級生を見るのだって、当時の何倍も楽しめるに決まってるし、
ってか、黒天使!
なぜ、黒天使に注目できなかったのか・・・悔やまれますよ、今も。
真波そら~・・・(涙)

そのかの黒天使、格好良かったです。
紫門ゆりや君もイケメンですよね。
どこにいるのか、良くわからなかったけど。

チケットあるよー!って声掛けてもらうこととかがもしあったら、
また見に行くかもしれないけど、
『あぁーねぇ~。』って、今日一度見ただけで満足してしまったような、ね、
ところがね、あったよね。

1/22 夢の浮橋/Apasionado!!

2009年01月22日
ukihasi

2009年1月22日『夢の浮橋/Apasionado!!』@東京宝塚劇場

作・演出・出演者→こちら


まだ気持ちは全然落ち着いてはいないんですが、
とりあえず、今日見た感想も書き残しておきます。
落ち着かない感想を。

夢の浮橋は、前回が理解度3としたら、今日は6.5ぐらいに進歩。
倍以上進歩した。
2回目だと台詞も歌詞も頭に入ってき易いっていうのは、すっごくあるんだなぁ。

最初のシーンも初見はあのちっちゃい子たちが、
誰が誰やらさっぱり、だったけれど、あぁ、匂宮とかのちっちゃい時か~
ぐらいはわかるようになった。(6.5割の精一杯)

とりあえず言えるのは初見よりも面白かった!!

ってことかな。
深いところに流れる心情。
もの凄く繊細で、かつ深い気持ち。
その片鱗にほんの少し触れることができたような。

繊細だわー
本当にこの芝居、繊細。

例えるのが難しいけど、スカピンとかは凄く上がって行く、
上に上に盛り上がっていく舞台だと思うんだけど、
夢の浮橋、深く深く沈んでいく。
理解すればするほど、きっとそこが面白くなっていく。

にしても、萬けいさんのクグツの操られ踊りが、凄すぎる。
芸!!
って感じで、瀬奈じゅんに迫っていっても、
なんだろうトップスターのオーラとは全然違う、
積み重ねてきた人だけが出せるようなオーラで、あさこさんと対峙するもん。
専科さんの力は偉大だ。

ショーはプログラム買ってないので、詳しくどこに誰が・・・
っていうのは、わからない。

この間見たときから気になってた、大空さんにそっくり?な子は、
情報いただき、鳳月杏くんじゃないかと言うことです。
「あーーぱっしょなーど♪」なプロローグの時、一番後ろの列の上手から男役で2番目の子。
で間違いないかな?

もしかしたら、貴千くんも化粧栄えするイケメンで、気になってるのかなぁ?
しかし、見分けはつかず。紫門ゆりやもわからない。
なんかわかんないけど、壮くんに似てるなぁといっつも思うのが、海洞くんだね。
ちゃっかりプロローグ階段降り、1列目の下手にいないか?宇月颯。
一人良い意味で色の違う華央くんも、目に付く。渋い。

誰だ?あのイケメン!?って思ったら、紫乃ちゃんだったりして、驚いたり、
ちょい、ほんのちょっとオサに似てる?と思ったのは、とーやんだったり。
ずーっとオペラを覗いては、覚えよう、覚えよう、と必死です。
わかるような、わからないような、微妙なラインなんですよね。

前回、月85期娘役に惹かれる・・・と書いたので、
今日、更にちょっとチェックしようと意気込んで。
どうやら私は、ちわわ氏と音姫氏の顔が好きなのかも?
みっぽーはアゴのキュって感じで、雪のじんじんを思い出す。
ほたるちゃんだけ識別まだできず。

ヴァンパイアのダンスの、涼城まりなの男前さに惚れた。

園加と張って踊れるんだ!!
格好良いっ!!
あとロケットの脚線美。寿なんだっけ?おめでとー!お幸せに!

きりやんのカツラが、20日と違った気がした~!
前髪あったほうが可愛いって、きりやん。
銀橋でキスする時、あさこさん、
一回掛け声入れて「やるぞ!!」って気合入れてから(笑)、
キスしてるっぽいのが、熱く熱く笑える。(笑えるのかw)

瀬奈じゅんって男役は、ギャツビーの時に一度書いたけれど、
嫌いでもなく、好きでもない。
私の中で位置づけが、上手くできない人。

でもあのマントさばきとか、ソロダンスとか見ていると、
もちろん匂宮もだし、
宝塚の男役トップスターとして、宝塚のこと全く知らない人にでも自慢できる人だと思った。
私自身の好みとかの問題じゃなく、あさこさんが見せてくれる男役を、
宝塚に触れたこともない人に見せたら、きっと「格好良い」って感じてくれるだろう。
それってヅカファンにとっては自慢の人だよね。

逆に・・・逆にでもないけど、きりやんから前みたいな魅力を感じなくなってる自分がいる。
今までだったら、瀬奈×霧矢で絡んでたら、絶対きりやん見てたと思うんだけど、
瀬奈氏を見ている割合の方が圧倒的に多くなったような。
なーんかね、なんなんだろ。

女装銀橋渡り、マギーがはける時に、
あれはお客さんが手を振ってたのかな~?
もの凄く手を振り返していて、それがなんかマギーらしくて微笑ましかった。
照れずにアピってくれるマギーは格好良いよなぁ~

1/20 夢の浮橋/Apasionado!!

2009年01月21日
ukihasi

2009年1月20日『夢の浮橋/Apasionado!!』@東京宝塚劇場

作・演出・出演者→こちら


こうやって言ったら、じぶん、どれだけシェイクスピアわかってるのよ。
って感じではあるけれど、
源氏物語より、シェイクスピアのが、まだ話を知ってるかもしれない。

いや、野田さんが講演の中で『The Diver』の話をするときに、

「俺達はまぁ、シェイクスピアとか勉強するけど、
 でも向う(イギリス)で、日本の古典、源氏物語を扱った作品をやるからって、
 向うの人は、源氏物語の勉強をしたりしないよね。
 でも日本の中でだって、もの凄く勉強するわけじゃないわけだけど・・・」

あぁ、ねぇ~・・・
全然さっぱり!!でした。すいません大野君、基礎知識なくって。
そりゃ~大まかな流れぐらいはわかるけど、血縁関係とか、勢力図とか、
そういうのの理解に乏しいので、2割ぐらいしか楽しめなかったんじゃ?って話だ。
『太王四神記』も同じような感じだったなぁ。
花組は6割って感じだったけど。

でも絵的に凄く凄く綺麗な、でも怖さのある場面を次々と生み出していて、
ヅカファンのみなさんが、「大野君、大野君」言うのがちょっとわかった気がした。
いや、本当にちょっとだけど。
それこそ2割な訳だけど。
でも、センスのない人は、見た目にもあぁいう美しさのある場面は作れない。

芝居は、実はまた明日見るんですけど、
明日までにもう少し基礎知識を叩き込めればな、と。

にしても、銀橋で歌う真咲や、みりお。
なんか、この二人が大きくなったかもしれない!!
前に私が月組を見たのは、ミーマイ?
その後ギャツビーと、博多ミーマイに別れたんだっけ?
まさきもみりおも博多組。
二人で、ジェラルドとジャッキー。

歌声と舞台姿からオドオドしたモノを感じなくて(前も別に感じはしなかったけど)、
自分の輝きを理解して、それを全面に押し出す力。
そんな力が、パッて二人に加わっていたような気がした。

あと園加は元から気持ちが、心があった人なんだと思うんだけど、
やっぱり、そういう気持ちの表現とか、
そういう部分の押し出しが強くなった感じで、
『これからもっと良い役者にもなるんだろうな』、って思った。

そうなってくると、あひ、もりえ頑張れ!なんだけど、
あひちゃんもあひちゃん比で見れば、相当舞台姿に自信が増したんじゃないか?
って感じだし、もりえも、もりえで良いとこあるしなぁ。

きりやんはお疲れモードなのかな?
わかんないけど、歌声も相変わらず上手いっちゃ上手いんだけど、
若干高音への伸びがかすれる?ような時があって・・・
きりやんの歌声には、高い期待がかかるので、「あれ?」ってのはあった。
あと日本物化粧の、あの鼻筋のハイライト的なのは、
あんなに入れていいものなのかな。
真咲を見てても思ったんだけど。
鼻、くっきりし過ぎで、ちょい不自然さを感じた。

『アパショナード』は期待通りのショーらしいショーで、羨ましいなぁ!
月組も相当長いことショーなしだったけど、やっぱり良いよ、ショーは。
ショー大好き。

あいあい、マギーを始めとする月86期の活躍も嬉しい。
今回退団する紫乃ちゃんは、緒月氏と同室じゃなかったっけか?
たぶんそこそこに認識できてると思うんだけど、
ショーの最後のほうで、少人数口に入る場面あったよね?
白い衣装になる時かな。
芝居だと右京。うん、間違ってない。

やっぱり全員を認識してる訳じゃないけど、月85期娘役、なんか好きかも~!
雪組の85期娘役も大好き。
なんか全体的に男勝り。(笑)
なのに綺麗。

すっごい男前だなぁ、でもセクシー♪とか思って、彼女らと瀬奈さんとの絡みを堪能。

ロケットセンターはちわわ氏ですよね?
やっぱり、堪能。

みんな格好良い。
月組は娘役を見るのが良いかもしれない。
もしかしたら、娘役の方が、私が好きだった時代の月組の系統を良く継いでるのかも!?
えー楽しいなぁ、すっごいチェックしよ~

途中の男役スターの女装銀橋渡り。
あれオモシロかった。
「いいな、いいな、雪組でもこんなショー見たい!」
って思いながら見てたけど、
「ここだけは贔屓のこと考えると辛いな・・・うん、辛いわ。ある意味ここが一番見たいけどな。」
と。

んーと、あひから始まったんだっけか?
順番わからないけど、
あひ、もりえ、そのか、マギー、まさき、みりお、で、きりやん。
7人でしょ?
一応贔屓氏も、もしやるとしたら入るよなぁwと別に考えなくていいことを考えた。

つーか、そのかが可愛くて、ビックリ。

そしてあの姿で、思いっきりウィンク飛ばして、
おそらく自分のファンからの歓声を引き出していた。
いいなぁ、いいなぁ、そのか。

マギーはアメリカン。まさきとみりおは予想の範囲内。
あひちゃんの素がとっても綺麗なのは、知っているけど、
いきなりあれで出てくると、綺麗さに慣れる前に終わるし、デカイ。
もりえもなんか、慣れる前にいなくなっちゃう。
きりやんは、髪型違う方が可愛いんじゃない?

そのまま中詰め突入。
ひゃー瀬奈さんも大変だ~w

追記:ひゃーー!!
    拍手コメいただきました。
    忘れちゃならない方を忘れてしまいました。
    越乃リュウ、組長!!
    リュウ様、申し訳ございません。
    もちろんテンション上がりましたよ、組長様!!

あれは誰なんだろう。
ギャツビー見たときにも思ったから同じ子なんだと思うけど、
おもいっきり私には、瀬奈じゅんに似て見える。だけど幼い瀬奈じゅん。
少年・瀬奈、みたいな子が一人いて、紫門ゆりや君かなぁ、気になるのと、
地元で見かけてしまって、更に注目度を増した、みっしょん。美翔かずき。
あ、組本みたら、マイブームが「歌舞伎」だってさ。
見かけた理由、ちょっと納得。
(月組ムラ楽の翌日、地元の歌舞伎巡業公演でみっしょんを見掛けた)

みっしょんは、切れ長の目、舞台化粧するとイケメン度UPする顔だな。

あと、一瞬の表情が大空さんに似てる子も居て、
化粧が似てるのかな?「きゃー!!」って思ったけど、誰だかわからず。

ダブルトリオの上手側には、目の離れた音月桂、みたいな子が居て、
あれは、千海華蘭君じゃ?・・・ってすっごい名前だな。

明日の観劇でも、
男前な月娘を堪能しつつ、下級生チェックを楽しみたいと思います。

あ、あと主演娘役がいなくなるなんて事に、絶対、絶対なりませんように。
男役>娘役が激しい私みたいなファンでも、こういう形の公演見ると落ち着かない。
今の月だけの暫定的なあり方であって欲しい。
そうだと思えない、今の宝塚の揺れがとても怖い。
主演娘役を置かなくなったら、宝塚が宝塚でなくなる。
その事が、本当に怖いんだと、月組公演を見て思った。

9/11 グレート・ギャツビー

2008年09月12日
白スーツは反則でしょ!

2008年9月11日『グレート・ギャツビー』@日生劇場

作・演出・出演者→こちら


答えはまだ出ないんだけど、
瀬奈じゅんを見ていると、どうしても分析してしまう。
私にとって、瀬奈じゅんってどんな存在なんだ?って。

タカラジェンヌはみんな好き。
なんだか、頑張ってる人たちだと思うし、宝塚全体に愛着を持っているので、
タカラジェンヌってだけで、好きだな。って気持ちを持つ。

だけど、私の中で、そこからただ一人はみ出る人が、瀬奈じゅんなのだ。

好き?と聞かれても、「わからない。」と答える。
嫌い?と聞かれても、「わからない。」と答える。
いや、だって本当にわかんないんだもん。

だから、『なんなんだ!?』と思って、あさこさんを分析しようする。

ギャツビーを見ても、やっぱりわからないままだ。
そもそも私は90年代の月組を好きになるところから、宝塚に足を踏み入れた。
今は、現役の贔屓も出来て、雪組にデレデレだけど、
それまでは月組に相当な思い入れを持っていて、
その私の理想とした月組と、
現在の月組とに繋がりを感じられない事が残念で仕方なかった。

10年経てば、組カラーだってなんだって、
変化して当然なのに、私は自分の勝手な思い入れのせいで、
勝手に今現在の月組を受け入れることを拒否していた。
その頂点にはあさこさんがいた。

組カラーの違いを確かに感じているのに、
大空祐飛とかがいて、微妙に繋がっていたから(私は久世ファンだから)、
スパッと割り切ることがず、余計に思いが複雑になっていたのかも。

贔屓が雪組にできたこと。
ゆーひ君が花組に異動したこと。

主にこの2つで、現月組に抱いていた、勝手な不満は、
ほぼ消えるんじゃないかな?って思っていたけれど、
ミーマイ見てもモヤモヤしたまま、
今日ギャツビー見ても、なんだか良くわからない。
原因は瀬奈じゅんなんだ。

今日、瀬奈じゅんを見て強く感じたのは孤独だ。
なんだか誰にも頼らずに舞台に立っているような・・・
ギャツビーって役自体もそういう孤独を背負うような役だけど、
でも、それだけじゃない気がする。

どこ見てた?

ポケットに両手を入れて、ちょっと左足に重心をかけ、
力まず、そこに立つ。表情、手や足、顔の角度、見せるライン。
どこにも隙がない。
その目線の先。その完璧な男役としての型の先でどこを見てた?この人。
なんだかとても寂しそうでもあったし、
でもその寂しさを自分から求めているようにも見える。

たぶん、私にはその在り方がよくわからない。
隙がない。っていうのが、少し怖い。
完璧すぎる。

ギャツビーが海辺で佇む場面とか特に。
あの人が実際にこの世に生きている気がしない。
すっごく綺麗なポストカードの一場面、というか、
そこだけ切り取られて綺麗なまま止まっているみたい。
不思議。

階段を降りるときの足の運び方とかも、凄いんですよ、瀬奈さん。
膝から下の動きとかも格好良い。
あまりにも一つ一つの動作が格好良いから、
逆に私は不自然さを抱くのかもしれない。
動作だけじゃない、歌も演技も、隙なく作りこまれている、完璧に。

2幕冒頭、ソルさんの芝居を見たとき、それを強く感じた。
ソルさんの男役には、リアリティがある。生々しかった。
あさこさんの男役には、リアリティはない。
でも、その代わりに綺麗で格好良い夢が見れるのかな。

まだまだ瀬奈じゅんを見るたびに、色々考えてしまうと思う。

話は、人生と人生の交差、渦、その渦に飲み込まれる男の話。
って感じで、そこそこ面白かった。
もっともっとドラマチックにもできそうな気がしたけど。
時代、関わる人・・・色んな糸が絡まっていく様子を見つめる作品。

全組まんべんなく見たいし、リュウ様、一色氏も出るし・・・
そんな感じで観劇決定。あいあいもジャッキーで株上昇中。

いや~組長とガチャが並んでのダンスシーンがあるとか、ドキっとしちゃったよ。
二人とも大活躍じゃん。
ってか、あんなに格好良い組長が居て良いの!?!?

長い白のストール首からヒラヒラさせて、踊る組長から目が離せない。
こんな構図、他の組では考えられない!!
ハッチさん、ナガさん、じゅんこさん、すっしーだよ!?
ナガさん以外だったら、場合によっちゃ~いけるかもしれないけど、
あそこまでマフィアボスがさまになって、センターでダンスシーン一場面もらえる組長は、
月組の越乃リュウだけでしょう。
リアリティを求めるなら、花組・夏美ようも大アリだけど。
格好良かったー格好良かったー
フェルッティってこんな感じかもー

一色さんは、最近毎回月組見るたびに探して、気にしてしまう好きな人。
今回、期待通りですよ。
一体何役やってるんだよ、この人は。
まずはデイジーの父親?
その後マフィアのチンピラでイッちゃった人をギラっと演じてたかと思ったら、
ゴルフコンペで眼鏡かけて、すっとぼけた味を出してらして、
んで、次は良く見たらトレンチコート着て、警官?演じてた。
そしてまた父親に戻って~・・・みたいなことしてましたよね?
ちゃんとキャラ違ってるから。上手いんだよ、一色瑠加。
だから、面白い。

驚いたのが華央あみりかな。
こんなおっさんが育っていたのか、月組で。
驚いたよ、ビックリ仰天だよ。
リアル三十代後半男子。
一人だけソルさんとの絡みが、ぎりぎりバランス取れるかな?っていう。
良いおっさんだー。
美しいおっさんもできたら、更に戦力になるなーあちょう。
あみりなんて、名前は凄く可愛らしい響きをしているのに、リアル男子。

もりえはこういう嫌な役もそつなくこなすね。
自分の元から離れてみて、初めて妻に固執し独占欲をみせる。
いやらしい独占欲をほのかに感じさせつつ(もっと強く出ても良いのかも?だけど)、
でも上流階級で育ってきた品の良さもあるし。
もりえ=浮気ってイコールで結べなさそうで、案外結べた。

その浮気相手の、憧花ゆりのちゃん(だよね?)上手いわー。
ダル湖でも良かった記憶が。
化粧もばっちり美からははずしていて、はすっぱな感じを。
悲劇の引き金を引く女。

その夫のソルーナさん。
あぁ、貴重だ。なんて貴重な人なの。
立っているだけなのに伝わってくる憎しみ、狂気。
2幕始まって、しばらく瀬奈さん出てこないもんだから、
新しい芝居始まっちゃったんじゃないかと思ったw
なんだか、あまりにもテイストが違ったもんだから。

ソルーナさんたち夫婦にもドラマがあって、
ギャツビーとデイジーの間にもドラマがある。
至る所にドラマがあって、そのドラマ一つ一つが歯車になって回り始める。
淡くて純粋な恋が、悲劇に向って進んでいく。

その悲劇を一身に背負う、瀬奈じゅんの後姿に、
色んな事を感じた『グレート・ギャツビー』でした。
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